ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 議会事務局 > 議事課 > 平成16年 第2回 12月定例会第1号

本文

平成16年 第2回 12月定例会第1号

ページID:0000533 更新日:2015年1月15日更新 印刷ページ表示
会議録ページでの単語や文字列の検索方法
Webページで単語や文字列の検索は、『InternetExplorer』もしくは『NetScape』を利用している場合に、Windowsパソコンでは、キー[Ctrl]を押したままで[F]を押します。
Macintoshの場合[Command]+[F]で可能です。

平成16年 第2回 12月定例会

第1日目 平成16年12月14日(火曜日)

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

議事日程第1号 午前10時開会

日程第1

 会議録署名議員の指名について

日程第2

 会期の決定について

日程第3

 議案第6号 平成16年度西条市一般会計予算について

 議案第7号 平成16年度西条市国民健康保険特別会計予算について

 議案第8号 平成16年度西条市老人保健特別会計予算について

 議案第9号 平成16年度西条市介護保険特別会計予算について

 議案第10号 平成16年度西条市簡易水道特別会計予算について

 議案第11号 平成16年度西条市公共下水道事業特別会計予算について

 議案第12号 平成16年度西条市小規模下水道事業特別会計予算について

 議案第13号 平成16年度西条市港湾上屋事業特別会計予算について

 議案第14号 平成16年度西条市ひうち地域振興整備事業特別会計予算について

 議案第15号 平成16年度西条市土地開発事業特別会計予算について

 議案第16号 平成16年度西条市小松地域交流事業特別会計予算について

 議案第17号 平成16年度西条市本谷温泉事業特別会計予算について

 議案第18号 平成16年度西条市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について

 議案第19号 平成16年度西条市畑地かん水事業特別会計予算について

 議案第20号 平成16年度西条市庄内財産区特別会計予算について

 議案第21号 平成16年度西条市壬生川財産区特別会計予算について

 議案第22号 平成16年度西条市水道事業会計予算について

 議案第23号 平成16年度西条市病院事業会計予算について

 (提案説明)

日程第4

 議案第24号 愛媛県市町村交通災害共済組合を組織する地方公共団体の数の減少について

 議案第25号 愛媛県市町村交通災害共済組合からの構成団体の脱退に伴う財産処分について

 議案第26号 愛媛県市町村交通災害共済組合を組織する地方公共団体の数の増加について

 議案第27号 愛媛県市町村交通災害共済組合規約の変更について

 議案第28号 愛媛県消防団員等災害補償退職報償金組合を組織する地方公共団体の数の減少について

 議案第29号 愛媛県消防団員等災害補償退職報償金組合からの構成団体の脱退に伴う財産処分について

 議案第30号 愛媛県消防団員等災害補償退職報償金組合を組織する地方公共団体の数の増加について

 議案第31号 愛媛県消防団員等災害補償退職報償金組合の規約の変更について

 (提案説明・質疑・討論・表決)

 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 

本日の会議に付した事件

日程第1~日程第4

日程追加

 議員提出議案第5号 行政改革調査特別委員会の設置について

 議員提出議案 第6号 臨海地域振興整備特別委員会の設置について

 議員提出議案第7号 新図書館建設調査特別委員会の設置について

       特別委員会委員の選任について

 議案提出議案第8号 平成17年度地方交付税所総額確保に関する意見書について

 議員提出議案第9号 北朝鮮による日本人拉致事件の完全解決を求める意見書について

 議案第32号 助役の任命について

 議案第33号 収入役の任命について

 (以上日程第4の次)

 (提案説明・質疑・討論・表決) 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

出席議員 (78名)

  1 番 斎藤宣昭君

  2 番 一色輝雄君

  3 番 坪井 剛君

  4 番 西坂 寿君

  5 番 児玉千春君

  6 番 今井廣一君

  7 番 伊藤 学君

  8 君 小西 勝君

  9 番 伊藤新平君

 10 番 黒河 諄君

 11 番 大澤忠正君

 12 番 近藤達也君

 13 番 池内由紀子君

 14 番 岡村重治君

 15 番 越智俊幸君

 16 番 西坂 信君

 17 番 安藤雅康君

 18 番 今井直行君

 19 番 楠  学君

 20 番 臼坂 均君

 21 番 能智正雄君

 22 番 佐伯武廣君

 23 番 神野利克君

 24 番 持主真知子君

 25 番 徳増稚養一君

 26 番 今井光夫君

 27 番 越智 豊君

 28 番 小池新三郎君

 29 番 山之内 弘君

 30 番 一色達夫君

 31 番 大西晃二君

 32 番 森 達正君

 33 番 藤田節雄君

 34 番 森川輝久君

 35 番 曽我幸広君

 36 番 久門貞雄君

 37 番 槙 満津子君

 38 番 堀江幸二君

 39 番 岩城博年君

 40 番 日和佐 直君

 41 番 黒河紘一郎君

 42 番 清水正英君

 43 番 高橋和寿君

 44 番 佐伯 匡君

 45 番 高橋信雄君

 46 番 戸田 進君

 47 番 本藤重一君

 48 番 武田 功君

 49 番 青野久美君

 50 番 近藤昌幸君

 51 番 徳永 求君

 52 番 工藤安男君

 53 番 越野正美君

 54 番 石橋重義君

 55 番 渡辺勝司君

 56 番 月岡 博君

 57 番 伊藤孝司君

 58 番 青木五十司 君

 59 番 一色伸二君

 60 番 稲井昭一君

 61 番 高橋貞雄君

 62 番 徳永英光君

 63 番 岡田 初君

 64 番 高田正敏君

 65 番 玉井三山君

 66 番 松木達雄君

 67 番 金子清一君

 68 番 郡 隆一君

 69 番 茎田元近君

 70 番 越智宏司君

 71 番 真鍋 勇君

 72 番 井上豊実君

 73 番 高橋寛一君

 74 番 藤井清孝君

 75 番 佐伯 出君

 76 番 高橋 司君

 77 番 岡本千代一 君

 78 番 青野貴司君

 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 

欠席議員 (なし)

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

出席理事者 (20名)

市長 伊藤宏太郎君

収入役職務代理者 村松 忍君

総務部 長田中 明君

財務部長 四之宮孝司君

保健福祉部長 藤田義規君

生活環境部長 明日昭歓君

企画経済部長 真鍋和年君

農林水産部長 横江光雄君

建設部長 浅木 求君

上下水道部長 藤岡芳秀君

総務課長 倉田早苗君

消防長 戸田誠二郎君

周桑病院事務局長 藤原謙治君

教育委員長 矢野琴邦君

教育長 安永 壽君

管理部長 飯尾 正君

指導部長 菊池篤志君

選挙管理委員会委員長 宮下憲三君

西条地区農業委員会会長 越智壽昭君

東予周桑地区農業委員会会長 北須賀隆雄君

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

出席事務局職員 (7名)

局長 真鍋廣行君

庶務課長 伊藤健一君

議事課長 西川英男君

議事係長 森徳廉尚君

主査 坂本 真君

主査 藤岡 務君

主任 岩崎晃彦君

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

本文

 

午前10時00分開会

 

○議会事務局長 (真鍋廣行君)  ご起立を願います。 一同礼。 ご着席ください。

 

○議長 (伊藤孝司君)  これより、 平成16年第2回西条市議会12月定例会を開会いたします。

 市長から招集のあいさつがあります。

 伊藤市長。

 

○市長 (伊藤宏太郎君)  (登壇)  皆さん、 おはようございます。

 本日、 ここに平成16年第2回西条市議会12月定例会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましては、 師走を迎え、 何かとご多忙中のなかご参集いただきました。 まことにありがとうございます。

 本定例会の提出案件は、 先にお送りをさせていただきました議案26件、 本日追加させていただきます議案2件の28件となっております。また、 台風21号などの災害復旧事業予算につきまして、 予算編成が整いましたならば、 今議会中に追加提案をさせていただきたいと考えておりますので、 よろしくお願いを申し上げます。

 さて、 本定例会は、 私にとりまして新生西条市の市長に就任後初めての議会と相なります。 そこで、 これから皆さんがたとともに西条市発展の礎を築いていくにあたりまして、お許しをいだたきまして一言ごあいさつを申し上げたいと、 このように存じます。

 このたび私は、 市民の皆様からの温かいご理解、 そしてご支援、 さらには厳粛な付託、 これを賜り、 初代市長として市政執行の役目を担うこととなりました。重く受け止めております。

 かつて9年近くにわたり旧西條市政の運営を担当させていただいた経験はございますものの、 それを生かしつつも心機一転、初心に立ち返り、 市民の皆様のご期待に応えるべく、 粉骨砕身の決意をもって新しい西条市の発展に全力を傾注してまいる所存であります。

 どうか議員各位におかれましても、 それぞれの旧市町におきまして住民を代表する議会人として活躍された、 その豊かな経験と見識をもって、今後とも格別のご指導とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 あわせて新生西条市議会の大いなるご活躍を期待いたします。

 さて、 既にご案内のとおり、 去る11月1日に歴史的な2市2町の合併によりまして、県下屈指の市域面積と人口規模を有する拠点都市にふさわしい実力を備えた新しい西条市が誕生したわけであります。 その面積や人口もさることながら、 5,846億を超える四国随一の製造品出荷額、生産量日本一のあたご柿や裸麦、 春の七草、 また県下一を誇る大豆、 ホウレンソウ、 イチゴ、 メロンなどの農産物や、 約5,400ヘクタールの経営耕地など、 重厚な農工業基盤をもあわせ持つこととなりました。まさしく私たちは、 2市2町の総合力を結集することにより、 名実共に四国最大級の産業都市の出現を目の当たりにすることとなったわけであります。

 その一方で、 新市を取り巻く時代の潮流に目を転じますとき、 地方分権の推進を目指した、 いわゆる三位一体改革の進展に伴い、地方自治体に対しては都市間競争は必至となります。 そして、 自立と自活、 この精神のもとに自己責任と自己決定の原則に立った地域づくりが強く求められることと相なりました。

 さらに、 この圏域におきましても、 少子高齢社会への対応や地域経済の再生、 大規模災害に備えた危機管理体制の構築など、取り組むべき課題が山積を見ております。

 このような現実を直視しますとき、 新市の前途は決して平坦とは申せませんが、 加茂川、 中山川からもたらされる恵まれたこの水資源、西日本最高峰の石鎚、 あるいは河原津海岸等に代表される豊かな自然環境、 また由緒ある歴史文化など、 この西条市には、 都市の元気の源が地域潜在力といたしても随所に秘められておるところであります。そして、 一日も早い地域住民の融和と一体感の醸成をもって、 それらの新たな総合力を最大限に発揮することにより、 環瀬戸内圏域に大きな存在感を示す元気都市、 さらには、道州制を見据えた拠点都市への発展の道を切り開くことは十分に可能であると、 強く確信をいたしております。

