ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 経営戦略部 > シティプロモーション推進課 > パブリックコメント「西条市地域公共交通計画(案)」に対する意見公募の結果及びこれに対する西条市の考え方について

本文

パブリックコメント「西条市地域公共交通計画(案)」に対する意見公募の結果及びこれに対する西条市の考え方について

ページID:0099473 更新日:2023年3月24日更新 印刷ページ表示

「西条市地域公共交通計画(案)」に対する意見公募の結果及びこれに対する西条市の考え方について

 「西条市地域公共交通計画(案)」に対する意見募集を行いました結果、13名の方から計17件のご意見をいただき、ありがとうございました。

 意見の概要と意見に対する市の考え方を掲載いたします。

1 意見募集案件

西条市地域公共交通計画(案) [PDFファイル/5.13MB]

西条市地域公共交通計画新旧対照表 [PDFファイル/3.79MB]

2  意見公募の実施状況

(1) 募集期間

令和5年2月3日から令和5年3月6日まで

(2) 案の縦覧方法

  • 本市ホームページ
  • 本庁くらし支援課 窓口
  • 西部支所(各サービスセンター)総務管理課 窓口

(3) 住民周知の方法

  • 市ホームページ掲載
  • 市公式LINEでの配信
  • 市facebook掲載

3 意見公募の結果

(1) 意見の応募者及び件数

13名(17件)

(2) 提出方法の内訳

 
  メール 郵便 FAX 持参
人数(件数) 2名(15件) 0名(0件) 0名(0件) 11名(2件) 13名(17件)

(3) 意見の概要と市の考え方

 
No. 意見の概要 意見に対する市の考え方
1  現計画の情報がベースとなっており、ボリュームに対してパフォーマンスが悪い。MaaSなどの新たなモビリティーサービスの活用等、時代の転換期となっているため、一部見直しではなく、刷新が必要なタイミングである。

 ご意見ありがとうございます。

 このたびの計画の変更については、令和2年11月の地域公共交通計画の活性化及び再生に関する法律の改正に合わせる形で、乗合バスの運行費等に対し交付されている国の補助を活用するためには、地域公共交通計画への位置づけが補助要件化されたことを受け、補助事業の確実な実施のために変更を行うものであり、現計画をベースに情報の更新及び補助系統路線の記載を行ったものであります。

 なお、現計画の計画期間は、令和2年度から令和6年度としており、ご意見のありましたMaaSを見据えたデジタル技術の活用等についても、次回改定予定年度の令和6年度に検討を行い、計画を改定したいと考えております。

2 ​ 計画に実行性がない。いつ何を具体的にどうするのか明示されていない。

 ご意見ありがとうございます。

 本計画は、「誰もが安全で快適に移動できる地域社会」を将来像とし、その実現のために目標設定を行い、目標達成のための事業を定めております。その事業スケジュールと進捗状況は、西条市地域公共交通計画(案)(P75~77)に記載させていただいておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

3  今後の具体的な計画→現状の課題→エビデンスの順に構成すべきである。

 ご意見ありがとうございます。

 計画の構成につきましては、次回改定時に市民のみなさまがより理解しやすい構成となるよう努めてまいりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

4

 高齢化率の視点ではなく、自宅から300メートル以内のバス停等が無い高齢者はどこに集中しているか等の分析をしないとデマンドタクシー等の本当のニーズが把握できない。

 民間事業者が事業として継続できる施策につながらない。

 ご意見ありがとうございます。

 高齢者に限らず移動に関する困りごとや移動実態やニーズについては、令和5年度市民アンケートやヒアリング調査等社会調査を実施する予定となっております。

 また、令和5年度には西部地域でのバス路線再編とデマンド型交通等の導入について検討を行う予定となっており、令和4年10月から実証運行を開始している西条地域デマンド型乗合タクシーの運行結果と合わせ、バス路線とデマンド型乗合交通等他の交通モードとの役割分担について、交通事業者等と協議を行っていきたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

5

 今後、人口増加が見込まれる玉津地区においてのバス路線廃止後、今後の具体的な対策が示されていない。不便な実証をしておいて利用者が無かったと結論づけられるのではないか。

