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防火衣のデザインを一新しました
防火衣のデザインを一新しました
令和2年度より、当消防本部では防火衣の仕様を変更し、デザインを一新しました。
新しい防火衣の変更ポイント
1 防火衣の色とヘルメットの色を変更(上衣は赤色、ヘルメットはガンメタルグレーに)
〇防火衣
ゴールドから県内の消防本部では初となる赤色を基調としたデザインへ変更しました。
〇ヘルメット
銀色から精悍(せいかん)さが際立つガンメタルグレーに変更しました。
〇反射材
夜間等における隊員の安全を確保するため、上衣の反射材の位置を空気呼吸器等を背負ったときでも視認しやすい背中の両側へ変更しました。
2 防火衣の仕様を変更(上衣はショート丈、ズボンはハイウエストに)
〇上衣
ショート丈に変更し、確保ロープ用のスリットや資機材着装用のモールを設けました。
〇ズボン
ハイウエストに変更し、墜落制止用器具を腰部で着装できるようにしました。
〇効果
墜落制止用器具を正しい位置に装着することが可能となり安全性の向上が図れます。
上衣内に空気層を確保することで、火災現場における熱傷リスクを抑制するとともに、熱中症対策としての効果が期待されます。
3 防火長靴の材質を変更(ゴム製から革製へ)
〇材質
ゴム製から革製へ材質を変更しました。
〇効果
軽量化が可能となり、隊員の負担軽減が見込まれます。
材質が安定しており経年劣化がしにくく、ひび割れ等の発生がありません。
熱や切創、摩擦に強く、活動時における隊員の安全性の向上が図れます。
新防火衣は、今後段階的に隊員への配備を進めることとなりますが、新たな防火衣の導入により、火災などの災害時における隊員の安全を確保するとともに、隊員の士気高揚と活動能力の向上を図り、市民が安全で安心して暮らすことができるよう、これからもより一層努めて参ります。