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東日本大震災の被災地・福島県相馬市の防災備蓄倉庫「相馬兵糧蔵(ひょうろうぐら)」が落成しました
東日本大震災の被災地・福島県相馬市の防災備蓄倉庫「相馬兵糧蔵(ひょうろうぐら)」が落成しました
西条市が災害時応援協定を結んでいる相馬市の防災備蓄倉庫が完成し、平成25年8月25日に落成式が執り行われました。
防災備蓄倉庫は毛布、水や米など(約1万人分を3日分)を備蓄しているほか、同じ敷地内には殉職された消防団員の功績や、津波の被害を後世に伝える碑文を記した顕彰碑も建立されています。
落成式に出席した楠學市議会議長ら当市関係者に対して、相馬市の立谷秀清市長は「西条市の備蓄倉庫がここにあると思っていただいてよい。我々の被災経験を活かしていただきたい」との力強い言葉を寄せてくださいました。
震災直後から当市は、相馬市への物資提供や職員派遣(8月末日現在2名派遣中)の支援に取り組んでいますが、災害時の相互応援だけでなく相馬市の経験に学び、当市の防災・減災対策に活かしてまいります。
ここに改めて、東日本大震災被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。
相馬市防災備蓄倉庫「相馬兵糧蔵」の概要
- 所在地 相馬市坪田字宮東25番
- 敷地面積 3,873.00平方メートル
- 倉庫建築延べ床面積 1,064.90平方メートル
- 鉄骨造2階建(会議室、電動式移動ラック倉庫、低温管理米貯蔵庫、消防団本部、非常用発電機)
- 緊急離発着ヘリポート、防災行政無線屋外子局を併設
主な備蓄品
- 毛布 7,250枚
- 飲料水(2リットルペットボトル入り) 30,000本
- 缶入りパン 10,000個
- 副食 20,000食
- 簡易組立トイレ 12台
- 石油ストーブ 50台
- 炊飯器 40台
- 冷蔵庫 44台
- 扇風機 1,360台
- こたつ 648台
![]() 相馬市防災備蓄倉庫「相馬兵糧蔵」 | ![]() 殉職された消防団員の顕彰碑 |
倉庫の内部
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