本文
福島県相馬市と「災害時相互応援協定」を締結
災害時等における相互応援に関する協定
西条市では、東日本大震災の教訓から、同時に大規模な災害に遭う恐れの少ない遠隔地との協力関係が必要であるとの認識のもと、広域的な災害被害が発生した場合に備えた「相互応援協定」の締結に向けた協議を、同震災の発生直後から物資の送付や職員派遣等による支援活動を通じて交流のある福島県相馬市と進めてきました。
そうした協議が整った平成24年5月19日、相馬市の立谷秀清市長、佐藤満市議会議長らを総合文化会館に迎え、「災害時等における相互応援に関する協定」締結式を執り行いました。
締結式では、両市長から「協定締結が実現したのは、相馬市の被災体験を両市民が共有し、今後のお互いの防災まちづくりや、相互の応援体制を敷くことが有意義であるとの思いが一致したことであり、これを機の一層の交流を深め、さらなる友好関係を築いていきたい」とのあいさつがありました。
具体的な協定の内容としては、地震などの災害が発生した場合に、食料・飲料水・生活必需品・車両などの提供や、職員の派遣、被災者の受け入れなど、応急対策を相互に行うというものです。
今回の協定の締結により、災害発生時における市民の皆さんのより一層の安心につなげてまいります。