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雪害に注意しましょう
雪害に注意しましょう
本市ではこの時期、山間部だけでなく、平野部にも降雪があることがあります。全国では除雪作業中の事故等も含め毎年数十名(多い年には100名以上)が雪害で亡くなっています。
本市では雪害による死者は発生していませんが、夜間や早朝に特に気を付けていただきたいことをご紹介します。
車を運転する際の注意
降雪時、降雪後には路面の凍結や視程障害(吹雪等による視界不良)による事故に注意が必要です。
【こんなときは路面の凍結に注意!】
- 降雪が1cm以上あり、雪が降った後早い時期(おおよそ24時間以内)
- アイスバーン(氷のようになった路面)に注意!
- 冷え込む夜間や朝方や日陰などは、凍っているように見えなくてもブラックアイスバーンに注意!
【こんなところでは路面の凍結に注意!】
- 信号交差点
車が発進や停止を繰り返すことによって、路面が非常に滑りやすくなることがあります。 - 橋梁(橋げた)
ほかの路面が凍っていなくても橋の上だけは凍結していることがあります。 - トンネルなどの出入口
日陰になることが多く、局所的に路面が凍結している場合があります。
【視界の悪い時に注意!】
空気中に浮遊物があると、私たちの目に届く光の量が少なくなり、周りの景色が見えづらくなります。 これを視程障害といいます。また、地吹雪などで視界が真っ白になり、他に何も見えない状態になること(ホワイトアウト)もあり、冬の道路では、実際の視程よりかなり悪く感じることがありますので注意が必要です。
雪道での車の事故に遭わないためには ~雪道での運転のポイント~
【凍結路面での運転のポイント】
- 坂道走行
あらかじめ適切なギヤにシフトダウンし、アクセルを一定にしましょう。急ブレーキやシフトダウンは尻振りやスピンを招きます。(下り坂はエンジンブレーキを効かせましょう) - カーブ走行
カーブ手前で十分に減速してから進入し、カーブ中は控えめな速度を一定に保ち走行しましょう。 - ブレーキング
急ブレーキをかけるとタイヤがロックしてグリップを失い止まれません。ブレーキは普段より手前からソフトにじわっと踏んで止めましょう。
徒歩での注意
歩行者の雪道事故はどのような時に発生するのか
~歩行時の転倒にも注意!滑りやすい場所を知りましょう~
冬期間は豪雪地帯に限らず、雪が少ない地域でも、積雪・凍結を原因とする転倒災害が多く発生しています。
転倒災害件数は、降雪量にほぼ比例しており、例年1~3月に集中して発生しています。事故が多く発生している滑りやすい場所を確認しておきましょう。
- 横断歩道の白線の上
乾いているように見えても薄い氷膜ができて、滑りやすくなっている場合があります。 - 車の出入りのある歩道(駐車場の出入口、ガソリンスタンドなど)
出入りする車のタイヤで路面上の氷が磨かれ、非常に滑りやすくなっている場合があります。 - バスやタクシーの乗り場
踏み固められて滑りやすくなっている場合があります。また、歩道と車道との段差にも注意。 - 坂道
上りよりも下るときの方が滑って転びやすく危険です。下るときは特に注意しましょう。
雪道を安全に歩くポイント
~転びにくい上手な歩き方を知りましょう!~
- 小さな歩幅で歩きましょう
歩幅を小さくし、そろそろと歩く「ペンギン歩き」が基本です。 - 靴の裏全体を路面に付けて歩きましょう
体の重心をやや前におき、できるだけ靴の裏全体を路面につける気持ちで歩きましょう。
また、履物は靴底が滑りにくいものを選びましょう。(摩擦係数の高いゴム長靴等) - その他
転んだときために、帽子や手袋をするなど、身に着ける物の工夫も安全対策の一つです。
両手をポケットに入れて歩いたり、飲酒時もバランス感覚が鈍り危険です。また、屋根の上の雪や氷が落ちてくることがありますので、屋根にも目を配り歩きましょう。特に、暖かい日は要注意。
ビニールハウス等の対策
・ハウスを事前に点検・補修をしておきましょう。
・安全に除雪ができるよう、ヘルメットや滑りにくい靴などを用意しておきましょう。
・冬期に栽培の予定が無ければ、天井のビニールを外しておくようにしておきましょう。 ハウスの土壌への降雨や積雪は、次回の栽培準備の遅延の原因にもなるため、外したビニー ル等でハウス内の地面を覆い、水分が浸み込まないようにしておきましょう。
・ 冬期に栽培予定があれば、雪が滑落しやすくするために寒冷紗でこする等、ビニールを 洗浄しておきましょう。
・降雪時の見回りや除雪作業は安全のため複数人で行うようにしましょう。
※このページは首相官邸のホームページ等を参考に作成しております。