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ジャンボタニシ(正式名称:スクミリンゴガイ)の被害を防ぎましょう
ジャンボタニシは、農作物や生態系に被害を与える外来種です
当初は食用目的で輸入されましたが、野生化したジャンボタニシは増加の一途をたどり、水稲などの農作物への食害が問題になっています。
ジャンボタニシの特徴
・南アメリカ原産
・成貝の大きさは5~8cm
・長い触角がある
・野外での寿命は約3年
・雑食性(特に田植え後の苗など軟らかい葉を好む)
・卵の色はピンク色で、1つの卵塊200~300の卵が入っている。
・産卵頻度は3~4日に一度、約10日でふ化する。
防除対策
・卵は水中ではふ化することができませんので、水路で卵塊を見つけた場合はゴム手袋等を使用して搔き落としてください。
・寒さに弱いので、冬場にトラクターで耕起を行うことで、貝を破砕するとともに、冷気にさらし死滅させることができます。
※ジャンボタニシの卵には、人にも感染する寄生虫がいる可能性があるので、卵を絶対に素手で触らないでください。もし触ってしまった場合はすぐに手を充分に洗ってください。
ジャンボタニシ(正式名称:スクミリンゴガイ)
ジャンボタニシの卵