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西条市と愛媛大学が協定を締結 ―内科救急医療の充実へ
西条市と愛媛大学は、平成28年3月29日に、「地域消化器免疫医療学講座の設置についての協定」を締結しました。この講座は、西条市からの寄附により設置され、市立周桑病院内のサテライトセンターを通して、西条市のニーズに即した診療・消化器免疫領域に関する教育研究活動、その研究成果の普及を行うことを目的としています。
現在、診療科の偏在や医師不足が原因で、西条市の救急医療体制は、危機的な状況にありますが、講座の開設に伴い、愛媛大学医学部による診療支援が周桑病院で実施されることから、地域医療診療体制の維持や、市内のバランスのとれた内科救急医療の充実が図られることが期待されています。
愛媛大学大橋学長と青野市長