 そうしたふるさとの繁栄を願う気持ちを議員各位と共有しながら、 元気あふれる人づくりと新市の活力を生み出す仕組みづくりに明確な地域戦略をもって積極的に取り組んでまいりたいと、このように考えます。

 さらに、 市民と肌で触れ合える垣根のない普段着の市政、 これを政治信条といたしまして、 議員各位をはじめ市民の皆様と一致団結をもって、人が集い、 まちが輝く快適環境実感都市、 この実現にまい進いたす所存であります。

 以上、 開会にあたりましての私のごあいさつといたします。 ありがとうございました。

 

○議長 (伊藤孝司君)  次に、 11月臨時会以降の諸般の報告は、 お手元配布のとおりでありますのでご了承願います。

 

○議長 (伊藤孝司君)  これより、 本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、 お手元配布のとおりでありますのでご了承願います。

 

○議長 (伊藤孝司君)  日程第1、 会議録署名議員の指名を行います。

 本日の会議録署名議員に、 3番 坪井 剛君、 4番 西坂 寿君の両君を指名いたします。

 

○議長 (伊藤孝司君)  次に、 日程第2、 会議の決定についてを議題といたします。

 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、 本日から平成17年1月24日までの42日間にいたしたいと思います。

 これに賛成の諸君の起立を求めます。

 

【賛成者起立】

 

○議長 (伊藤孝司君)  起立多数であります。 よって、 会期は42日間と決定しました。

 会期中の行事予定につきましては、 お手元配布の予定表のとおりでありますので、 ご了承願います。

 なお、 今会議中、 市職員及び報道関係者による議場の撮影を許可いたしておりますので、 ご了承願います。

 

○議長 (伊藤孝司君)  次に、 議案質疑及び一般質問について申し上げます。

 今定例会は、 議案質疑と一般質問はあわせて行うものとし、 12月20日から22日までの3日間において行うことに予定しております。

 発言通告をされるかたは、 明日、 12月15日水曜日の正午までに発言通告書を提出願います。

 なお、 通告事項は、 具体的に、 項目別にご記入を願います。

 

○議長 (伊藤孝司君)  次、 日程第3、 議案第6号 平成16年度西条市一般会計予算についてから、議案第23号 平成16年度西条市病院事業会計予算についてまでの計18件を一括議題といたします。

 以上18件につきましては、 本日は提案説明の聴取のみにとどめますから、 ご了承願います。

 それでは、 順次、 提案理由の説明を求めます。

 伊藤市長。

 

○市長 (伊藤宏太郎君)  (登壇)  議案第6号 平成16年度西条市一般会計予算から、 議案第23号 平成16年度西条市病院事業会計予算まで、 計18件の予算につきまして、提案の説明を申し上げます。

 初めに、 これら18件の予算編成を行うにあたっての基本方針でございますが、 旧2市2町及び一部事務組合等の平成16年度予算は、それぞれに議会の議決をいただき成立したものであることから、 新市における予算は、 合併後においても盛り込まれている事務事業を承継し、 適正に執行するための予算とすることを基本事項として編成を行ったものでございます。

 具体的には、 旧市町等の予算現額のうち、 合併日の前日までに収入及び支出されなかった執行残額を基本額とし、 これに合併協議などの事務事業の調整による増加経費や新市発足に伴い必要となる経費などを追加したものが、今回の予算となっております。

 したがいまして、 予算の内容は、 旧市町等で実施中の事務事業にかかる経費が大部分となっておりますが、 合併時から実施することとした各種市民サービス施策の拡大等に要する経費や市民の融和・一体感の促進を図る経費なども、あわせて計上いたしております。

 また、 この予算の期間は、 合併日の平成16年11月1日から17年3月31日までの5か月間における歳入歳出や債務負担などの額となっております。

 なお、 11月16日の臨時会においてご承認をいただきました、 平成16年度西条市一般会計暫定予算ほか17件の各会計暫定予算の内容は、今回の予算に包括されており、 暫定予算に基づく支出行為等は、 すべてこの予算に吸収されることになります。

 それでは、 一般会計予算の概要につきまして、 ご説明を申し上げます。

 一般会計予算額は、 256億8,830万4,000円といたしておりまして、 その性質別分析では、消費的経費が124億7,381万4,000円、 投資的経費が60億6,245万9,000円、 公債費が40億3,843万9,000円、 繰出金が22億2,411万3,000円となっております。

 一般会計の主な事業でございますが、 合併時から実施いたします市民サービスを拡大する各種の事業として、 まず、 高齢者福祉施策では、タクシー利用助成やシルバーカー購入助成のほか、 公衆浴場無料開放事業や在宅寝たきり高齢者等生活用品給付事業などについて、 対象者や利用回数等を拡大することといたしております。

 また、 障害者福祉施策では、 重度心身障害者の医療費助成やタクシー利用助成、 在宅寝たきり等心身障害者介護手当等の支給対象の拡大などを行うこととしております。

 その他、 乳幼児医療費の助成では、 市単独事業として、 3歳児の外来医療費についても助成対象とすることとしております。

 次に、 合併を記念し、 市民の融和・一体感の促進を図る事業といたしまして、 石鎚ピクニック園地とスキー場を開催場所として、冬の観光イベントを実施するほか、 新市における新産業・新規事業の創出と経済の活性化を促進するため、 「知の創造による地域経済活性化シンポジウム」 を開催することとしております。

 次に、 旧市町の事業を継続して実施する主な事業でございますが、 産業振興では、 東予園芸農業協同組合が実施するリースハウスの建設に対して助成する経営構造対策事業や農業の生産基盤を整備し、農業・農村の活性化を推進する中山間地域総合整備事業のほか、 河原津漁港整備事業として、 物揚場の改修事業などに要する経費を計上しております。

 都市基盤の整備では、 小松中央公園の自然生態園の整備や、 東予運動公園のテニスコート新設などのほか、 丹原高知線や古川樋之口線等の主要道路の整備に要する経費などを計上しております。

 教育施設の整備では、 児童数の増加に対応するための神拝小学校校舎及び給食室整備事業や老朽化に伴う小松中学校体育館の建設事業のほか、旧西條市市民センターを市庁舎別館として使用するため、 移転することとなった西条公民館の建設事業費などを計上しております。

 以上が、 一般会計の歳出の主なものとなっております。

 なお、 歳入歳出予算のほか、 継続費や債務負担行為、 地方債の設定などにつきましても、 ご提案申し上げておりますので、よろしくご審議賜りたいと存じます。

 続きまして、 国民健康保険特別会計から壬生川財産区特別会計まで、 15件の特別会計でございますが、あわせて199億5,268万8,000円の予算額といたしております。

 また、 水道事業会計でございますが、 収益的収支では、 収益的収入を2億9,003万8,000円、収益的支出を3億6,421万4,000円とし、 資本的収支では、 資本的収入を2億5,379万4,000円、 資本的支出を5億3,438万円といたしております。

 最後に、 病院事業会計でございます。 収益的収支では、 収入及び支出とも19億1,970万4,000円とし、資本的収支では、 資本的収入を8,379万9,000円、 資本的支出を1億3,173万3,000円といたしております。

 以上、 18件の予算につきまして、 提案の説明を申し上げました。

 引き続き、 担当部長から概要、 詳細説明をいたさせますので、 よろしくご審議のほどお願いをいたします。

 なお、 当市に甚大な被害を及ぼしました台風21号などによる、 公共土木施設等の復旧経費についててございます。現在、 国庫補助災害復旧事業にかかる国の査定が行われておりまして、 年内に査定額等がほぼ判明する台風21号被災分までにつきましては、 査定結果に基づき、 また、台風23号被災分につきましては、 所管部署の積算に基づき災害復旧予算を編成し、 補正予算議案として、 今議会中に追加提案をいたしたいと、 このように考えておりますので、よろしくご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 

○議長 (伊藤孝司君)  四之宮財務部長。

 

○財務部長 (四之宮孝司君)  (登壇)  それでは、 平成16年度予算につきまして詳細説明をさせていただきます。

 予算に関する説明書による説明の前に、 お手元に配布いたしております、 平成16年度西条市一般会計・特別会計予算資料につきまして、その概要をご説明申し上げます。

 資料の1ページをお開き願いたいと思います。

 第1表は、 各会計別予算額調でございまして、 一般会計及び特別会計の予算額を一覧表にしたものであります。

 2ページから5ページにつきましては、 一般会計の歳入款別予算額調、 歳出款別予算額調、 節別予算額調、 歳出性質別予算額調でございます。

 資料のほうでございます。 6ページをお開き願います。

 第6表、 一般会計 主な投資的経費調でございますが、 これは、 旧市町別に主な投資的経費を一覧表にしたものでございます。内容につきましては、 この後の歳出予算の説明と一部重複いたしますので、 ここでは省略させていただきます。

