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田野(田野の未来を描く会)

ページID:0007308 更新日:2024年3月11日更新 印刷ページ表示

田野地区の概要

 田野の地名の由来については、明確ではありませんが、地区が道前平野の中央にあり土地が肥え、農作物がよくできる田野(でんや)であったからではないかと考えられています。  
 寛政3年(1791年)に水不足を補うために築造された兼久の大池は、道前平野第一の大池であり、現在は面河ダムの調整池として使用されています。また、歴史文化の面では、綾延(あやのべ)神社の殿中奴(でんちゅうやっこ)が有名で、これは市の無形民俗文化財に登録されている松下流殿中奴です。

出典:丹原町誌

マップ

令和6年1月末 現在   
地区名 田野(たの)
人口 1,896人
世帯数 887世帯
自治会数 5
地域自治組織

地域自治組織「田野の未来を描く会」の設立

 田野地区は、令和2年8月に検討組織「田野の未来を描く会」を発足し、「より住みやすく、より明るく豊かな田野」を目指し、誰もがみんな「田野に住んでみたい」、「田野に住んで良かった」、「田野に住み続けたい」と心から思える地域の実現に向けて、田野の未来を描くとともに、地域課題の解決に向けて必要なことを検討してきました。
 そして、これまで続けてきた話し合いや取組を今後も継続的に続けていくため、より多くの団体や地域の方の参加のもと地域自治組織を設立しました。組織の名前は、愛着のある「田野の未来を描く会」を引き継ぐことにしました。
 令和6年3月3日に約350名の来場者のもと開催した地域自治組織「田野の未来を描く会」の設立総会では、田野の魅力が感じられる様々な催しが行われ、会場は終始温かい雰囲気に包まれました。

設立総会1 設立総会2

 これからも「笑顔咲く みんなで作る 楽しい田野」の実現に向けて、地域ぐるみで地域づくりに取り組んでいきます。

設立総会3 設立総会4

西条市と田野の未来を描く会がパートナーシップ協定を締結

 令和6年3月3日、西条市と田野の未来を描く会が対等なパートナーとして、地域自治の実現と協働によるまちづくりを推進することを目的に、パートナーシップ協定を締結しました。
 調印式には、みきゃん、ダークみきゃん、たのっしー(田野小学校のキャラクター)がお祝いに駆けつけました。

【協定名】
 地域自治組織の実現および協働によるまちづくりパートナーシップ協定

調印式1 パートナーシップ協定2

田野の地域づくりのあゆみ

 令和元年度に開催されたタウンミーティングで「これからの地域づくり」、「子どもたちが夢を持てる地域・まちづくり」をテーマとし話し合いを行ったことをきっかけに、地域の課題について話し合う場づくりを行っていくことになりました。令和元年12月の「地域づくり講演会」をはじめ、「地域住民による座談会」、「地域住民へのアンケート調査」などを実施し、令和2年8月にこれからの田野を描いていくための検討組織「田野の未来を描く会(以下、描く会)」を発足し、月に1回のペースで話し合いを行っています。​

座談会
​令和元年12月9日開催「第1回 地域づくり講演会」の様子
​約130名が田野小学校に集まり、少子高齢化・人口減少時代の地域づくりを考えました。

これまでの取組み(沿革)
沿革
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主な取組

これから必要な取り組みの検討(地域未来ビジョンの作成)

 「どのような田野にしたいか」、「現在どのような活動が行われているか」、「今後どのような活動が必要か」、「描く会で何ができるか」等をテーマに話し合いを重ね、地域課題の解決に向けた具体策を検討し、田野の将来像を描いた地域未来ビジョン案を作成しました。

ビジョン作成 ビジョンの作成

キャッチフレーズを投票で決定

 地域未来ビジョンの最上位に位置付けるキャッチフレーズ(合言葉)を決めるため、小・中学生、高校生、小学校PTA、保育所保護者から案を募集しました。寄せられた97案の中から、5つに候補を絞り、投票を行いました(投票周知チラシ )。回覧板等を活用し、子どもから大人まで988票の投票がありました。その結果、高校生が考案した「笑顔咲く みんなで作る 楽しい田野」に決まり、地域未来ビジョンが完成しました。

集計結果
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ビジョン
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課題解決に向けた取組み

 1 既存事業の見直し

 盆踊り大会

 話し合いの中で出た「交流が少ない」「中・高校生が楽しめるイベントがない」などの意見を踏まえ、既存事業の「盆踊り大会」の見直しに取り組みました。現状把握、目的の明確化を通じて「盆踊り」のテーマ・コンセプトを再設定し、実現に向け出店・飲食やイベント的な要素の充実が図られるよう具体的に内容を検討しました。検討結果を提言書にまとめ「盆踊り大会実行委員会」に提案しました。しかし、惜しくもコロナ禍で盆踊りは延期に。
 令和5年8月、コロナ禍を乗り越え4年ぶりに盆踊りが開催されました。来場者の皆さんにキャッチフレーズの入ったオリジナルうちわを配り、描く会のPRを行いました。

盆踊り1 盆踊り2

文化祭

 地域未来ビジョンに掲げた地域の理想の姿の1つ「伝統や文化が未来へ継承されていく田野」の実現に向け、コロナ禍で2年間開催されていない文化祭をどのようにすれば開催できるか、基本的な対策や各催し物の対策を考えるとともに、魅力ある文化祭にすることを目標に次のテーマを設定し、検討しました。検討結果を提言書にまとめ「文化祭実行委員会」に提案しました。

 検討テーマ
 「コロナ禍で「みんなが楽しめる文化祭」を開催するには」

文化祭1 文化祭2

第38回田野地区文化祭開催結果(田野公民館だより 令和5年3月号)

2 安心・安全マップの作成

 「登下校の際、防犯灯がなく暗い場所がある」という高校生の声を受け、安心・安全の確保に向け、防犯灯の位置をまとめたマップ、田野小学校PTAと一緒に危険箇所やまもるくんの家などの位置をまとめたマップを作成しました。

安心・安全マップ1 安心・安全マップ
                   (↑マップをクリック、タップすると拡大します)

部落長・井戸端会議

 田野地区の暮らしを支えている部落を対象に、部落運営で工夫していることや困りごとなどについて互いに話し合える場として「部落長・井戸端会議」を開催しました。
 15の部落から29名参加のもと、6グループに分かれ、「地域の暮らし」「部落運営の課題は?」などのテーマで意見交換が行われました。「役員の成り手不足」「役が多すぎる」などの意見があり、また、「各部落でやり方が違っていて参考になった」などの感想が寄せられました。

部落長井戸端会議1 部落長井戸端会議2

資料

田野地域づくり通信

たの

田野地域づくり通信 第1号(令和2年7月発行) [PDFファイル/760KB]

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