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神社の植物観察会&生物多様性ワークショップ実施報告

ページID:0013123 更新日:2015年3月30日更新 印刷ページ表示

西条市地域連携保全活動計画策定事業                                                   神社の植物観察会&生物多様性ワークショップ実施報告

ワークショップの目的

 神社の社叢林は、全くの人の手が入っていないわけではありませんが、比較的原生の森林が残っています。実際に現場でその多様性を実感してもらう目的で、植物観察会を行いました。その後のワークショップでは、西条市内の社叢林の調査からわかったことを発表していただき、また、社叢林の土壌を少し持ち帰り、その中にいる生物を観察しました。その他には、講師の先生が用意して下さった葉っぱを手掛かりに、参加者が検索図を用いて植物の名前を当てる作業を行いました。こういった観察会やワークショップを通して、生物多様性の重要性についての理解を深めることを目的としました。
 今回のワークショップでは、松山東雲短期大学の松井宏光名誉教授に講師および全体の進行を依頼し、また、愛媛大学の井上幹夫准教授、特定非営利活動法人西条自然学校の今川義康氏にも講師として参加していただきました。

開催内容

 日  時 平成26年11月12日(水曜日) 13時~16時
 場  所 伊曽乃神社および大町公民館
 参加者 18名(大人16名、中学生1名、小学生1名)

概要 

<当日の流れ>
12時45分 受け付け開始(伊曽乃神社 駐車場)

13時00分 開始
    西条市地域連携保全活動計画について、講師紹介(西条市環境衛生副課長)
    神社の植物観察会の全体的な流れ説明(東雲短期大学 松井氏)

13時10分 神社の植物観察会
   (1) 境内の植栽樹木の解説
    (クスノキ、ナギ、イヌマキ、オガタマノキ、タチバナ等)
   (2) 森を林縁から観察する
    (ア)森の中の明るさは
    (イ)森の中に入ると気温はどう変化する?
   (3) 森の中で観察する 
    (ア)森林の階層構造と森の構成種
    (ウ)森の土壌と落葉 ※土壌と葉の採取

14時00分 神社の植物観察会 終了
   ワークショップ大町公民館へ移動

14時25分 ワークショップ開始
   (1) 西条市の社叢林 
   (2) 森林土壌を調べる
   (3) 葉っぱで名前を探す(検索図使用)

15時50分 総評、コメント

16時00分 終了

社叢林で観察した植物

イチョウ科

イチョウ

クスノキ科

クスノキ

マキ科

イヌマキ、ナギ

マツ科

クロマツ、アカマツ

ミカン科

タチバナ

バラ科

サクラ

ツバキ科

ヤブツバキ、サカキ

キョウチクトウ科

テイカカズラ

ヤマモモ科

ヤマモモ

モチノキ科

ナナメノキ

ハイノキ科

ミミズバイ

ニレ科

ムク

社叢林の内外の明るさおよび気温

 

社叢林の外

社叢林の内

明るさ(lx ルクス)

16,000

260

気温(℃)

18.5

16.0

ワークショップの様子

伊曽乃神社の木を観察しています      伊曽乃神社の中を歩いて植物観察しています   

社叢林の土壌を観察をしています   大町公民館でのワークショップ 

土壌生物の観察   葉っぱから植物名を調べています

     

     


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