 それでは、 平成16年度西条市一般会計予算書及び予算に関する説明書によりまして、ご説明を申し上げます。

 これの1ページをお開き願います。

 第1条は、 歳入歳出予算の総額を256億8,830万4,000円と定めるものでございます。

 同条第2項以降、 第4条までにつきましては、 次ページ以降でご説明させていただきます。

 第5条では、 一時借入金の借入最高額を70億円と定めまして、 第6条では、 各項の経費の金額を流用できる場合を定めております。

 2ページをお開き願います。

 第1表、 歳入歳出予算でございます。

 まず、 歳入の主なものにつきましてご説明を申し上げます。

 1款市税33億5,989万円につきましては、 市民税、 固定資産税、 市たばこ税などでございます。

 2款地方譲与税3億9,092万2,000円につきましては、 所得譲与税、 自動車重量譲与税などでございます。

 6款地方消費税交付金は、 3億1,036万6,000円でございます。

 9款地方交付税は、 普通交付税と特別交付税あわせて29億9,665万5,000円でございます。

 11款分担金及び負担金5億2,855万1,000円は、 保育所保護者負担金や道前育成園等の施設入所者費用徴収金などでございます。

 13款1項国庫支出金30億4,434万3,000円のうち、 1項国庫負担金は、知的障害者施設訓練等支援費、 私立保育所児童運営費、 児童手当などでございます。

 同じく、 2項国庫補助金は、 東予運動公園建設費、 公営住宅整備事業費、 総合福祉センター周辺整備事業費などでございます。

 14款県支出金21億7,550万8,000円のうち、 1項県負担金は、 国民健康保険基盤安定事業費、私立保育所児童運営費などでございます。

 同じく、 2項県補助金は、 心身障害者医療扶助費、 被災者生活再建緊急支援事業費、 経営構造対策事業費、 中山間地域総合整備事業費などでございます。

 17款繰入金19億7,182万3,000円は、 財政調整基金からの繰入金などでございます。

 18款諸収入36億227万5,000円は、 旧市町歳計剰余金などでございます。

 19款市債67億560万円は、 道路新設改良債、 都市基盤整備事業債、 小中学校建設債、公民館債、 臨時財政対策債、 借換債などでございます。

 続きまして、 4ページをお開き願います。

 歳出ですが、 1款1項議会費2億8,664万9,000円は、 議員報酬などでございます。

 2款1項総務管理費21億3,190万3,000円は、 職員人件費、 職員退職手当組合負担金や電算システム統合委託料等の合併準備事業などでございます。

 3款1項社会福祉費31億4,581万円は、 知的障害者施設支援費、 重度心身障害者医療費助成事業や国民健康保険特別会計等への繰出金などてございます。

 3款2項児童福祉費18億4,215万6,000円は、 私立保育所児童運営事業、児童手当支給事業、 市立保育所管理運営事業などでございます。

 3款4項災害救助費4億6,915万4,000円は、 台風21号災害にかかる各種救助事業や被災者生活再建緊急支援事業などでございます。

 4款1項保健衛生費6億2,019万円は、 予防事業費、 合併処理浄化槽設置整備事業などでございます。

 4款2項清掃費9億5,932万7,000円は、 ごみ収集運搬事業や台風21号災害によるごみ・土砂等の処理事業費、道前クリーンセンター管理運営事業などでございます。

 4款4項病院費1億9,845万7,000円は、 病院事業会計補助金でございます。

 5款1項労働諸費2億1,016万2,000円は、 勤労者住宅建設資金融資制度預託金などでございます。

 6款1項農業費11億5,621万2,000円は、 経営構造対策事業、 土地改良事業、中山間地域総合整備などでございます。

 6款2項林業費3億2,164万5,000円は、 林業・木材産業構造改革事業や林道開設事業などでございます。

 7款1項商工費5億4,236万9,000円は、 中小企業台風21号災害対策特別融資制度や中小企業振興資金融資制度の預託金などでございます。

 8款2項道路橋りょう費12億7,961万9,000円は、 市単独道路改良事業、丹原高知線道路改良事業、 楠浜北条線道路改良事業などでございます。

 8款5項都市計画費17億2,832万円は、 西条駅前干拓地線改良事業、 公共下水道事業特別会計繰出金、東予運動公園整備事業、 西条駅周辺整備事業などでございます。

 8款6項住宅費3億996万1,000円は、 古川団地2区整備事業などでございます。

 9款1項消防費9億6,624万7,000円は、 職員の人件費、 消防車輌等整備事業や消防緊急通信指令システム統合工事費等の合併準備事業などでございます。

 10款2項小学校費6億3,406万4,000円は、 神拝小学校校舎及び給食室整備事業などでございます。

 10款3項中学校費7億6,805万3,000円は、 西条北中学校東校舎大規模改造事業、小松中学校体育館建設事業などでございます。

 10款5項社会教育費9億9,264万5,000円は、 西条・橘公民館建設事業などでございます。

 10款6項保健体育費4億3,076万7,000円は、 体育施設管理費、 学校給食費などでございます。

 11款災害復旧費4億5,545万円は、 台風21号などで被災した農地農業用施設や公共土木施設などの災害復旧費でございます。

 12款公債費40億3,683万9,000円は、 長期債償還元金及び利子でございます。

 6ページをお開き願います。

 第2表、 継続費でございますが、 古川団地2区整備事業にかかるもので、 経費の総額及び年割額を定めるものでございます。

 7ページの第3表、 債務負担行為でございますが、 旧2市2町で議決をいただいたものを受け継いでおりますが、 今回新たに追加になりましたものは、次の9ページの一番下にあります 「新西条市合併記念イベント委託事業」 で、 期間は平成17年度まで、 限度額は3,000万円とするものでございます。

 10ページをお開き願います。

 第4表、 地方債でございますが、 起債の目的、 限度額及び利率などを定めてございまして、 教育施設整備事業13億9,790万円、 臨時財政対策債18億70万円、 借換債15億810万円など、 あわせて23件、 67億560万円でございます。

 以上が、 平成16年度一般会計予算の概要でございます。

 続きまして、 特別会計の予算についてご説明を申し上げます。

 まず、 平成16年度西条市国民健康保険特別会計予算についてでございますが、 平成16年度西条市特別会計予算書及び予算に関する説明書の1ページをお開き願います。

 第1条は、 歳入歳出予算の総額を、 それぞれ58億7,545万5,000円と定めるものでございます。

 2ページをお開き願います。

 歳入予算では、 国民健康保険税と療養給付費負担金や財政調整交付金などの国庫支出金、 そのほか療養給付費交付金、 一般会計繰入金と諸収入では旧市町歳計剰余金などを計上致しております。

 次のページ、 歳出予算では、 一般及び退職被保険者等療養給付費、 高額療養費などの保険給付費、 老人保健拠出金などを計上いたしております。

 次に、 平成16年度西条市老人保健特別会計予算についてでございますが、 71ページをお開き願います。

 第1条は、 歳入歳出予算の総額を、 それぞれ66億4,143万1,000円と定めるものでございます。

 72ページをお開き願います。

 歳入予算では、 医療費に対する支払基金交付金、 国庫及び県負担金、 一般会計繰入金などを計上いたしております。

 次のページ、 歳出予算では、 老人保健受給者にかかる医療給付費、 医療費支給費などを計上いたしております。

 次に、 平成16年度西条市介護保険特別会計予算についてでございますが、 105ページをお開き願います。

 第1条は、 介護保険事業勘定の歳入歳出予算の総額を、 37億3,371万4,000円、介護サービス事業勘定の歳入歳出予算の総額を2億3,656万6,000円と定めるものでございます。

 第2条、 地方債でございますが、 財政安定化基金借入金について限度額及び利率などを定めるものでございます。

 107ページをお開き願います。

 歳入予算では、 介護保険料、 介護給付費にかかる国庫及び県負担金、 支払基金交付金、 一般会計繰入金などを計上いたしております。

 次のページの歳出予算では、 居宅介護サービス給付費や施設介護サービス給付費等の保険給付費などを計上いたしております。

 111ページをお開き願います。

 介護サービス事業勘定の歳入予算では、 介護報酬等の介護給付費収入などを計上いたしております。

 次のページの歳出予算では、 道前荘における施設介護サービス事業費などを計上いたしております。

 次に、 平成16年度西条市簡易水道事業特別会計予算についてでございますが、 193ページをお開き願います。

 第1条は、 歳入歳出予算の総額を、 それぞれ3億1,103万9,000円と定めるものでございます。

 第2条、 地方債でございますが、 港新地簡易水道配水管整備事業及び中野簡易水道中央監視システム整備事業にかかる限度額、利率などを定めるものでございます。

 第3条では、 各項の経費の金額を流用できる場合を定めております。

 194ページをお開き願います。

 歳入予算では、 水道使用料、 旧市町歳計剰余金ほかの諸収入などを計上いたしております。

 次のページ、 歳出予算では、 簡易水道施設の維持管理に必要な経費及び施設改良に要する経費、 公債費などを計上いたしております。

 次に、 平成16年度西条市公共下水道事業特別会計予算についてでございますが、 243ページをお開き願います。

 第1条は、 歳入歳出予算の総額を、 それぞれ26億8,537万6,000円と定めるものでございます。

 第2条、 債務負担行為についてでございますが、 主なものは、 本河原雨水ポンプ場建設事業で、 期間は平成17年度より平成19年度まで、 限度額16億5,000万円と定めるものでございます。

 第3条、 地方債でございますが、 公共下水道事業債、 資本費平準化債にかかる限度額、 利率などを定めるものでございます。

 第4条では、 各項の経費の金額を流用できる場合を定めております。

 244ページをお開き願います。

 歳入予算では、 下水道使用料、 管渠整備費等にかかる国庫補助金、 一般会計繰入金、 市債などを計上いたしております。

 次のページ、 歳出予算では、 終末処理場管理費、 管渠整備事業、 公債費などを計上いたしております。

 次に、 平成16年度西条市小規模下水道事業特別会計予算についてでございますが、 305ページをお開き願います。

 第1条は、 歳入歳出予算の総額を、 それぞ5,034万4,000円と定めるものでございます。

 第2条、 債務負担行為についてでございますが、 終末処理場において処理することができる地域において、 くみ取り便所を水洗便所に改造する者等に対する利子補給金について期間及び限度額を定めるものでございます。

 306ページをお開き願います。

 歳入予算では、 地域し尿処理施設及び農業集落排水施設にかかる使用料、 一般会計繰入金などを計上いたしております。

 次のページ、 歳出予算では、 地域し尿処理施設及び農業集落排水施設の維持管理に要する経費、 公債費などを計上いたしております。

 次に、 平成16年度西条市港湾上屋事業特別会計予算についてでございますが、 347ページをお開き願います。

 第1条は、 歳入歳出予算の総額を、 それぞれ534万9,000円と定めるものでございます。

 348ページをお開きください。

 歳入予算では、 東予港における上屋施設の使用料などを計上いたしております。

 歳出予算では、 上屋施設の維持管理に要する経費や基金積立金などを計上いたしております。

 次に、 平成16年度西条市ひうち地域振興整備事業特別会計予算についてでございますが、 367ページをお開き願います。

 第1条は、 歳入歳出予算の総額を、 それぞ1億2,962万5,000円と定めるものでございます。

 第2条、 地方債でございますが、 廃棄物処理用地建設事業にかかる一般公共事業債の限度額、 利率などを定めるものでございます。

 368ページをお開き願います。

 歳入予算では、 水道及び下水道使用料、 ひうち緑地等管理基金繰入金、 市債などを計上いたしております。

 次のページ、 歳出予算では、 水道及び下水道施設やひうち緑地等の維持管理に要する経費、 廃棄物処理用地建設事業費負担金などを計上いたしております。

 次に、 平成16年度西条市土地開発事業特別会計予算についてでございますが、 403ページをお開き願います。

 第1条は、 歳入歳出予算の総額を、 それぞれ1,633万5,000円と定めるものでございます。

 404ページをお開き願います。

 歳入予算では、 財産運用収入の土地開発基金利子と一般会計繰入金を計上いたしております。

 次のページ、 歳出予算では、 商店街活性化用地取得事業にかかる長期債償還金などを計上いたしております。

 次に、 平成16年度西条市小松地域交流事業特別会計予算についてでございますが、 421ページをお開き願います。

 第1条は、 歳入歳出予算の総額を、 それぞれ9,215万4,000円と定めるものでございます。

 422ページをお開き願います。

 歳入予算では、 椿交流館使用料や旧市町歳計剰余金等の諸収入などを計上いたしております。

 歳入予算では、 地域交流施設費として、 椿交流館及びハイウェイオアシスの維持管理に要する経費などを計上いたしております。

 次に、 平成16年度西条市本谷温泉事業特別会計予算についてでございますが、 445ページをお開き願います。

 第1条は、 歳入歳出予算の総額を、 それぞれ5,711万9,000円と定めるものでございます。

 446ページをお開き願います。

 歳入予算では、 温泉館使用料、 旧市町歳計剰余金等の諸収入などを計上いたしております。

 次のページ、 歳出予算では、 温泉館の維持管理に要する経費などを計上いたしております。

 次に、 平成16年度西条市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算についてでございますが、 471ページをお開き願います。

