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水道料金改定にご協力ください
西条市の水利用の現状
西条市の安全でおいしい水を未来へつなぐため、「西条市水道事業経営戦略」を作りました。
水道事業は、水道使用者のみなさんが支払っている水道料金と借金で運営しています。
老朽化する水道施設の更新、借金の返済のために水道料金の値上げが必要です。
第一弾は、市内の料金を令和4年度に統一することを目指しています。
これからも市が安全でおいしい水を将来にわたり、みなさんにお届けしていくため、ご協力をお願いします。
・西条市水道事業経営戦略(概要版) [PDFファイル/699KB]
西条市の水利用の現状
1.水を使う人の数
人口減少に伴い、水を使う人数がだんだん減っています。
2.使う水の量
水を使う人数が減っているため、使う水の量も減っています。
3.収益の推移
使う水の量が減ると、収益(水道料金の収入)も減ります。
西条市では、この6年間で2回の値上げを行ったため、今のところ収益は減っていません。
4.経営状況
2回の値上げにより経営状況は良好です。
しかし、西条市は、収益に対する借金の割合が、同じ規模の団体平均と比べると約2倍もあります。
供給の現状
施設とエリア
市内に主な水道施設は、28か所の配水池、22か所の水源地、12か所のポンプ場があり、広い範囲にあります。
水源地はすべて市内にあり、塩素処理等を行ったあと、みなさんにお届けしています。
水を汲み上げる水源地(左)と水をみなさんのところに送る配水池(右)です。新・旧さまざまな施設があります。
施設等の維持(古さ)
水道管などの水道施設は、だんだん古くなっていきます。
古くなった施設は、修理して寿命を延ばしたり、新しいものに取り替える必要があります。
※H13(2000年)ごろは、東予・丹原地区で水をお届けする範囲を広げる工事を集中的に行いました。
修理や新しいものに取り替えるためのコストがこれから増える見込みです。
水道料金の現状
市内で統一されていません
将来について
人口・需要・収益は減っていきます
人口減少に伴い、水を使う人数・使う水の量・収益は減っていきます。
収支は赤字に陥る見込みです
収益が減っていき、施設の更新などにかかるコストが増えていくため、水道料金を改定しなければ、16年後(令和18年度)に赤字になる見込みです。
このままだと・・・
効率化・健全化に向けて
今後の取組み
定期的な値上げが必要です
今後も水道事業は、水道料金による収入と借金をしながら運営していきます。
そして、安全でおいしい水を未来につないでいくために、第一弾として、令和4年度の料金統一を目指します。
その後も、継続的に水道料金の値上げを行う必要があります。
値上げの目安は、「4年ごとに5%程度」です。(※)
※実際の値上げの時期や値上げ幅は、これからの経営状況などを分析し、学識経験者などの委員をメンバーとする「西条市使用料等審議会」で、幅広く意見を聴き、審議した後に決まります。
その結果、10年後(令和12年度)に、収益に対する借金の割合を表す数値を699.79%→445%に改善し、将来世代への負担を減らします!