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人口減少社会におけるICTの活用による教育の質の維持向上に係る実証事業(2年目成果報告書が完成しました!)
事業の概要
西条市では、文部科学省委託事業「人口減少社会におけるICTの活用による教育の質の維持向上に係る実証事業」に取り組んでいます。
この事業は、小規模校の教育の質の維持向上を図るため、各教室に設置された電子黒板類に加え、お互いの学校の教室に大型スクリーンとテレビ会議システムを設置し、合同で授業を行うといったものです。
この事業により、複式学級の解消はもとより、小規模校の子どもたちは多様な意見に触れ、学びあうことができるようになり、子どもたちの社会性・多様性・表現力を育むことができるといった利点があります。
また、同じ中学校へ進学する子どもたちを小学校の時期に早期に繋げることで、中学校へ進学する際の不安が解消され、希望と期待を持って進学ができるなど、中1ギャップへの対応策にもなり得るものと考えているところです。
本事業は、田滝小学校・田野小学校・徳田小学校の3校を実証校とし、また同じ中学校区域にある丹原小学校・丹原東中学校を連携校として位置付け、5校で実施することとしています。小規模校の教育の質の維持向上のみならず、過疎に悩む全国の地域にとっても大きな可能性を秘めたものとして期待が寄せられていますので、どうかご期待ください。
事業コンセプト
最近の取り組み
◆人口減少社会におけるICTの活用による教育の質の維持向上に係る実証事業研究大会のご案内(最終案内)