 第1条は、 歳入歳出予算の総額を、 それぞれ8,961万9,000円と定めるものでございます。

 472ページをお開き願います。

 歳入予算では、 一般会計繰入金、 貸付金元利収入等の諸収入などを計上いたしております。

 次のページ、 歳出予算では、 公債費や諸支出金として旧東予市、 丹原町の平成16年度決算における一般会計からの繰替流用にかかる返済金などを計上いたしております。

 次に、 平成16年度西条市畑地かん水事業特別会計予算についてでございますが、 497ページをお開き願います。

 第1条は、 歳入歳出予算の総額を、 それぞれ1,905万円と定めるものでございます。

 498ページをお開き願います。

 歳入予算では、 受益者からの分担金、 諸収入として旧市町歳計剰余金などを計上いたしております。

 次のページ、 歳出予算では、 畑地かん水施設の維持管理に要する経費などを計上いたしております。

 次に、 平成16年度西条市庄内財産区特別会計予算についてでございますが、 515ページをお開き願います。

 第1条は、 歳入歳出予算の総額を、 それぞれ684万9,000円と定めるものでございます。

 歳入予算では、 緑資源公団委託金や諸収入として旧市町歳計剰余金などを計上いたしております。

 歳出予算では、 公団造林事業費などを計上いたしております。

 次に、 平成16年度西条市壬生川財産区特別会計予算についてでございますが、 537ページをお開き願います。

 第1条は、 歳入歳出予算の総額を、 それぞれ266万3,000円と定めるものでございます。

 538ページをお開き願います。

 歳入予算では、 財産貸付収入や諸収入として旧市町歳計剰余金を計上いたしております。

 歳出予算では、 財産区財産の管理に要する経費などを計上いたしております。

 以上、 一般会計予算及び15件の特別会計予算につきまして、 詳細説明を申し上げました。

 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

 

○議長 (伊藤孝司君)  藤岡上下水道部長。

 

○上下水道部長 (藤岡芳秀君)  (登壇)  私から、 議案第22号 平成16年度西条市上水道会計予算につきまして、詳細説明を申し上げます。

 別冊の平成16年度西条市水道事業会計予算書及び予算に関する説明書によりまして、ご説明を申し上げます。

 1ページをお開き願います。

 第2条では業務の予定量を定めておりまして、 給水戸数1万7,369戸、 総給水量251万4,170立方メートルなどとなっております。

 第3条では、 水道事業収益として2億9,003万8,000円を予定しております。内訳といたしましては、 水道料金収入などの営業収益2億6,644万7,000円と他会計からの補助金など営業外収益2,359万円となっております。

 維持管理費用として水道事業費用3億6,421万4,000円を計上いたしております。主な内訳といたしましては、 原水及び浄水費4,336万4,000円、 配水及び給水費2,452万7,000円、 総経費8,893万3,000円、 減価償却費1億814万7,000円となっております。

 2ページをお開き願います。

 第4条では、 資本的支出といたしまして5億3,438万円を計上し、 西条地区の上水道事業付帯工事費、東予地区実報寺の導水送水配水施設の管布設工事、 丹原地区田野上方の第2水源地電気計装設備工事、 小松地区の遠方監視システム更新工事など施設の改良を行うこととしております。

 また、 下期分の企業債償還金として9,827万1,000円を予定しております。

 なお、 財源となります資本的収入としまして、 企業債1億9,500万円、 国、県の補助金2,490万1,000円、 工事負担金2,235万5,000円など合計2億5,379万4,000円を計上いたしております。

 第8条では、 丹原地区の簡易水道拡張事業にかかる利子償還金の補助金として、 一般会計からの補助額を定めております。

 4ページをお開き願います。

 予算の実施計画につきましては、 4ページから8ページまで、 収益的収入及び支出、 資本的収入及び支出、 貯蔵品についての予定額を計上しております。

 14ページをお開き願います。 小松地区における遠方監視システム更新工事にかかる債務負担行為についての調書でございます。

 15ページをお開き願います。 平成16年11月1日から平成17年3月31日までの間に予定しております損益計算書で、経営成績を表したものでございます。

 16ページをお開き願います。

 16ページと17ページは、 平成17年3月31日における財政状態を示した貸借対照表で、資産合計109億4,854万2,462円、 負債・資本合計109億4,854万2,462円を予定しております。

 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 終わります。

 

○議長 (伊藤孝司君)  藤原周桑病院事務局長。

 

○周桑病院事務局長 (藤原謙治君)  (登壇)  それでは、 私のほうから、 議案第23号 平成16年度西条市病院事業会計予算につきまして、詳細説明を申し上げます。

 別冊 「平成16年度西条市病院事業会計予算書及び予算に関する説明書」 によりまして、ご説明を申し上げます。

 1ページをお開き願います。

 第2条では、 業務の予定量を定めております。 病床数は、 350床で、 その内訳といたしましては、一般病床数185床、 精神病床数165床となっております。 患者数でございますが、 入院患者数4万8,773人、 1日平均入院患者数323人、 外来患者数7万9,200人、1日平均外来患者数800人となっております。

 第3条、 収益的収入及び支出でございますが、 収入では、 病院事業収益といたしまして19億1,970万4,000円を予定しております。 内訳といたしましては、 入院収益などの医療収益17億9,681万7,000円、 一般会計からの負担金など医療外収益1億2,237万7,000円、過年度損益修正益などの特別利益51万円となっております。

 支出では、 病院事業費用として19億1,970万4,000円を計上いたしております。主な内訳でございますが、 給与費などの医業費用で18億4,238万8,000円、 支払利息などの医業外費用で7,211万円、 特別損失520万6,000円となっております。

 第4条、 資本的収入及び支出でございますが、 2ページをお開き願います。

 上から7行目、 資本的支出といたしまして1億3,173万3,000円を計上し、医療器械等の購入費で建設改良費が1,042万7,000円、 企業債償還金として1億2,130万6,000円を予定しております。 なお、 財源となります資本的収入といたしましては、他会計からの負担金など合計8,379万9,000円を計上いたしております。

 3ページをお願いたします。

 予算の実施計画につきましては、 3ページに収益的収入及び支出。 4ページをお願いいたします。 4ページに資本的収入及び支出についての予定額を計上しております。

 13ページをお開き願います。

 予定損益計算書でございます。 平成16年11月1日から平成17年3月31日までの間に予定しております損益計算書で経営成績を表したものでございます。

 14ページと15ページは、 平成17年3月31日における財政状況を示した予定貸借対照表でございます。それぞれのページの最下段になりますが、 資産合計65億8,069万6,000円、 負債・資本合計65億8,069万6,000円を予定いたしております。

 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

 

○議長 (伊藤孝司君)  以上で、 提案説明の聴取を終わります。

 暫時、 休憩をいたします。

 

午前10時56分休憩

午前11時10分再開

 

○議長 (伊藤孝司君)  再開いたします。

 次、 日程第4、 議案第24号 愛媛県市町村交通災害共済組合を組織する地方公共団体の数の減少についてから、議案第31号 愛媛県消防団員等災害補償退職報償金組合の規約の変更についてまでの計8件を一括議題といたします。

 以上8件については、 委員会付託を省略し、 本日、 採決する予定でありますので、 あらかじめ申し上げておきます。

 それでは、 順次、 提案理由の説明を求めます。

 田中総務部長。

 

○総務部長 (田中 明君)  (登壇)  おはようございます。

 議案第24号 愛媛県市町村交通災害共済組合を組織する地方公共団体の数の減少につきまして、提案の説明を申し上げます。

 本案は、 西条市が加入しております愛媛県市町村交通災害共済組合を組織する地方公共団体の数が減少することについて、地方自治法第286条第1項及び第290条の規定により、 議会の議決を求めるものであります。

 内容といたしましては、 他団体の市町村合併に伴い、 本年12月31日をもって、中島町、 小田町、 砥部町、 広田村、 内子町、 五十崎町、 広見町及び日吉村の8団体が脱退することに伴う協議でございます。

 続きまして、 議案第25号 愛媛県市町村交通災害共済組合からの構成団体の脱退に伴う財産処分につきまして、提案の説明を申し上げます。

 本案は、 先ほど提案申し上げました、 愛媛県市町村交通災害共済組合の構成団体の脱退に伴い、 同組合が所有する財産につきましては、平成17年1月1日において、 同組合に帰属させることを地方自治法第289条の規定により関係地方公共団体協議のうえ定めようとするものでありまして、同法第290条の規定により、 議会の議決を求めるものであります。

 次に、 議案第26号 愛媛県市町村交通災害共済組合を組織する地方公共団体の数の増加につきまして、提案の説明を申し上げます。

 本案は、 愛媛県市町村交通災害共済組合を組織する地方公共団体の数が増加することについて、 地方自治法第286条第1項及び第290条の規定により、 議会の議決を求めるものであります。

 内容といたしましては、 市町村合併に伴い、 平成17年1月1日から砥部町、 内子町及び鬼北町の3団体が加入することに伴う協議でございます。

 次に、 議案第27号 愛媛県市町村交通災害共済組合規約の変更につきまして、 提案の説明を申し上げます。

 本案は、 議案第24号及び第26号で提案申し上げました、 愛媛県市町村交通災害共済組合を組織する地方公共団体の異動に伴う所要の規約変更について、地方自治法第286条第1項及び第290条の規定により、 議会の議決を求めるものでございます。

 以上、 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

 

○議長 (伊藤孝司君)  戸田消防長。

 