 利用したいときに利用できないことから利用者が減少し、さらに減少となる負のスパイラルになっていることを理解する必要がある。

 何もできないなら負担金を出してバス路線を維持してもらうしかないのではないか。

 ご意見ありがとうございます。

 計画上では、玉津地区等個別地区に対する対策は示しておりませんが、バスが通らなくなったエリアについてはデマンド型乗合タクシーでカバーする方針としております。

 玉津地区においては、令和4年9月末にバス路線禎瑞線が廃止され、代替交通として10月から西条地域デマンド型乗合タクシーを導入しており、運行状況については、10月から2月までの間に、のべ利用者数は600人を超え、稼働率実績で7割以上と、稼働は好調であると思われます。

 利便性が低いため、利用状況が悪くなるといった側面はあると思われますが、一方、計画の目標として「行政負担の抑制」を掲げており、利用されていない移動サービスについては見直しを行い、費用負担も勘案しながら交通モードや運行内容を検討していく必要があると考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

6  バス路線を維持・拡充したときの経費を明示して、その予算で別の対策を取った場合の効果とその効率性を示す必要がある。

 ご意見ありがとうございます。

 令和5年度以降にバス路線廃止に伴うバス路線の再編や代替交通モードの検討を行っていく予定としております。

 バス路線再編や代替交通モードの方針が決まりましたら、現行の経費負担との比較や効果等の計画への記載について検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

7

 JR四国側は、経営安定化基金の2031年返済開始を踏まえ、2025年までの自治体との協議を始めたい意向の報道発表があり、順次自治体と協議していく流れの中、JRの方向性聴取のうえ街づくりとしての鉄道将来像を持っておく必要があり、計画書に記載はないが、予讃線の方向性に関するJR四国との協議は計画されているか。「JR四国側と方向性共有」するだけでも、計画として記載したほうがよいと思うが、次期計画改定でも記載のタイミングは悪くない。(P12-14)

 ご意見ありがとうございます。

 JRとの方向性共有については、目標1(P67)で評価指標を年間利用者数とし、令和3年度より向上させるといった目標設定等を行い、方向性の共有を図っているところであります。

 また、利用者数が大幅に減少しているローカル鉄道の再構築方針を作成する再構築協議会制度の創設等を目的とし、地域公共交通の活性化及び再生に関する法律等の一部を改正する法律案が今後国会において審議予定となっていることから、その動向も注視し、JR四国と情報共有を行い、方向性の共有は図っていきたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

8

 西之川線改善策として、伊予西条駅~西之川までは観光路線なので、トリム公園以降の26の停留所を間引いて運行快速化することでロープ―ウェイへの接続を早める。

 伊予西条駅~トリム公園までの区間の乗降頻度が少ないなら、運行者負担軽減のため定期運行ではなくシーズン運行のみにする。

 小川交差点経由で11号線を通って加茂川橋に向かう経路を、瀬戸内運輸特急松山―新居浜線のように、伊予西条駅→文化会館前→加茂川橋という経路のほうが観光者向けであり、最短経路なので変更する。

 西条地域市内循環区間でも、済生会西条病院側から来る乗客数が乗降測定データ取得により少ないのであれば、伊予西条駅発着といった踏み込んだ運行経路見直ししたほうがよい。

 市内循環線の乗客層は病院と買い物向けの高齢者メイン、伊予西条駅から西之川は観光客のみといった目的意識の高い効率的運行が必要ではないか。

(P23、62、68、70、76)

 ご意見ありがとうございます。

 西之川線については、買物や通院、通学等の日常的な移動手段として、また石鎚登山等観光のための観光路線として位置付けており、山間部と中心市街地を結び、市街地循環を行っているバス路線であります。ご提言の内容については、バス事業者と共有し、生活路線として、また観光路線として利用される方の利便性向上と効率的な運行に向け努めていきたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

9

 再編後のバス路線の安定維持のために、東予地方の大型2種免許所有者数(愛媛県全体数・男女数は毎年オープンデータあり)を警察に確認しておいたほうがよい。

 ご意見ありがとうございます。

 公共交通事業者のドライバー数の確保のため、情報収集についても努めていきたいと考えております。

10

 丹原地域よりそいタクシーについて、周桑バス(株)の速やかな段階的運行廃止、粛々とよりそいタクシーとする。山間部のデマンド切り離しと丹原地域平野部の壬生川地域への編入は妥当である。

