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パブリックコメント「西条市教育大綱改訂(案)」に対する意見公募の結果及びこれに対する西条市の考え方について

ページID:0074667 更新日:2021年2月25日更新 印刷ページ表示

 「西条市教育大綱改訂(案)」に対する意見公募の結果及びこれに対する西条市の考え方について

 「西条市教育大綱の改訂(案)」に対する意見募集を行いました結果、2名の方から計2件のご意見をいただき、ありがとうございました。
 意見の概要と意見に対する市の考え方を掲載いたします。

1 意見募集案件

西条市教育大綱改訂(案)について [PDFファイル/724KB]

2  意見公募の実施状況

(1) 募集期間

令和2年12月23日から令和3年1月22日まで

(2) 案の縦覧方法

  • 本市ホームページ
  • 本庁政策企画課 窓口
  • 各総合支所総務課 窓口
  • 各公民館 窓口
  • 各図書館 窓口

(3) 住民周知の方法

  • 広報紙掲載
  • 市ホームページ掲載
  • 市公式LINEでの配信

3 意見公募の結果

(1) 意見の応募者および件数

2名(2件)

(2) 提出方法の内訳

 
  メール 郵便 FAX 持参
人数(件数) 2名(2件) 0名(0件) 0名(0件) 0名(0件) 2名(2件)

(3) 意見の概要と市の考え方

 
No. 意見の概要 意見に対する市の考え方

1

 現在、自分の出身校でもある西条高校からは東大や医学部医学科に正規として進学できる学力をもつ生徒が極めて少ないことが問題と考えている。ある程度成績のよい子ども達については、中学から松山にある中高一貫校への進学をすることが多くなっており、そのため、西条市に会社員として赴任する者は単身赴任を余儀なくされるか、自営業の場合、男子の場合は寮に入れる、女子の場合は母子を松山に居住させる必要がでてきている。これは経済的な損失ばかりか、情動教育においても非常に大きな問題になっている。
 学力は運動や芸術と違い、先天的な差は少なく、周囲の教育に関するリテラシーや環境に依存するところが大きい。成績を得るために努力ができることも実力である、ということを行政や教育委員会が一体となり認識した上で、初等―中等教育を担う市と高等教育を担う県が連携し、高校までは市外に出ることなくきちんとした教育(最低でも、西条高校から東大および医学部医学科に5名、旧帝大または早稲田、慶応に20名以上の進学が目安)が受けられる環境作りが必要と考えている。
 具体的には極論をいえば成績至上主義の復活、席次の開示(上位1/3程度が目安でしょう)、漢字や英単語テストなど誰でも満点が取れるものは満点以外を合格と認めない、など昭和の厳しい教育を復活させるべきと考えている。手段としてはIOTを活用し、都内または世界から配信される教育コンテンツが図書館、公民館、学校の放課後児童クラブなどで受講できるよう、行政に整備をしていただきたいと切に願っている。
 子どもの教育環境が整備されない限り、西条市に学力的に優秀な人材が移住、定住することは厳しく、それは中央との関連がたたれることを意味し、取り残されてしまうことを危惧している。

 

 ご意見ありがとうございます。日頃から市政の発展にご協力賜り、誠にありがとうございます。

 このたびの教育大綱改訂に際して実施した「西条市教育に関するアンケート調査」の結果におきましては、保護者をはじめとする市民の皆様から、基礎学力の向上を求める意見が多数みられました。また、小中学校教員を対象に実施したアンケート調査におきましても、小中学校でしっかりとした基礎学力を身に付けることが大切であるとの意見も多数みられ、現場の教員におきましても、日々子どもたちの基礎学力の向上を意識しながら創意工夫を図ってまいります。また、今後は大綱案に記載する「夢と志を持って可能性に挑戦する人材を育成するための、時代の流れに即した『確かな学力(知)』『「豊かな心(徳)』『健やかな体(体)』をはぐくむ教育」を確実に推進することができるよう、市長部局と教育委員会が足並みを揃えて取り組んでまいります。
 また、高等教育に係るご提案につきましては、地元高等学校との間においても危機感を共有しながら人材流出を抑制するための施策のあり方を模索し続けているところでありますが、本市の判断だけでは如何ともし難いところがあります。今後とも愛媛県、愛媛県教育委員会、市内高等学校との連携を深めながら、本市における将来的な教育のあり方を検討してまいりますので、ご理解よろしくお願い申し上げます。

2

 西条市に公立の中高一貫校の設立を希望します。
 理由は、大学受験に集中するためです。
 西条市に優秀な人材を確保するために、西条市で働くことを前提とした、奨学金の創設をお願いします。
 放課後指導員をおいて、授業に遅れる子供を少なくして欲しい。
 すべての子供に、教育についていく機会が、必要だと思います。
 子供の豊かな体験機会のため、デュアルスクールの導入をご検討いただきたい。
 以上です。よろしくお願いします。

 

 ご意見ありがとうございます。日頃から市政の発展にご協力賜り、誠にありがとうございます。

 中高一貫校の設立につきましては、生徒数の減少が叫ばれる中、私立学校を含めた生徒獲得の競争が激化しており、設立に向けた前提条件は大変厳しいものと受け止めています。令和3年度入学者を対象とした県立中等教育学校の入試状況におきましても、松山西中等教育学校を除き、今治東中等教育学校が0.78倍、宇和島南中等教育学校が0.89倍と、ともに1倍を下回っており、ここ近年は1倍を下回る状況が続いています。このような状況にありますことから、行政主導によって中高一貫校を積極的に誘致・設立することは極めて困難な状況にあると考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
 西条市で働くことを前提とした奨学金の創設につきましては、現行の制度において、深刻化する医師不足を解消し、地域医療の充実を図ることを目的に、医師確保奨学金貸付制度を設置しております。限られた財源の中で新たな奨学金制度を創設することは難しい側面もございますので、今後は頂いたご意見も踏まえながら、奨学金制度に限らない幅広い視点で検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解よろしくお願い申し上げます。
 授業に遅れる子どもの対応および教育についていくことができる機会の創設につきましては、教育格差が生じることの無いよう、本市においても取組を推進していかなければならないと受け止めています。本大綱案に記載しておりますが、これらの課題は学校教育現場の問題として捉えるのではなく、公民館や図書館などの社会教育施設との連携も深めることで、教育格差解消に向けた手段の多様化を図ってまいります。
 デュアルスクールの導入につきましては、本市においては制度的な議論が進んでいない状況にありますが、移住推進や関係人口創出に繋がる観点もあることから、今後、導入可能性を検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解よろしくお願い申し上げます。

お問い合わせ

西条市役所 経営戦略部 政策企画課 政策企画係

〒793-8601 愛媛県西条市明屋敷164番地
電話:0897-52-1686 (直通)

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