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セルフメディケーションを実践してみませんか?
セルフメディケーションとは
セルフメディケーションとは、『自分自身の健康に責任を持ち、軽度な体の不調は自分で手当てすること』と世界保健機関(WHO)は定義しています。
平均寿命が長くなっている現代において、健康的な毎日を送るために、一人ひとりが自らの意思で積極的に健康づくりに取り組むセルフメディケーションが注目されています。
セルフメディケーションの効果
- 健康管理の習慣が身につく
- 医療や薬の知識が身につく
- 医療機関を受診する手間と時間が除かれる
- 通院が減ることで国民医療費の増加を抑える
自分にできるセルフメディケーションは?
自分の体の状態を正しく知りましょう
・まず、自分の健康に関心を持つ
体重、血圧、体温などを測りましょう。毎日チェックすることで、体調の変化にも気づきやすくなります。
・特定健診やがん検診を受ける
がん、心疾患、脳卒中などの生活習慣病は自覚症状なく進行している場合があります。定期的に健診を受けて体の状態をチェックすることが大切です。
・市販薬を上手に使う
市販薬(OTC医薬品※)を活用することで、風邪などの軽度な体の不調は自分で手当てすることができます。
※OTC医薬品…医師に処方してもらう「医療用医薬品」ではなく、薬局やドラッグストアなどで処方せんなしで購入できる医薬品のこと。
自分の生活習慣を見直してみましょう
・自分の健康状態に応じてセルフケアを実践する
日々の食事、運動、休養、喫煙などが生活習慣病の発症や進行に大きくかかわる要因となります。健康に気を使った生活習慣を身につけましょう。
具体的には…?
・減塩を意識した調理
・1日10分程度の運動を毎日おこなう
・禁煙をする
・お酒はほどほどに(週2回は休肝日を)
セルフメディケーション税制
セルフメディケーション税制は、医療費控除の特例として、健康の維持増進および疾病の予防への取り組みを行う個人が、対象のOTC医薬品を購入した際に、その購入費用について所得控除を受けることができるものです。
詳細は、こちらをご覧ください。
厚生労働省「セルフメディケーション税制」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000124853.html