 周桑病院行14:30発便は不要である。現時点では登録者も認知数も少ないが、最もニーズが高まるのは団塊世代が80歳台になった時なので、5年後等に利用したい(23.5%)というアンケート結果を常に頭の片隅に入れて準備していく必要がある。(P21―31)

 ご意見ありがとうございます。

 丹原地域デマンド型乗合タクシーは、同地域でバス路線が運行していることや運行便数が限られていること等により稼働率が低調な状態となっております。

 今後、西部地域(東予・丹原・小松)において、地域の移動ニーズに適した交通体系の構築を目的に、運行するバス路線について路線廃止等の再編を行い、丹原地域デマンド型乗合タクシーの再編も含め、デマンド型乗合交通等代替交通の検討を行っていく予定となっておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
11

 西条地域よりそいタクシーの登録者増大のための告知施策と運行改善案として、ドコモなどの携帯会社にもポスターを掲示してもらい、個人情報入力のユーザー登録を支援してもらう。

 若年層・現役世代・子育て世帯向けには西条市LINE による告知も重要である。

 今治市実証タウンモビリティのアンバサダーによるフレコミも活用できる。

 小中高校の地域課題授業で告知して、スマホユーザー向けに先着〇名などAmazоnギフトキャンペーンで、子ども経由で祖父母世代や親の登録を取り込む。

 5~10年後に、医療難民になりかねない団塊世代の高齢者向けには、地域包括協議会ネットワークを活用して、公民館での登録啓発会を実施する。

 第一便は病院への午前9時着とすべく、午前8時出発にしたほうがよい。

 1年間の実証取得データをもとに、西条地域バス循環線を設定し、その重複などを勘案して、エリアを絞れるなら今治市実証「mоbi」も候補となるのではないか。

(P32、66、68、75)

 ご意見ありがとうございます。

 西条地域デマンド型乗合タクシーについては、令和4年10月から運行を開始しており、10月から2月までの運行状況としては、のべ利用者数は600人を超え、稼働率実績で7割以上と、稼働は好調であると思われます。

 現在の運行にかかる主なターゲット層としては、免許返納後の高齢者を想定しており、登録状況も70~80歳代が8割以上となっております。

 今後、利用者等のアンケート調査を実施し、運行内容の改善について、また、将来の利用者層も視野に、登録者拡大に向けて周知啓発案について検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
12

 西条地域では、高齢者の利用頻度が高いドラックストアコスモス西条店や出店の日が浅いハローズ西条店も、行先認知共有のため、記載ある方がよい。(P43、44)

 ご意見ありがとうございます。

 P43、44の記載は、平成26年度に実施したアンケート調査結果もとに利用頻度の高いスーパーや病院について記載をしております。

 本計画については、次回令和6年度中に計画を改定する予定となっておりますので、計画改定に向け新たに実施するアンケート調査等を基に情報の更新を検討したいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

13

 よりそいタクシーの予約方法としては、MaaSアプリでの予約をメインとし、電話予約をサブとする。団塊世代については電話での予約の方がよい。

 予約アプリや支払アプリのシステム化、高齢者向けには電話予約や現金払い等も検討し、他の自治体の実証試験(予約アプリ:新居浜市(MОNET)、支払アプリ: 宇和島市(南予デジタル交通チケットYODОMaaS、乗り放題プランを併せ持つ今治市タウンモビリティ「mоbi」) 結果を参考に決める。

 サブスク化及びキャッシュレス決済にすることで、よりそいタクシー含め、その他の公共交通利用での予約決済一本化が可能となる。(P68、74)

 ご意見ありがとうございます。

 本市においても、利用者視点に立った地域公共交通体系の構築を図っていくためには、MaaS(デジタル技術を活用し、複数の公共交通やそれ以外の移動サービスを最適に組み合わせて検索・予約・決済等を一括で行うサービス)を見据えた取組が必要であると考えております。