○消防長 (戸田誠二郎君)  (登壇)  議案第28号 愛媛県消防団員等災害補償退職報償金組合を組織する地方公共団体の数の減少につきまして、 提案の説明を申し上げます。

 本案は、 西条市が加入しております愛媛県消防団員等災害補償退職報償金組合を組織する地方公共団体の数が減少することについて、地方自治法第286条第1項及び第290条の規定により、 議会の議決を求めるものであります。

 内容といたしましては、 他団体の市町村合併に伴い、 本年12月31日をもって、北条市、 中島町、 小田町、 砥部町、 広田村、 内子町、 五十崎町、 広見町、 日吉村及び上浮穴郡生活環境事務組合の10団体が脱退することに伴う協議でございます。

 続きまして、 議案第29号 愛媛県消防団員等災害補償退職報償金組合からの構成団体の脱退に伴う財産処分につきまして、提案の説明を申し上げます。

 本案は、 先ほど提案申し上げました、 愛媛県消防団員等災害補償退職報償金組合の構成団体の脱退に伴い、 同組合が所有する財産につきましては、平成17年1月1日において、 同組合に帰属させることを地方自治法第289条の規定により関係地方公共団体協議のうえ定めようとするものでありまして、同法第290条の規定により、 議会の議決を求めるものであります。

 続きまして、 議案第30号 愛媛県消防団員等災害補償退職報償金組合を組織する地方公共団体の数の増加につきまして、提案の説明を申し上げます。

 本案は、 愛媛県消防団員等災害補償退職報償金組合を組織する地方公共団体の数が増加することについて、 地方自治法第286条第1項及び第290条の規定により、 議会の議決を求めるものであります。

 内容といたしましては、 市町村合併に伴い、 平成17年1月1日から砥部町、 内子町及び鬼北町の3団体が加入することに伴う協議でございます。

 続きまして、 議案第31号 愛媛県消防団員等災害補償退職報償金組合規約の変更につきまして、提案の説明を申し上げます。

 本案は、 議案第28号及び議案第30号で提案申し上げました、 愛媛県消防団員等災害補償退職報償金組合を組織する地方公共団体の異動に伴う所要の規約変更について、地方自治法第286条第1項及び第290条の規定により、 議会の議決を求めるものであります。

 以上、 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

 

○議長 (伊藤孝司君)  以上で、 提案説明の聴取を終わります。

 これより、 質疑に入ります。

 青野貴司君。

 

○78番 (青野貴司君)  (登壇)  おはようございます。 日本共産党の青野貴司です。

 議案第24号から27号に関しまして、 1点お聞きをこの際しておきたいと思うんですね。

 申しますのは、 昨年度実績でけっこうなんですけれども、 この交通災害共済に該当するとして申請をされた、 あるいは受理をされた件数は、旧2市2町でいったいどのぐらいあったのかですね。 また、 それによって支払われた共済金額というのは、 全体としてどのぐらいなのか。 去年がわからなければ、 わかる年度でけっこうですから、そのへん参考までにお聞きをいたしたいと思います。

 以上です。

 

○議長 (伊藤孝司君)  田中総務部長。

 

○総務部長 (田中 明君)  (登壇)  お答え申し上げます。

 2市2町合計の平成15年分でございますが、 申請件数イコール支払い件数でございますけれども、全体で209件で、 支払保険金額といたしましては2,175万5,000円というような実績でございます。

 

○議長 (伊藤孝司君)  ほかにありませんか。

 

 〔「なし」 と呼ぶ者あり〕

 

○議長 (伊藤孝司君)  質疑を終わります。

 お諮りいたします。 以上8件については、 委員会の付託を省略いたしたいと思います。

 これに賛成の諸君の起立を求めます。

 

【賛成者起立】

 

○議長 (伊藤孝司君)  起立全員であります。 よって、 そのように決しました。

 討論に入ります。

 

 〔「なし」 と呼ぶ者あり〕

 

○議長 (伊藤孝司君)  討論を終わります。

 以上8件は一括して採決いたします。

 以上8件を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 

【賛成者起立】

 

○議長 (伊藤孝司君)  起立全員であります。 よって、 以上8件は原案のとおり可決されました。

 暫時、 休憩をいたします。

 

午前11時21分休憩

午後 1時00分再開

 

○議長 (伊藤孝司君)  再開いたします。

 お諮りいたします。 ただいま、 井上豊実君ほか12名から、 議員提出議案第5号 行政改革調査特別委員会の設置について、議員提出議案第6号 臨海地域振興整備特別委員会の設置について、 及び議員提出議案第7号 新図書館建設調査特別委員会の設置についての3件が提出されました。

 この際、 以上3件を日程に追加し、 一括議題といたしたいと思います。

 これに賛成の諸君の起立を求めます。

 

【賛成者起立】

 

○議長 (伊藤孝司君)  起立全員であります。 よって、 そのように決しました。

 それでは、 議員提出議案第5号 行政改革調査特別委員会の設置についてから、 議員提出議案第7号 新図書館建設調査特別委員会の設置についてまでの計3件を一括議題といたします。

 以上3件につきましては、 委員会の付託を省略する予定でありますので、 あらかじめ申し上げておきます。

 それでは、 順次、 提案理由の説明を求めます。

 井上豊実君。

 

○72番 (井上豊実君)  (登壇)  ただいま一括議題となりました、 議員提出議案第5号 行政改革調査特別委員会の設置についてから、 議員提出議案第7号 新図書館建設調査特別委員会の設置についてまでの計3件のうち、まず、 議員提出議案第5号 行政改革調査特別委員会の設置について、 提案理由の説明を申し上げます。

 今さら申すまでもなく、 効率的な行政運営を目的とし、 去る11月1日、 旧西條市、東予市、 丹原町、 小松町の合併によって本西条市は誕生いたしました。 そして、 先ごろ当選された伊藤市長のもと、 「人がつどい、 まちが輝く快適環境実感都市」の建設を目指して歩み始めたばかりであります。

 我々議員においても、 協定事項が新市において着実に実行され、 合併後も均衡ある地域振興が図られるのを見届けることがその使命であると認識し、今日まで懸命に努力をしてまいりました。 そのために、 合併特例法を適用し、 2市2町の議員が合併後も新市の議員として、 1年7か月在任することが決定されたのであります。

 しかしながら、 ご承知のように、 在任特例適用は財政効率化の趣旨に反するとして、 市民グループによる議会解散請求の署名運動が始まり、さらには別の市民有志から、 議員の任期・定数・選挙区などについての意見集約の場として懇談会設置の要望が提出されるなど、 市民の間で、 議員のあり方についてさまざまな見解が出されている現状にあります。

 そして、 全国の地方議会の動きに目を転じてみると、 行財政改革の一環として、 議員定数、 任期等の見直しが時代の潮流となりつつあります。

 以上のことをかんがみ、 当市議会といたしましても、 この際、 これらの問題に改めて取り組み、 急ぎ意見集約する必要があるものと考え、ここに特別委員会の設置をご提案を申し上げるものであります。

 概要を申し上げますと、 名称は 「行政改革調査特別委員会」、 委員は、 より多くの意見を求めるため20名とし、 調査期間は調査・研究の終了まで、 設置目的及び付議事件につきましては、 お手元配布の内容であり、 なお、 閉会中も審査を行うというものであります。

 引き続きまして、 議員提出議案第6号 臨海地域振興整備特別委員会の設置について、 説明を申し上げます。

 ご案内のとおり、 当市の臨海部については、 合併前の旧市町の時代から、 それぞれ積極的な企業誘致とともに道路・橋りょうなどの整備が図られ、経済基盤の発展に多大な効果をもたらしてまいりました。

 しかしながら、 未利用地へのさらなる立地・操業の促進、 廃棄物処理用地埋立事業、 小型船溜り建設など、 臨海部や東予港湾の整備についてはいまだ多くの懸案事項がございます。

 新生西条市にとって臨海部の開発促進は、 その発展を左右するといっても過言ではございません。

 したがいまして、 当市議会といたしましても、 この際、 これら当面する重要課題に対し、 お手元配布の議案書の示す内容により、特別委員会を設置し調査・研究活動を行ってまいりたいと考えております。

 概要について申し上げますと、 名称は 「臨海地域振興整備特別委員会」 とし、 委員は13名、 調査期間は調査・研究の終了まで、 設置目的及び付議事件につきましては、 お手元配布の内容であり、 なお、 閉会中も審査を行うというものであります。

 続きまして、 議員提出議案第7号 新図書館建設調査特別委員会の設置について、 提案理由の説明を申し上げます。

 今日、 生活水準や教育水準の向上、 余暇の増大等を背景に、 多様化・高度化した市民の生涯学習ニーズに対応できる環境整備が求められております。

 中でも、 最も身近な情報源である図書館は、 生涯学習における重要な拠点として、 その活用がいっそう期待されるものでありますが、現在の市内の各図書館は、 施設の老朽化、 狭あいさ等々あいまって、 市民のニーズにじゅうぶん対応できているとは言えないのではないでしょうか。

 多くの市民から、 情報の収集はもとより、 だれもが気軽に利用し交流できる、 充実した機能を有する新しい図書館の建設整備が望まれる中、議会といたしましても、 この際、 新図書館建設に関する積極かつ広範な調査・研究活動を行っていくことが望ましいと考え、 ここに特別委員会の設置をご提案を申し上げるものであります。

 概要について申し上げますと、 名称は 「新図書館建設調査特別委員会」、 委員は13名、調査期間は調査・研究の終了まで、 設置目的及び付議事件につきましては、 お手元配布の内容であり、 なお、 閉会中も審査を行おうというものであります。

 以上、 よろしくご賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、 提案理由の説明といたします。

 

○議長 (伊藤孝司君) 以上で、 提案説明の聴取を終わります。

 これより、 質疑に入ります。

 青野貴司君。

 

○78番 (青野貴司君)  (登壇)  提案者の井上議員に、 若干のことをお聞きをしたいと思うんですね。

 最初に申し上げておきますが、 私もこの委員会の設置には賛成をするものです。

 井上議員からのご説明にもありましたように、 今、 議会を解散するべきだという署名運動が非常に大きく広がりつつあります。そういった多くの住民の声を、 どう提出者及び賛成者のかたがたはお受け取りになっているか、 そういった観点から、 若干お聞かせ願いたいんですけれども、 今回の解散請求の署名というのは、一つには、 4億円のむだ遣いを許されない、 そういうことだと思うんですね。

 ご存じのように、 すべての議員の歳費を報酬を西条市の議員報酬にあわせるということで、 東予市であれば4万円の引き上げ、そして丹原町議であれば15万3千円、 小松町議であれば、 実に16万8千円、 いわゆる月給が上がる。 不況の中で市民が驚きを通り越して怒りを示すのは当然ではないかと思いますけれども、この点について、 どうお考えになるか。

