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平成16年台風21号災害記録写真展

ページID:0030828 更新日:2016年10月7日更新 印刷ページ表示

平成16年台風21号災害記録写真展を実施しました

 平成26年8月1日から9月30日までの2カ月間、西条図書館と各総合支所で平成16年台風21号災害記録写真展を開催しました。西条図書館では、来場者の方々にアンケートにご協力いただきました。アンケートで寄せられた自由意見(76件※)を抜粋して紹介します。
※公開をご承諾いただいたご意見を原文のまま紹介しています。

写真展の様子 
写真展の様子(西条図書館)

10歳未満の方からのご意見

  • こんな出来事があるなんて知りませんでした。これは、平成16年(台風21号)ががけくずれや家をなくしたり、大切な家族を亡くしてしまうなんてかなしいです。このビデオや新聞やしゃしんを見ておどろきました。このしんさいがないことをいのっています。

10代の方々からのご意見

  • どんな災害だったのかよくわかった。(西条地区)
  • うちもいま、雨がふるととなりの山がくずれそうでこわいです。
    まだ自分のしらないことがたくさんあった。妹が「テレビで見たつなみみたい。」といっていました。(飯岡地区)
  • ぼくの友達の家も水浸しだったときいたのですごくこわいと思った。家がすごいことにならないように対策をしておきたい。(飯岡地区)

飯岡地区(早川)の被災状況 飯岡地区(早川)の被災状況

  • 小さい時は水といえば楽しいという思いが強かった。でも年を重ねていく中で水はいろいろな表現をし、人々におそいかかるとわかった。僕も2004年の台風ではマンションの駐車場がしんすいするなどの経験をした。
    大人は子どもをまもるためにも水のこわさをしっかり理解して生活をしていきたい。普段生活をしていると水かさが少しふえただけでも見に行ってしまう自分に一瞬こわくなったりもした。水は人々をうるおすだけでなく人々をおそう時もあるので注意していきたいです。(新居浜市)

大町小学校のみなさんのご意見

  • 私が生まれる前でお母さんがすごいたい風だったといっていました。
    私が5年生になったらいく「石づちふれあいの里」もぐちゃぐちゃになっているのがこわかったです。家や山がぐちゃぐちゃでどこになにがあるか分からなかったし、こんな所もやばいことが分かりました。

ふれあいの里の被災状況 ふれあいの里の被災状況

  • 水害を体験していないから本当のおそろしさがよくわからないけど、本当に大変なことなんだなとあらためてわかりました!この前おこった広島のさいがいがニュースでしていたときに私は「ふ~ん…」と見てたけど広島市の人はすごく大変だったんだなとおもうと、あの時の自分が「さいていだな。」と感じました!ぼうさいグッズをあつめて、もしものときにそなえて、用意しておくことが大切なことだと思いました!
  • 平成16年の土砂災害がここまでひどいものとは思いもしなかった。死者も出て、とても恐ろしく感じた。まだ2歳だったときにこのような災害があったことをとてもよく知ることができた。
  • わたしは防災リーダーです。いろいろ体験したけどひどいひがいだと思いました。

加茂地区(河ヶ平)の被災状況 加茂地区(河ヶ平)の被災状況

20代の方からのご意見

  • もう少し災害前の写真を使い災害があった場所などわかりやすくしてほしいです。
    東日本の震災で西条でも防災訓練をしましたが、水害と震災では勝手が違うと思いました。今までは、自分自身水害の被害はありませんが、防災訓練の大切さを再認識することができました。(神戸地区)

30代の方からのご意見

  • テレビで他県をよく見るが、この西条市でもこういう事があった事実を伝えていかなければいけないと思う。また、防災対策も同時にしていかなければ同じことを繰り返すと思う。(神拝地区)

40代の方からのご意見

  • あらためて、豪雨災害の恐怖を思い知らされました。西条市は、水資源に恵まれ、大規模な災害もあまり起こらないおだやかな住みよい場所ですが、このような水害もまねきやすい場所でもあることを市民も知っておかなければならないと思いました。
    南海トラフ巨大地震に対してもしっかり防災、減災対策をとっていただき、災害に強い西条市にしていただきたいと願っております。(壬生川地区)

50代の方々からのご意見

  • 平成16年のこの台風の日は松山から小松町に引っ越してから約半年でした。
    松山に住んでいたころから勤めていた東温市の職場へいつも通り出勤。台風のため雨がどんどんひどくなり職場の人たちも心配してくれたので早めに退社。国道11号線で帰宅途中、道は川のようになり帰るに帰れない状況に!困り果て、途中のお店で待機させてもらいました。その時は、そのお店も台風のことで大変な状態なのに快く受け入れてくれ、おまけに、お店の人が私の家の近くまで行くからと車で送ってくれました。
    家で2人の娘だけでいたのでそのことも心配だったのですが、親切な方たちに本当に感謝でいっぱいでした。(大町地区)

国道11号(小松町大頭)被災状況 国道11号(小松町大頭)被災状況

  • 飯岡山口地区にあった町内の友人の実家が被災して、青年団総出で片付けに行ったことを思い出した。人間の力は小さく限られたものだと感じた。大規模な災害に直面した時、助け合いや譲り合いの気持ちだけではどうにもならないと感じた。(神拝地区)

飯岡地区(山口)の被災状況 飯岡地区(山口)の被災状況

60代の方からのご意見

  • あのような災害があったにもかかわらず避難場所がいまだにかわらない。川には常に砂があり、あきらかに川底があがっているにも関わらず数回石をのけただけで、不安はその後も消えない。ちゃんと対策をとってほしい。(玉津地区)
     
  • 平成16年の台風で家の前の川があふれ床下浸水になり、もうあと10分雨が降り続くと床上へ水が来るところだった。下水もあふれ汚水が流れ出し大変だった。水はあっという間に来るので恐ろしかった。(大町地区)

    玉津地区(玉津橋)の被災状況 玉津地区(飯積橋)の被災状況

    おわりに

     台風21号災害発災時には、まだ生まれていなかった方々をはじめ、この災害を経験された方々などさまざまな世代の方々がご来場くださり、貴重な経験談やご意見をお寄せくださいました。
     アンケートへのご協力、ありがとうございました。ご紹介したもの以外にも、たくさんのご意見、ご感想をいただきました。こうした災害の記憶や教訓を私たちはしっかりと受け止め、日頃の災害の備えに活かしていきましょう。


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