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令和元年度西条市版SIB 成果目標達成のご報告
地域内外の皆様からの温かいご出資、応援により、カフェ「くらしとごはんリクル」(西条市今在家354−10)がジャム開発プロジェクトを進めた、令和元年度の西条市版SIB。
3月に外部評価委員の会議により成果の評価が行われ、採択時に定めた成果目標の達成が承認されました。(これにより、市から交付金を交付し、ご出資いただいた方に出資金元本と利息が分配されます。)
プロジェクト内容
くらしとごはんリクルが、希少で純粋な丹原産はちみつと西条でとれる四季折々の果物を使用したジャムを開発し、販売します。
新鮮で美味しい規格外の果物を活用し、ジャムを通して西条市のPR、販売先に困る農家への貢献、地域での雇用創出を目指します。
▼プロジェクト詳細はこちら
https://www.en-try.jp/funds/66
▼事業期間内で到達すべきと設定した成果目標
(目標1)開発したジャムを300個製造し販売を開始する
⇒事業期間内に開発し販売スタート出来ました。
西条で採れる季節の果物を銅鍋でコトコト煮込み、丹原産のはちみつの風味もしっかりと生きている絶妙な味わいに仕上がりました。
また、早速出資者の方がご自身の結婚式のプチギフトに採用してくれることもありました。
(目標2)2名の新規雇用をする
⇒地元の方を3名雇用しています。ジャム作りの作業だけでなくメニュー開発などにも参加され、お店をみんなで盛り上げることが出来ました。
また、店主ご夫妻だけの時は出張することが出来ませんでしたが、スタッフがいてくれることで、出張しテストマーケティングを行うことも出来ました。
(目標3)お店に来る方を対象に試食品の提供とアンケートを実施し結果を開発に活かす
⇒くらしとごはんリクルのことを知らない方にフラットな目で評価してもらおうと、敢えて、外に出て東京でテストマーケティング、アンケートを取りました。商品の魅力の伝え方など、今後の課題も見つかり、いただいたご意見を開発に活かすことが出来ました。
(目標4)取り組みや自らの想いを伝える機会として、地域でのイベントへの出店を5回行う
⇒地域でのイベントに出店したことで、地元高校生との連携や新たな創作へのアイデアが生まれたり、地元産果物でジャムを作っていることが地域に伝わり、「自分が作った果物もジャムにして欲しい」と声を掛けてくれる農家さんが現れたり、という成果にもつながりました。地域のつながりを自ら作ったことで新たな展開が生まれ、「地域と共に成長していきたい」というくらしとごはんリクルが目指す今後の事業にもつながっています。
また、SIBの実施を通して、地域の方や出資者がお店に来て、取組の進捗状況などについて声を掛けてくれるようになりました。
こうした交流もあり、「この商品をどうすればもっと地域に根差した商品にできるか」「どうすれば地域と共に成長していけるか」ということを真剣に考えられています。
このことは、商品を持ち帰る袋として新聞紙で作る袋を作るワークショップを、近隣にお住まいの方にも声を掛けて自主企画・開催されたことにも表れています。
地域の方に、こうした手仕事を通して、収入を得ることで生きがいをもってもらえればと企画中で、「自分達だけ」でなく「地域のみんなで」良くなる取組にしようとされています。
今後は、開発したジャムの販売はもちろん、くらしとごはんリクルが「地域の知られざる良いもの」を、つなげ、伝えていくような存在として活躍することが期待されます。
成果報告会
このプロジェクトの成果報告会について、新型コロナウイルスの状況により3月から延期しておりましたが、6月11日に開催します。ぜひお気軽にご参加ください!
▼成果報告会の詳細はこちら
https://www.city.saijo.ehime.jp/soshiki/chiikishinko/sib020611.html
くらしとごはんリクルのFacebook
現在、くらしとごはんリクルはテイクアウトの販売のみとしていますが、6月より店内飲食を再開予定です。
最新の情報は、くらしとごはんリクルのFacebookをご覧ください。
https://www.facebook.com/kurashi.gohan.likkle/