 例えば、 この12月の議員が得た給与と申しますか、 報酬と期末手当というのは、通常の34名と比較して、 既にこの月だけでも4,400万円余分に支払われている。 そういうことになるんですね。 こういったことについて、 本当に怒っているけれども、そのへんどうお受け取りになっとるんかですね、 お聞きをしたい。

 さらに、 もう一つ、 三つの観点からお聞きしたいんですけれども、 本来、 議員は、 選挙の審判を得て初めて議員としての存在が許される。今回、 特例で法律的には問題がないとしても、 伊藤市長見てください。 ご存じのように、 地方自治法に基づいて50日以内に新しい市長として選出をされる。やっぱりこの場合にでも選挙を得て選出される。 ほとんど県内の合併市町村においてもそういった傾向になりつつあります。 このへんについては、 どうお考えになるのか。

 またもう一つ、 今新しく市民が怒っているのは、 質問時間を3分に制限したことです。

 ご存じのように、 今、 住民の皆さんがたには深刻な不況の問題、 さらには、 介護保険を引き下げてほしいという問題、あるいは、 台風被害対策を迅速にやってほしいという問題が渦巻いている。 その内容を議会で質問するのが議員の役割だけれども、 それを3分、 3分に区切る、 こういった議会のあり方に対して、どうしても真に住民の代表としての議会の再構築をやるためにも議会解散、 そういった声が強い。 こういったことについて、 改めて井上議員にお聞きをいたしたいと思います。

 以上、 質問を終わります。

 

○議長 (伊藤孝司君)  井上豊実君。

 

○72番 (井上豊実君)  (登壇)  青野議員の質問にお答えを申し上げたいと存じます。

 ただいま議員からご質問がございましたが、 合併問題調査特別委員会の設置は、 議会運営委員会総意でございまして、 議会運営委員会の皆さんがたが、現状や、 また世論を考えまして、 この時期に特別委員会を設置するのが適当であろうという判断のもとで設置を提案を申し上げた次第でございます。 今、 議員から質問がございました問題は、この議会運営委員会の場では話題に上がりませんでしたので、 ひとつご理解をいただいたらと思います。

 行政改革調査特別委員会でございますので、 訂正をさせていただきます。

 こういう点でご理解いただいたらと思います。

 

○議長 (伊藤孝司君)  ほかございませんか。

 

 〔「なし」 と呼ぶ者あり〕

 

○議長 (伊藤孝司君)  質疑を終わります。

 お諮りいたします。 以上3件は委員会の付託を省略いたしたいと思います。

 これに賛成の諸君の起立を求めます。

 

【賛成者起立】

 

○議長 (伊藤孝司君)  起立全員であります。 よって、 そのように決しました。

 

○議長 (伊藤孝司君)  討論に入ります。 青野貴司君。

 

○78番 (青野貴司君)  (登壇)  私は、 この特別委員会の設置には賛成をするものです。

 冒頭、 提案説明の中で井上議員、 先ほど私がるる申し上げましたような、 議会に関する解散署名運動についても触れられております。そういったことを中心に論議を進めていきたいということですね。 そういう点で私は賛成するものです。

 同時に、 今回の議会の終了時には、 おそらく解散署名の数は有権者の3分の1、 3万2,000人をはるかに突破していることと思うんですね。 そういう点では、 この結論は、 やはり12月議会で議会を解散する、 そういった方向を要望して賛成といたしたいと思います。

 

○議長 (伊藤孝司君)  討論を終わります。

 これより、 採決に入ります。 以上3件については、 1件ずつ採決を行います。

 まず、 議員提出議案第5号 行政改革調査特別委員会の設置についてを採決いたします。

 本件を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 

【賛成者起立】

 

○議長 (伊藤孝司君)  起立全員であります。 よって、 本件は原案のとおり可決されました。

 次、 議員提出議案第6号 臨海地域振興整備特別委員会の設置についてを採決いたします。

 本件を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 

【賛成者起立】

 

○議長 (伊藤孝司君)  起立全員であります。 よって、 本件は原案のとおり可決されました。

 次、 議員提出議案第7号 新図書館建設調査特別委員会の設置についてを採決いたします。

 本件を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 

【賛成者起立】

 

○議長 (伊藤孝司君)  起立全員であります。 よって、 本件は原案のとおり可決されました。

 暫時、 休憩をいたします。

 

午後1時16分休憩

午後1時33分再開

 

○議長 (伊藤孝司君)  再開いたします。

 お諮りいたします。 ただいま、 それぞれ特別委員会が設置されましたので、 この際、 特別委員会委員の選任についてを日程に追加し、委員の選任を行いたいと思います。

 これに賛成の諸君の起立を求めます。

 

【賛成者起立】

 

○議長 (伊藤孝司君)  起立全員であります。 よって、 そのように決しました。

 それでは、 これより各特別委員会委員の選任を行います。

 西条市議会委員会条例第8条第1項により、 各特別委員会委員の選任の方法は議長において指名いたします。

 それでは、 事務局長に各特別委員の指名を報告をいたさせます。

 

○議会事務局長 (真鍋廣行君)  それでは、 まず、 行政改革調査特別委員会

  3番  坪 井   剛 議員

   13番  池 内 由紀子 議員

   14番  岡 村 重 治 議員

   19番  楠     学 議員

   28番  小 池 新三郎 議員

   30番  一 色 達 夫 議員

   34番  森 川 輝 久 議員

   41番  黒 河 紘一郎 議員

   43番  高 橋 和 寿 議員

    51番  徳 永   求 議員

   55番  渡 辺 勝 司 議員

   58番  青 木 五十司 議員

   63番  岡 田   初 議員

   66番  松 木 達 雄 議員

   68番  郡   隆 一 議員

   69番  茎 田 元 近 議員

   70番  越 智 宏 司 議員

   73番  高 橋 寛 一 議員

    76番  高 橋   司 議員

   78番  青 野 貴 司 議員

 次に、 臨海地域振興整備特別委員会

  26番  今 井 光 夫 議員

  28番  小 池 新三郎 議員

  33番  藤 田 節 雄 議員

  35番  曽 我 幸 広 議員

  38番  堀 江 幸 二 議員

  44番  佐 伯   匡 議員

  55番  渡 辺 勝 司 議員

  58番  青 木 五十司 議員

  59番  一 色 伸 二 議員

  60番  稲 井 昭 一 議員

  68番  郡   隆 一 議員

  69番  茎 田 元 近 議員

  70番  越 智 宏 司 議員

 続きまして、 新図書館建設調査特別委員会

  15番  越 智 俊 幸 議員

  25番  徳 増 稚養一 議員

  32番  森   達 正 議員

  40番  日和佐   直 議員

  43番  高 橋 和 寿 議員

  49番  青 野 久 美 議員

  50番  近 藤 昌 幸 議員

  58番  青 木 五十司 議員

  59番  一 色 伸 二 議員

  60番  稲 井 昭 一 議員

  68番  郡   隆 一 議員

  69番  茎 田 元 近 議員

  70番  越 智 宏 司 議員

 以上でございます。

 

○議長 (伊藤孝司君)  ただいま指名いたしました諸君を、 各特別委員会委員に選任いたしたいと思います。

 これに賛成の諸君の起立を求めます。

 

【賛成者起立】

 

○議長 (伊藤孝司君)  起立多数であります。 よって、 以上指名いたしました諸君を各特別委員会委員に選任することに決しました。

 それでは、 次の休憩中に各特別委員会を招集いたしますから、 各特別委員会におかれましては、 委員長及び副委員長の互選をお願いいたします。

 なお、 各特別委員会はいずれも別館4階会議室にて、 順次、 開催願います。

 暫時、 休憩をいたします。

 

午後1時38分休憩

午後2時27分再開

 

○議長 (伊藤孝司君)  休憩中に開催されました各常任委員会及び議会運営委員会において、正副委員長が互選されましたので、 結果のご報告をいたします。

 行政改革調査特別委員会

  委 員 長  茎 田 元 近 君

  副委員長  小 池 新三郎 君

 臨海地域振興整備特別委員会

  委 員 長  茎 田 元 近 君

  副委員長  渡 辺 勝 司 君

 新図書館建設調査特別委員会

  委 員 長  青 木 五十司 君

  副委員長  高 橋 和 寿 君

 以上であります。

 

○議長 (伊藤孝司君)  この際、 会議中行事予定の変更について申し上げます。

 本日、 特別委員会がそれぞれ設置されましたので、 お手元配布の会期中行事予定表のとおり変更いたしますので、 ご了承願います。

 お諮りいたします。 ただいま井上豊実君ほか12名から議員提出議案第8号 平成17年度地方交付税所要総額確保に関する意見書についてが提出されました。

 この際、 本件を日程に追加し、 議題といたしたいと思います。

 これに賛成の諸君の起立を求めます。

 

【賛成者起立】

 

○議長 (伊藤孝司君)  起立全員であります。 よって、 そのように決しました。

 それでは、 議員提出議案第8号 平成17年度地方交付税所要総額確保に関する意見書についてを議題といたします。

 本件につきましては、 委員会の付託を省略する予定でありますので、 あらかじめ申し上げておきます。

 それでは、 提案理由の説明を求めます。

 井上豊実君。

 

○72番 (井上豊実君)  (登壇)  ただいま議題となりました、 議員提出議案第8号 平成17年度地方交付税所要総額確保に関する意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。

 政府は、 去る11月26日に、 平成17年度及び18年度における三位一体の改革に関する全体像を取りまとめ、全国市議会議長会など地方6団体に示しました。

 しかしながら、 平成17年度の予算編成を控え、 政府においては、 地方交付税について平成17年度及び平成18年度は、地域において必要な行政課題に対しては適切に財源措置を行うなど 「基本方針2004」 を遵守することとし、 地方団体の安定的な財政運営に必要な地方交付税・地方税などの一般財源総額を確保するとされているところでありますが、一方では、 三位一体改革とは別枠で地方交付税を削減するとの報道もあり、 16年度同様の削減を求める動きが見受けられます。

 本来、 三位一体の改革とは、 真の地方自治の確立に向けた地方分権改革であり、 地方公共団体の自己決定・自己責任の幅を拡大し、自由度を高めて創意工夫に富んだ施策を展開することで、 国民が豊さとゆとりを実感できる生活の実現のため、 財政面での自立度を高めるための改革であります。

 しかし、 国の財政再建のみを先行させた改革初年度の予算は、 地方分権改革には程遠い内容であり、 国と地方の信頼関係を著しく損なう結果となったのはご承知のとおりであります。

