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プレスリリース:本市における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認について(令和6年12月10日8時00分現在)
概要
令和6年12月10日(火曜日)、市内養鶏所において、家畜伝染病である高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されました。
農場の概要
- 農場所在 愛媛県西条市
- 飼養形態 採卵鶏 約15万羽 鶏舎7棟
(関連農場 採卵鶏 約8.6万羽 鶏舎5棟)
※移動制限区域となる周辺3キロメートルの農場の飼養羽数(発生農場、関連農場除く)1戸・約11万羽
経緯
- 令和6年12月9日(月曜日)10時40分、東予家畜保健衛生所(以下「家保」といいます)に、西条市の採卵鶏農場から、7棟中1棟で異常家きん(7羽死亡、1羽沈うつ)の通報。
- 家保は、農場管理者に対し、全ての家きんの移動自粛や農場の出入口の制限など、緊急的な措置について指導し、家保職員2名(家畜防疫員2名)を現地に派遣。
- 同日12時00分、家畜防疫員が当該農場に立ち入ったところ、死亡鶏8羽を確認。簡易検査では、死亡鶏8羽中6羽、生鶏2羽中1羽の合計10羽中7羽で陽性と判明。
- 家畜病性鑑定所で精密検査(遺伝子検査)を実施したところ、令和6年12月10日(火曜日)6時00分に高病原性鳥インフルエンザの陽性が判明。
今後の対応
疑似患畜を受け、以下の方針に基づき、愛媛県と緊密な連携を図りつつ、初動防疫を実施。
- 「高病原性鳥インフルエンザ及び低病原性鳥インフルエンザに関する特定家畜伝染病防疫指針」(令和2年7月1日農林水産大臣公表)に基づき、本日からの当該農場の飼養家きんのと殺及び焼却、移動制限区域の設定等の必要な防疫措置を準備中。
- 移動制限区域内の農場について、速やかに発生状況確認検査を実施予定。
- 感染拡大防止のため、発生農場周辺の消毒を強化し、主要道に消毒ポイントを設置および畜産関係車両の消毒を開始に向けて準備中。
その他
- 我が国の現状において、鶏肉や鶏卵等を食べることにより、ヒトが鳥インフルエンザウイルスに感染する可能性はないと考えております。
- 現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれがあること、農家の方のプライバシーを侵害しかねないことから、厳に慎むようお願いします。特に、ヘリコプターやドローンを使用しての取材は防疫作業の妨げとなるため、厳に慎むようお願いします。
- 今後とも、家畜防疫を所管する県と連携し、本件に関する情報提供に努めてまいりますので、生産者等の関係者や消費者が根拠のない噂などにより混乱することがないよう、ご協力をお願いします。
関連情報(リンク先)
お問い合わせ先
西条市農林水産部 農水振興課 農業振興係
担当者:渡邊、日野、寺田
電話:0897-56-5151(内線2621) 直通:0897-52-1216