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Xin chào❣【NHIのLOVE SAIJO Style No. 6】初めての日本のいちご狩り体験
「国際交流員NHI(ニー)の「LOVE SAIJO Style」へようこそ!
※ベトナムから来た3代目 国際交流員・NHIが西条で体験し、発見したことなどを通して、母国のことをご紹介するページです。
ひのいちご園のいちご狩りに行きました❣
先日、ひのいちご園のいちご狩りにグループ15名ぐらいで行きました。こんなにたくさんいちごがあるハウスは初めて見たので、非常に楽しかったです。なぜなら、果物の中で私の一番好きな果物は、いちごだからです。5年前にベトナムでいちご狩りに行ってから、日本でもいちご狩りに行けることを楽しみにしていました。今回、市民の皆さんにご紹介したいと思いますので、ぜひご覧ください。
〈私たちが採ったいちご〉
ベトナムのいちご栽培
インターネットで日本のいちご狩り情報を検索すると、日本全国のいちご園がたくさん出てきましたが、ベトナムは少ないようです。なぜかというと、ベトナムのいちごが採れる有名な場所と言えば、2つしかありません。それは、「ダラット」と「モクチヤウ」です。旅行に行くついでにいちご狩りに行くことはよくありますが、いちご狩りのためだけに、長距離バスや飛行機に乗って、いちご狩りに行くのは珍しいです。
ダラットは、ベトナム中南部にあり、ホーチミンから約300キロ離れたラムドン省の省都です。一年の平均気温は20℃前後で、涼しいので、いちごを育てるには理想的な場所です。
モクチヤウはベトナムの北部、ハノイ近くのソンラー省にあります。モクチヤウは、ベトナム西北地方のダラットと呼ばれていますので、モクチヤウもいちご栽培で有名な場所です。
モクチヤウよりダラットのいちご園の方が、有名かもしれません。
〈ダラット〉 〈モクチヤウ〉
〈ダラットのいちご園の様子〉
いちごの収穫時期
日本では9~10月に植え付け、翌年5~6月に収穫するのが一般ですが、ベトナムでは、だいたい8~9月に植え付けをします。なので、11月から日本のように翌年4~5月までが収穫時期です。
〈※ ベトナムの品種もありますが、日本や韓国、アメリカなど海外のいちごの苗を植え付けています。〉
両国のいちご狩りの違い
日本では入園料を払い、閉園時間まで一日中食べ放題を体験できます。しかし、ベトナムのいちご狩りは、食べ放題ではなく、食べたい分のいちごを採り、会計してから食べます。日本のように食べ放題ではないので、ほとんどのベトナムのいちご園は入園無料です。
〈ダラットでのいちご狩り〉
ベトナムのいちごの値段
いちごの品種によって、値段は異なりますが、一番安いのは1キロ600円ぐらいです。そして、日本のものよりベトナムのいちごのサイズは小さいので、サイズが大きければ大きいほど高いです。そして、海外からの苗で植え付けたいちごの値段も高そうです。
いちごと塩の味
日本では、イチゴに塩をつけて食べることはありませんが、ベトナムではイチゴに塩をつけて食べます。なぜかというとベトナムのいちごは、しょっぱいのと、ベトナムで果物を食べる時には、よく塩をつけて食べる習慣があるからと思います。イチゴにつける塩は、白い塩ではなくて、エビから作られた塩です。なので、しょっぱい味だけではなくて、酸っぱい、辛い、甘い味もします。非常に美味しいので、皆さんも是非ベトナムのエビ塩をつけて召し上がってみてください。
ベトナムの二つの有名な塩は、「Muối hảo hảo(ムォイ・ハオ・ハオ)」と「 Muối Tây Ninh(ムォイ・タイ・ニン)」だと言われています。「 Muối Tây Ninh(ムォイ・タイ・ニン)」は、「Muối hảo hảo(ムォイ・ハオ・ハオ)」より辛いので、召し上がる機会があれば、ご注意ください。
〈Muối hảo hảo(ムォイ・ハオ・ハオ)〉 〈 Muối Tây Ninh(ムォイ・タイ・ニン)〉
いちご園にはいちご狩り以外に何がありますか。
前回、ひのいちご園で体験した時には、いちご狩り以外にいちごソフトクリームといちご大福が売られていました。ベトナムでは、そのような商品はありません。ベトナムのいちご園では、いちごジャム、いちごシロップ、乾燥いちごや、いちご園のある場所の産品などが売られています。夏になると、いちごシロップと少しの氷を水に入れます。非常に美味しいドリンクになりますので、是非是非召し上がってみてください❣