 こうした中、 地方6団体では、 今回の改革の本旨に沿い、 地方の自由度を増し裁量権を拡大するという観点から、 税源委譲の範囲の拡大や補助金改革などについて、今後も国と地方の協議の継続を提案したところであります。

 政府においては、 これらの提案を真しに受け止め、 平成17年度の地方交付税所要総額を確実に確保するよう強く要望するものであります。

 以上のような観点から、 西条市議会といたしましても、 お手元配布の意見書案のとおり、 各関係省庁に対し、 強く要望したいと考えておりますので、よろしくご審議いただきますとともに、 ご賛同賜りますようお願いを申し上げまして、 提案の説明といたします。

 

○議長 (伊藤孝司君)  以上で、 提案説明の聴取を終わります。

 質疑に入ります。

 青野貴司君。

 

○78番 (青野貴司君)  (登壇)  提案者の井上議員に二つの点でお尋ねをいたしたいと思うんですね。

 一つは、 この平成16年度において旧2市2町の時代も含めて、 本来の平成15年度までの地方交付税と比べて、どの程度減額をされとんかですね。

 これは、 例えば東予市であれば、 当初予算には約3億の減額になる、 こういったことが説明書で明らかになっております。おそらく10億近い額だと思うんです。 そのへんひとつ明確にわかっておればお聞かせを願いたい。

 もう一つの件ですが、 冒頭お読みになりましたところを読み返してみますと、 平成16年度政府予算においては、地方交付税及び臨時財政対策債の大幅な削減により、 地方財政運営に支障を来すとともに、 地方の信頼関係を損ねる結果となったと、 こう冒頭に書き出されて、 2枚目の冒頭のところに、今後平成16年度の水準以上を確保することと書かれておるんですね。

 これは、 準国語的に解釈しますと、 16年度以上というたら、 16年度も入るんですね。冒頭に16年度のこういう政府のやり方によって地方財政運営に支障も来したと、 信頼関係も損ねたと言いながら、 場合によったら16年度でもよろしいとも、 以上ですから、それ以上ですけれども、 16年度もこれ許容する文章なんですね。 こういう点は、 文章上もやはりここのところは、 15年度以前の水準に戻すべきだと書くのが、 この請願趣旨、私もこれに賛成するんですけれどもね、 本来そう書くのが明確な決議になるんじゃないかと思うので、 そのへんひとつお聞かせ願いたいですね。

 それともう一つ、 付随して言うんですけれども、 全協でのご答弁の中で、 実は、 これは全国市議会議長会から出された文章で、なるべくそれを踏襲したかたちで字句を変えないで出したいんだということだったんで、 そのお気持ちもわかるし、 私も場合によってはそれけっこうなんですけれども、 やはり今指摘したような点では、新西条市議会のやっぱり見識をここで示すべきだと思うんですね。 私の言うことは決してそう無茶苦茶なことを言うてないし、 国語的に解釈すれば、 これはちょっと問題があるなという点をお聞きして、できれば休憩等をとってもらって、 15年度以前の水準に戻すべきだと一言その部分を訂正すれば、 非常にすっきりかたちになるんですけれども、そのへんひとついかがでしょうかね。 そのへんひとつお聞かせ願いたい。

 

○議長 (伊藤孝司君)  井上豊実君。

 

○72番 (井上豊実君)  (登壇)  お答えをいたしたいと思います。

 ただいまお尋ねの交付税の問題でございますが、 16年度の普通交付税は決定はされておりまして、その総額は約64億8,700万円と聞いております。 そして、 特別交付税については、 まだ決定がされてないようでございまして、 旧2市2町で予算化されている額が14億6,300万円と聞き及んでおります。なお、 この意見書には、 15年度については触れておりませんが、 参考までにお尋ねがありましたので申し上げておきますと、 15年度の普通交付税が68億7,400万円、特別交付税が13億6,300万円だと聞いております。

 16年度における普通交付税は、 15年度に対しまして5.6パーセント減、 額にして3億8,700万円の減と聞いておるところでございます。

 以上、 そのほかのことは提案説明で申し上げたとおりでございます。 どうかご理解いただいたらと思います。

 15年度までのレベルに返したらというようなご意見のようでございますが、 この問題には全然触れておりませんので、私の一存でそのお答えをするわけにはまいりません。 どうか了解いただいたらと思います。

 

○議長 (伊藤孝司君)  ほかございませんか。

 

 〔「なし」 と呼ぶ者あり〕

 

○議長 (伊藤孝司君)  質疑を終わります。

 お諮りいたします。 本件は委員会の付託を省略いたしたいと思います。

 これに賛成の諸君の起立を求めます。

 

【賛成者起立】

 

○議長 (伊藤孝司君)  起立全員であります。 よって、 そのように決しました。

 討論に入ります。

 青野貴司君。

 

○78番 (青野貴司君)  (登壇)  私は、 この提案に賛成をするものです。

 ただ、 議案質疑で申し上げましたように、 16年度の水準以上ということで言えば、全体の文書が矛盾があるんですけれども、 ここのところは一般的な解釈として16年度より超えた額を支給する、 そういうふうに解釈をして、 この際、 賛成をいたします。大いに賛成です。

 

○議長 (伊藤孝司君)  これより、 採決に入ります。

 本件を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 

【賛成者起立】

 

○議長 (伊藤孝司君)  起立全員であります。 よって、 本件は原案のとおり可決されました。

 お諮りいたします。 ただいま井上豊実君ほか12名から、 議員提出議案第9号 北朝鮮による日本人拉致事件の完全解決を求める意見書についてが提出されました。

 この際、 本件を日程に追加し、 議題といたしたいと思います。

 これに賛成の諸君の起立を求めます。

 

【賛成者起立】

 

○議長 (伊藤孝司君)  起立多数であります。 よって、 そのように決しました。

 それでは、 議員提出議案第9号 北朝鮮による日本人拉致事件の完全解決を求める意見書についてを議題といたします。

 本件につきましては、 委員会の付託を省略する予定でありますので、 あらかじめ申し上げておきます。

 それでは、 提案理由の説明を求めます。

 井上豊実君。

 

○72番 (井上豊実君)  (登壇)  ただいま議題となりました、 議員提出議案第9号、 北朝鮮による日本人拉致事件の完全解決を求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。

 平成14年9月、 小泉首相の訪朝以後、 北朝鮮による日本人拉致問題は急展開を見せ、拉致被害者5人とその家族が祖国の地を踏むことができました。

 しかし、 その後の交渉に際し、 北朝鮮から誠意ある姿勢は見られず、 いまだに全面解決の糸口すら見出せておりません。

 こうした中、 本年11月第3回日朝実務協議の際に、 拉致被害者の横田めぐみさんの遺骨として提供された骨が、鑑定の結果、 別人のものであることが判明したのは、 ご承知のとおりであります。 めぐみさんの生存という希望の灯が消えずに残ったものの、 ご家族をはじめ関係者のかたがたのご心情を思うとき、強い憤りと深い悲しみを覚えるものであり、 一刻も早い真相解明、 事件解決を願うものであります。

 つきましては、 西条市議会といたしましても、 お手元配布の意見書案のとおり、 各関係機関に対し、 拉致問題の完全解決を求め、経済制裁の発動も視野に入れた外交努力に全力を傾注されるよう強く要望いたしたいと考えるものであります。

 よろしくご審議いただきますとともに、 ご賛同賜りますようお願いを申し上げまして、 提案の説明といたします。

 

○議長 (伊藤孝司君)  以上で、 提案説明の聴取を終わります。

 質疑に入ります。

 玉井三山君。

 

○65番 (玉井三山君)  (登壇)  夕べのテレビを見ておりましたら、 拉致被害者を早急に日本に返せ、 こういうことをやっておりました。 私も同じ考えですけれども、その前にこの拉致問題というのは、 1988年、 参議院の予算委員会におきまして、 その当時、 自民党を含め多くの政党が北朝鮮へ行っていろいろ話をようやりよった。そういう中におきまして、 88年の3月議会で共産党の大阪から出ております橋本という議員が、 この問題を初めて取り上げたわけです。 その後、 拉致問題というのがずっと発展していくわけです。私たち日本共産党は、 北朝鮮をどのように見ているかの問題なんです。 常識で理屈が通らないという評価を私たちはしております。 そういう中で、 ここに請願が上がってきておるわけなんですけれども、問題点はですね、 この中に表現では、 経済制裁発動を視野に入れたという文言でございますけれども、 大きい意味では経済制裁をするんだということです。 ここで尋ねますけれども、経済制裁をすることによって、 この問題がほんとうに解決するのかどうか。 例えば、 このことを発動することによって、 朝鮮が経済的にほんとうにまひしてしまうんか、そのあたりの事情をどう考えておられるのか。

 二つ目の問題です。

 この経済制裁をやったらですね、 向こうの出方としては、 おそらく日朝交渉を中断あるいは中止してくると思います。 そしたら、国交の回復されてない関係でですね、 これがどうなるのか、 そのあたりの見通しをどう持たれておるのか、 そのあたりをお尋ねをしておきたい。

 小泉さんがテレビに出ておりますけれども、 この問題について経済制裁するとは言ってないわけです。 たまたま共産党と小泉さんとが同じ考えじゃないかと思うわけなんです。そういうような問題で、 これは正確に慎重に判断しなければならないということで、 委員長にお尋ねをいたします。

 

○議長 (伊藤孝司君)  井上豊実君。

 

○72番 (井上豊実君)  (登壇)  お答えをいたしたいと思います。

 経済制裁について、 その後の関係についての心配のご質問だったと思います。

 ご案内のとおり、 このまま手をこまねいていたんでは事態の解決の進展が何も見られませんので、 何らかの方策が必要であろうかという観点から、意見書ということが話題に上がったんであろうと思います。

 そして、 今言いました経済制裁の問題がまた確定いたしましても、 この経済制裁が一定期間の制裁を想定しているものではないかという考えでございます。

 今さきお話もございましたように、 小泉さんもまだ両面の対応を考えておるようでございまして、 とりあえず地方議会としては、完全解決のために意見書を、 この際、 出していただくような要望でございます。

 ご理解をいただいたらと思います。

 

○議長 (伊藤孝司君)  ほかにありませんか。

 青野貴司君。

 

○78番 (青野貴司君)  (登壇)  引き続いて、 一つお尋ねをしたいんですけれども、 確かに私どもも先ほど三山議員がおっしゃったように、 北朝鮮のやり方についてはまったく許せない、その気持ちはまったく提案者の皆さんと同じです。