 一方、システム等の導入には一定の経費負担が発生しますので、費用負担と地域にあったサービスの提供量等を勘案しながら、他市の運行状況も研究しつつ、導入について検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

14

 すべての施策は10年後のタクシー運転手確保できることを前提にしており、10年後に60代と50代未満のタクシー運転者数を確認しておく必要ある。(P34、77)

 ご意見ありがとうございます。

 本市のタクシードライバー数については、近年、特にコロナ禍の影響もあり、大幅に減少をしております。目標7公共交通の担い手確保(P74)においても、ドライバー数の増加を目標に掲げ、今後、ドライバー数の増加に向けて取り組んでいく中で、各種情報収集についても努めていく必要があると考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

15

 75歳以上の市民税非課税高齢者へのタクシー利用助成事業は、5~10年先に交付人数の段階的な激増が見込まれるので、早い段階でよりそいタクシーに一本化したほうがよい。(P39)

 ご意見ありがとうございます。

 高齢者タクシー利用助成やバス路線補助等の公共交通関連の負担については、目標6行政負担の抑制(P73)の観点から、助成サービスと移動サービスを一体的に見直し、適正なサービスに再構築していくこととしておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
16

 近年、少子高齢化が進む中、高齢者の移動手段は少なくなっている。中でも、バスやタクシーは高齢者が移動する手段として重要な存在だと私たちは考えている。免許を返納した高齢者はスーパーや病院、薬局など生活に欠かせない場所に行くのにバスやタクシーは必要不可欠な交通手段である。しかし、バスやタクシーはお金がかかり、年金生活をしている高齢者にとっては大きな出費である。そこで、西条市在住の高齢者を対象としたうえで、以下のことを提案したい。

 

【提案(1)】ドライバーボランティア(登録制)

 求職者や移住者を対象としたタクシードライバーのボランティア登録制度を始めるべきだと思う。西条市も例外ではなく

 年々減少しているタクシードライバーの仕事を、市の補助を付けて募ることにより、一時的にでも増やすことが出来る。また、西条市に移住してくる人たちにも収入が不安定な時期の収入源として取り組んでもらうことにより、その人たちに安定した収入を与えることが出来る。

 

【提案(2)】西条市バスツアーの実施

 高齢者対象のバスツアーを企画することで、普段バスに乗らない人にバスを利用する機会を作ることができると思う。さらにツアーの移動中に宣伝等をすれば、周辺店舗や施設の告知もすることができるので、バスツアーに参加した人が、今度は移動手段としてバスを利用することが増えると思う。そうすることで地域経済の活性化にもつながり、バスツアーは西条市の魅力を伝えることのできるものでもあると思うので、ぜひ取り組むべきだと思う。

 以上のことから、私たちは今回の計画を踏まえ、高齢者を対象としたバス・タクシーの利用を提案する。

 今後将来的には、バス・タクシー運賃が完全無償になればと思う。現在、西条市の中でも山間部では少子高齢化が著しく進んでおり、身近にある商店なども少なくなっていくのではないかと思う。その中で、高齢者が所用で街に出ていくことは必至で、その度に出費をしていては、段々と生活が成り立たなくなってしまうのではないか、と私たちは危惧している。そこで、運賃を完全無償化すれば、そのようなことが起こる心配はないのでは、と考える。

 ご意見ありがとうございます。

 近年、人口の急激な減少やドライバー不足の深刻化に伴い、地域交通を担う交通事業者のサービス継続が困難となりつつあります。また、高齢化の進展や運転免許証の返納が進みつつあることから、自動車等を運転できない高齢者等の移動手段としての公共交通の重要性が増大しております。

 本市においても、高齢者をはじめ「誰もが安全で快適に移動できる地域社会」を目指すべき将来像と計画に定め、誰もが通院や買物、趣味等のために気軽に公共交通機関を利用し、おでかけができるようなまちづくりを進めていく必要があると考えております。

 ご意見のあった提案(1)はドライバー不足、提案(2)は公共交通機関の利用促進と、本市が地域交通において課題としている事項への対応策となっており、今後の取組の参考とさせていただきたいと考えております。

