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四国鉄道文化館 南館開館記念シンポジウムを開催しました
四国鉄道文化館 南館
開館記念シンポジウムを開催しました
平成26年7月20日、四国鉄道文化館南館がオープンするにあたり、その記念事業として、「新幹線の生みの親」である第4代国鉄総裁として活躍した十河信二先生の功績を顕彰するシンポジウムおよび鉄道関連展示を西条国際ホテルで開催しました。
四国鉄道文化館南館 | 館内の様子 |
シンポジウム 【全体テーマ】「十河信二さんと四国の鉄道と観光」
基調講演「十河国鉄総裁の瀬戸内観光構想 ~瀬戸内海と地中海~」
講演者:原 朗氏(東京大学名誉教授)
東京大学・原朗名誉教授から「十河国鉄総裁の瀬戸内観光構想 ~瀬戸内海と地中海~」と題し て、十河先生が東海道新幹線構想とともに、瀬戸内海を日本の観光の中心にしたいという構想を持っていたことを紹介し、また、瀬戸内海と四国の産業・観光・交通に関し、講演をしていただきま した。
パネルディスカッション 「四国鉄道文化館とその可能性を語る」
コーディネーター:加藤 新一氏(鉄道史研究家/十河文書研究会)
パネリスト:泉 雅文氏(四国旅客鉄道株式会社 代表取締役社長)
つだ ゆみ氏(「十河信二伝」著者/漫画家)
平井 誠氏(愛媛県歴史文化博物館 主任学芸員)
青野 勝(西条市長)
今後の四国鉄道文化館のあり方について、パネルディスカッションを行い、四国鉄道文化館を拠点とした観光振興や地域活性化などについて話し合われました。
鉄道関連展示
日本ナショナルトラストの理事を務められ、四国鉄道文化館の建設に尽力していただいた増田浩三氏(故人)の親族の方に遺贈していただいた鉄道関連の資料や模型などを会場入口付近に展示しました。