 ただ、 確かにテレビでも70パーセントを超える人たちが経済制裁に賛成、 しかし一方では、国交を何とか回復して拉致問題の解決にもつなげてもらいたい、 こういう声も70から80あるんですね。 そういう現状を考えるときに、 やはりここで経済制裁うんぬんという言葉を導入することは、やはりそれが一人歩きする可能性があって、 相手に対してほんとうに国交を閉ざす方向の、 これも可能性ですけれども、 そういう懸念があります。

 ご紹介しますが、 京都府議会では、 そのへんを各会派がじゅうぶんに論議をして、 そういった言葉なしに相当厳しい、内容は省略しますけれども、 決議を上げています。 やっぱり全国では、 こういった形での地方議会での知恵を使った、 経済制裁うんぬんという言葉が入らなくてもそれ以上の住民の声を代表した決議というのがされています。そういう点でですね、 ご一考願って、 やはり経済制裁うんぬんという言葉については削除をする、 そういう方向での再提出を望むものですけれども、 このへんについてのご所見をお伺いしたい。

 

○議長 (伊藤孝司君)  井上豊実君。

 

○72番 (井上豊実君)  (登壇)  お答えをいたします。

 ただいまも、 やはり拉致問題に対しましての経済制裁の問題でございます。

 北朝鮮による拉致問題を考える愛媛県県民会議の把握しているところによると、 現在、 経済制裁は実施していないと聞いております。それ故に、 何かの事態打開のために経済制裁は必要でないんかというようなことを我々はそのように理解をしているところでございます。

 そういうことでございますので、 ご理解をいただいたらと思います。

 

○議長 (伊藤孝司君)  青野貴司君。

 

○78番 (青野貴司君)  私たち4名の日本共産党議員団は、 この議案に棄権をいたしたいと思います。よって、 退場をいたしたいと思いますので、 その件、 ご了承願います。

 

○議長 (伊藤孝司君)  しばらくお待ちください。

 

○議長 (伊藤孝司君)  お諮りいたします。 本件は委員会の付託を省略いたしたいと思います。

 これに賛成の諸君の起立を求めます。

 

【賛成者起立】

 

○議長 (伊藤孝司君)  起立全員であります。 よって、 そのように決しました。

 討論に入ります。

 

 〔「なし」 と呼ぶ者あり〕

 

○議長 (伊藤孝司君)  討論を終わります。

 これより、 採決に入ります。

 本件を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 

【賛成者起立】

 

○議長 (伊藤孝司君)  起立全員であります。 よって、 本件は原案のとおり可決されました。

 いましばらくお待ちください。

 

○議長 (伊藤孝司君) お諮りいたします。 ただいま市長から、 議案第32号助役の任命についてが提出されました。

 この際、 本件を日程に追加し、 議題といたしたいと思います。

 これに賛成の諸君の起立を求めます。

 

【賛成者起立】

 

○議長 (伊藤孝司君)  起立全員であります。 よって、 そのように決しました。

 それでは、 議案第32号 助役の任命についてを議題といたします。

 本件については、 委員会の付託を省略する予定でありますので、 あらかじめ申し上げておきます。

 それでは、 提案理由の説明を求めます。

 伊藤市長。

 

○市長 (伊藤宏太郎君)  (登壇)  議案第32号助役の任命につきまして、 提案の説明を申し上げます。

 本案は、 西条市の設置に伴い、 現在空席となっております助役を任命するため、 地方自治法第162条の規定に基づき、 市議会のご同意を賜りたく、 ご提案を申し上げた次第でございます。

 提案の内容につきましては、 渡部高尚氏を助役に任命いたしたいというものであります。

 同氏は、 昭和19年10月23日の生まれで、 年齢60歳、 現住所は西条市丹原町徳能甲600番地の2であります。

 昭和42年3月、 日本大学理工学部を卒業され、 昭和54年1月から3年余りの間、丹原町助役につかれ、 平成5年8月から合併までの約11年の間、 丹原町長を務められたものでございます。

 ご承知のとおり、 同氏の行政に対する豊な経験と高度な識見並びに優れた管理手腕、 力量は、 内外ともに高く評価されているところであります。また、 信望厚い人柄は、 当市助役としてまことにふさわしいかたであると確信をいたしております。

 よろしくご同意を賜りますようお願い申し上げます。

 

○議長 (伊藤孝司君)  以上で、 提案説明の聴取を終わります。

 これより、 質疑に入ります。

 

 〔「なし」 と呼ぶ者あり〕

 

○議長 (伊藤孝司君)  質疑を終わります。

 お諮りいたします。 本件は委員会の付託を省略いたしたいと思います。

 これに賛成の諸君の起立を求めます。

 

【賛成者起立】

 

○議長 (伊藤孝司君) 起立多数であります。 よって、 そのように決しました。

 討論に入ります。

 青野貴司君。

 

○78番 (青野貴司君)  (登壇)  日本共産党の青野貴司です。

 私は、 この議案には反対を表明いたします。

 その理由を申し上げます。 ご存じのように、 渡部高尚氏は合併前、 丹原町長及び合併協議会の最高首脳の一人として活躍をされてきたかたです。同氏は、 この間、 合併は住民投票で決定すべきだとの最も民主的な方法を一貫して拒否してきたかたです。 この点を深く考慮するとき、 助役としては不適任であると申し上げざるを得ない。ただ、 お間違いのないように一言申し上げておきたい、 この際。

 伊藤市長も実は同じ立場であったことはご存じのとおりですけれども、 先日の市長選挙では、 市民の信頼を得た、 そういった立場のかたであることを申し上げてお間違いのないようにお願いを申し上げたい。

 以上です。

 

○議長 (伊藤孝司君)  次、 賛成討論はありませんか。

 

 〔「なし」 と呼ぶ者あり〕

 

○議長 (伊藤孝司君)  討論を終わります。

 採決いたします。 本件はこれに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。

 

【賛成者起立】

 

○議長 (伊藤孝司君)  起立多数であります。 よって、 本件は同意することに決しました。

 お諮りいたします。 ただいま市長から、 議案第33号 収入役の任命についてが提出されました。

 この際、 本件を日程に追加し、 議題といたしたいと思います。

 これに賛成の諸君の起立を求めます。

 

【賛成者起立】

 

○議長 (伊藤孝司君)  起立全員であります。 よって、 そのように決しました。

 それでは、 議案第33号 収入役の任命についてを議題といたします。

 本件については、 委員会の付託を省略する予定でありますので、 あらかじめ申し上げておきます。

 それでは、 提案理由の説明を求めます。

 伊藤市長。

 

○市長 (伊藤宏太郎君)  (登壇)  議案第33号 収入役の任命につきまして、 提案の説明を申し上げます。

 本案は、 西条市の設置に伴いまして、 現在空席となっております収入役を任命するため、 地方自治法第168条第7項の規定に基づき、 市議会のご同意を賜りたく、 ご提案を申し上げた次第でございます。

 提案の内容につきましては、 近藤經美氏を収入役に任命いたしたいというものであります。

 同氏は、 昭和12年4月26日の生まれ。 年齢67歳。 現住所は、 西条市石田152号番地2であります。

 昭和31年3月、 愛媛県立小松高等学校を卒業後、 昭和33年8月に壬生川町の職員となり、以来、 建設部長、 企画管理部長などの要職を歴任した後、 平成8年1月から東予市収入役、 平成8年12月から合併までの約8年の間、 東予市助役を務められたものでございます。

 同氏の豊富な経験と行財政に対する深い識見に加え、 誠実で公平な人柄は、 当市収入役としてまことにふさわしいかたであると確信をいたしております。

 よろしくご同意賜りますようお願い申し上げます。

 

○議長 (伊藤孝司君)  以上で、 提案説明の聴取を終わります。

 これより、 質疑に入ります。

 

 〔「なし」 と呼ぶ者あり〕

 

○議長 (伊藤孝司君)  質疑を終わります。

 お諮りいたします。 本件は委員会の付託を省略いたしたいと思います。

 これに賛成の諸君の起立を求めます。

 

【賛成者起立】

 

○議長 (伊藤孝司君)  起立全員であります。 よって、 そのように決しました。

 討論に入ります。

 

 〔「なし」 と呼ぶ者あり〕

 

○議長 (伊藤孝司君)  討論を終わります。

 採決いたします。 本件はこれに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。

 

【賛成者起立】

 

○議長 (伊藤孝司君)  起立全員であります。 よって、 本件は同意することに決しました。

 この際、 ただいま助役として同意をいたしました渡部高尚君から、 一言ごあいさつを申し上げたいとの申し出がありますので、ご了承願います。

 

○助役 (渡部高尚君)  (登壇)  一言ごあいさつを申し上げます。

 ただいまご紹介をいただきました渡部高尚でございます。

 このたびは、 伊藤市長よりご指名をいただきまして、 皆様がたのご同意をいただいて、 新しい西条市の初代助役として任命を賜りました。まことに光栄に存ずる次第であります。

 この上は、 市長の申しておりますように、 融和を大切にして、 一日も早くこの地域の一本化を目指していく、 そして新市の発展に尽くすというこの姿勢に対して、伊藤市長の両腕となって、 微力ではありますけれども全力を尽くして頑張りたいと思います。

 皆さんがたの絶大なるご支援を心からお願いを申し上げまして、 ごあいさつといたします。 ありがとうございました。

 

 (拍  手)

 

○議長 (伊藤孝司君)  次に、 ただいま収入役として同意をいたしました近藤經美君から、一言ごあいさつ申し上げたいとの申し出がありますので、 ご了承願います。

 

○収入役 (近藤經美君)  (登壇)  近藤經美でございます。

 議員の皆さんがたには、 ただいま信任議案のご同意をいただきまして、 まことにありがとうございます。

 もとより浅学非才でございますが、 決意を新たにして収入役という職責をわきまえながら職務に精励をしてまいりたいと、こんなに考えております。

 12万都市のスタート、 私自身は戸惑いもございますけれども、 伊藤市長のもと、建設計画に掲げております、 人がつどい、 まちが輝く、 快適環境実感都市の実現を展望しながら、 地域課題、 そして市政の進展、 市民福祉の向上に誠心誠意努力をしてまいりたいと考えております。

 議員の皆さん、 どうかご指導、 ごべんたつを賜りますように心からお願いをいたしましてあいさつとさせていただきます。

 どうもありがとうございました。

 

 (拍  手)

 

○議長 (伊藤孝司君)  以上で、 本日の日程は全部終了いたしました。

 本日はこれをもって散会いたします。

 どなたもご苦労様でございます。

 

午後3時06分散会

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

おすすめイベント