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新潟市と危機発生時相互応援協定を締結しました
危機発生時における相互応援に関する協定
災害等の発生に備え、新潟市と西条市が相互応援協定を締結することになり、平成27年6月13日に新潟市で締結式が行われました。
新潟市と西条市との交流は、平成20年度の「千の風になって」のまちづくりでの相互協力を契機に始まりました。以来、同じゆかりの地である北海道七飯町とともに、千の風サミットや三都市競演フェスティバルの開催、千の風モニュメントの設置など、全国に向けた新たなまちの魅力の共同発信に取り組んでいます。
今回の協定締結は、そうした取り組みの中で培った両市間のつながりを、防災・減災の分野にも広げて、交流・連携をさらに深めていこうとの思いから実現しました。
協定では、主に地震や風水害などの危機が発生し、被災地独自では十分な応急措置ができないときに、人員派遣や資機材提供のほか、被災者の一時受入れ施設の提供、被災した行政機能の補完などの応援を行うことを定めています。
締結式は、新潟市内の商店街で開催された「ふるまち防災フェスタ」の特設ステージで実施。新潟市の篠田昭市長をはじめ、西条市から青野市長と一色市議会議長が出席しました。
篠田市長は「今回の協定でしっかりと絆が結ばれた。災害時にはお互いが助け合い、役割を果たすことが重要だという精神を、両市民が共有できれば」とあいさつ。
青野市長は「新潟市に蓄積された防災ノウハウを学ばせていただくとともに、もしものときには西条市としても力の限り支援したい」と応じ、多くの来場者の前で互いに固い握手を交わして協力を誓い合いました。
締結式で握手をする両市長