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スマートシティ西条の構築に取り組んでいます (平成30年度事業内容)
ICT(情報通信技術)を活用し、地域の誰もがつながり、安全・安心に、豊かで快適な生活を送ることのできるまちづくりをすすめ、そのメリットをすべての市民が享受できる「スマートシティ西条」の構築を目指します。
平成30年度は、本市が先行する教育分野のICT活用に加えて、市民の健康づくり、子育て支援、高齢者福祉などの分野で、次のようなICTを活用したトライアル事業や関連事業に取り組んでいます。
1 健やかに生き生きと暮らせる福祉のまちづくり
(1) 健康づくりの推進
ア わくわく健康ポイント事業
担当:子ども健康部 健康医療推進課
活動量計やスマートフォンアプリを活用し、ウォーキングや健康セミナーへの参加、健康診断受診等により商品券等と交換可能なポイントを付くみすることで、市民の健康意識や運動継続意欲の向上を図り、生活の質(QOL)改善と健康寿命の延伸を目指します」。
事業概要 | 活動量等に応じたポイント付与、保健センター・公民館等での健康状態チェック、健康セミナーの開催等 |
対 象 | 満30歳以上の市民(平成30年度300人) |
実証期間 | 平成30年度~32年度 |
イ 成人健康診査予約システム導入事業
担当:子ども健康部 健康医療推進課
成人健康診査予約システムを導入し、健康診査やがん検診等の予約を、これまでの電話予約および窓口予約に加え、新たにWeb上で予約申し込みができるようにする。
(2)子育て環境の充実
ア 子育てモバイルサービス事業
担当:子ども健康部 子育て支援課
スマートフォンやタブレットで利用可能な子育てモバイルサービスを導入し、妊婦や子育て中の保護者に向けた情報発信、予防接種や健診等のスケジュール機能等、きめ細かなサービスを手軽に入手できる仕組みを構築し、子育てにかかる不安や負担を解消する。
搭載機能 | 予防接種スケジューラー、乳幼児健診等スケジューラー、行政情報提供、施設検索、メール配信、電子母子手帳、双方向掲示板 |
実証期間 | 平成30年度~令和2年度 |
(3)福祉の充実(高齢者福祉)
ア コミュニケーション・ロボットを活用したゆるやかな高齢者への見守り支援事業
担当:福祉部 包括支援課
急速に進む高齢化社会において、高齢者と家族のつながりを支援するため、高齢者と市外・県外在住の家族とのコミュニケーション・ツールとして、ロボットをインターフェースとした、ゆるやかな高齢者への見守りシステムを構築する。
事業内容 | 高齢者と家族間での伝言・写真等の送受信、コミュニケーション・ロボットから高齢者への声掛け等 |
設置台数 | 10台 |
実証期間 | 平成30年度 |
イ スマートフォンを活用したゆるやかな高齢者への見守り支援事業
担当:福祉部 包括支援課
小型タグを身につけた高齢者が、見守りアプリをインストールしたスマートフォンを持つ地域住民や受信装置を設置したスポットに近づくことで、高齢者の位置情報を自動的に把握できるシステムを構築し、認知症や高齢者の外出時の安全・安心を確保する。
受信装置設置箇所 | 東予西、河北中学校区内の公共施設等 |
対象者数 | 10名程度 |
実証期間 | 平成30年度 |
(4)福祉の充実(地域福祉)
ア 障がい者支援事業(心身障害者福祉費)~手話通訳支援用タブレットの設置~
担当:福祉部 社会福祉課
窓口サービスにおける聴覚障がい者等との円滑なコミュニケーションを図るために、遠隔手話が可能なタブレット端末を本庁と各総合支所に導入する。窓口での困りごとを解消し、障がい者や高齢者に配慮した行政サービスに努める。
導入場所 | 本庁社会福祉課 1台、各総合支所市民福祉課 1台 |
対象 | 市内の聴覚障がい者約460名 |
内容 | 本庁社会福祉課の手話通訳者(1名)が対応 |
豊かな心を育む教育文化のまちづくり
(1)学校教育の充実
ア ICTを活用したスマートスクール実証事業
担当:教育委員会指導部 学校教育課
文部科学省および総務省のモデル事業として、AI等を活用した個々の児童・生徒に応じた適切な学習指導、学校データの可視化による効果的な学級・学校経営、テレワークによる教職員の負担軽減等、次世代型学校支援モデルの構築を目指す。
事業内容 | タブレットの導入、学習系・校務系アプリケーションの利活用、ICT教育指導員の設置 |
事業年度 |
平成29年度~平成31年度 |
モデル校 | 神戸小学校、壬生川小学校、西条東中学校 |