 なお、高齢者のおでかけのためのバス・タクシー運賃の無償化については、計画においても「目標6行政負担の抑制」(P73)で定めているとおり、限られた費用の中で高齢者向けの各種助成制度等と移動サービスを一体的に見直し、適正なサービス体系を構築していくこととしておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

17  移住者支援や子育て支援に手厚いことで「住みたい田舎町ランキング1位」に選ばれたこともある西条市であるが、近年では高齢化や交通の不便さなどが問題となっている。その中で、今回私が注目したのは、市内にあるバス停の現状である。バス停の設備を充実させることで、交通の不便さの解消につながるのではないかと考えている。そこで、私の考えを発信したいと考え、応募することを決意した。

 私が住んでいる西条市では、近年高齢者や免許の返納率が高くなっている。免許返納率が高まっているということは、バスやタクシーなどの公共交通機関がよく利用されているということだと思う。しかし現在の西条市では高齢者や山間部に住んでいる人など地域の人々にとって便利と言えるような設備がまだしっかり整っていないと思う。西条市の公共交通機関が今よりも整うことで、高齢者の免許返納率が上がり、そのことが事故の削減にもつながると思う。

 そこで、私は今よりもより良い西条市にしていくために今後の西条市における公共交通機関についていくつかの提案をしたい。

【提案(1)】バス停の整備

 現在西条市内のバス停では、整備が整っていないバス停が多いと思う。例えばバス停に置かれている椅子が壊れていたり椅子が置かれていなかったり、雨の日に屋根がなくて不便だったり、バス停が目立たなくて分かりにくいなどといったことがあげられる。そのようなことを改善するための案として、中高生や大人などといったその地域の人々を対象としたボランティアを募集することを提案する。地域の中高生や大人で協力して行うことで、その中で新しい交流や出会いや会話が増え、よりよい西条市にしていけると考える。

 

【提案(2)】企業、団体からの支援

 バスの運営において地域の企業や団体に支援を募ることで、乗客者のバス料金の低価格に繋げることが出来る。バスの中で企業や団体についてのアナウンスを流したり、バス停にチラシを貼ったりすることで、バス会社にとっても、企業や団体にとっても利益の増加に繋がる。また、バス停を商業施設や病院の前に設置することで、利用者にとっては利便性が上がり、商業施設にとっては、集客数を増やす手段の1つになると考えている。バスを低価格化させることにより、バスの利用者も増加し、地域の活性化にも繋がると思う。

 以上のことから、私はよりよい公共交通機関づくりとしてこれらを提案したいと思う。

 今後、将来的には今よりももっと交通機関の充実をはかることが大切になっていくと思う。西条市の中でもバス停が家の近くになく外出に困ったり、交通手段がなく買い物に行けなかったりする高齢者が増加していることが問題視されている。そのような問題を解決するための1つの手段として、「よりそいタクシー」という制度がある。この制度は利用したい日時を予約し、その時間帯に予約した複数の人が乗り合って利用するというものである。便利なサービスのように思えるが、運行の曜日が限られていたり、宣伝不足により、「よりそいタクシー」の制度を知らない人も多く、中々利用しにくい現状にある。そのような問題をなくしていくためには、各家庭によりそいタクシーを宣伝するチラシを配布したり、運行曜日を増やしていくことが出来れば、誰もが利用しやすい制度になるのではないかと考える。

 ご意見ありがとうございます。

 近年、人口の急激な減少やドライバー不足の深刻化に伴い、地域交通を担う交通事業者のサービス継続が困難となりつつあります。また、高齢化の進展や運転免許証の返納が進みつつあることから、自動車等を運転できない高齢者等の移動手段としての公共交通の重要性が増大しております。

 本市においても、高齢者をはじめ「誰もが安全で快適に移動できる地域社会」を目指すべき将来像と計画に定め、誰もが通院や買物、趣味等のために気軽に公共交通機関を利用し、おでかけができるようなまちづくりを進めていく必要があると考えております。

 なお、今後、本市の西部地域(東予・丹原・小松)において実施予定であるバス路線の廃止等再編や代替交通導入の検討の中で、提案(1)のバス停の整備や、提案(2)の整備等に係る費用負担のあり方については、課題としている事項でありますので、今後の取組の参考とさせていただきたいと考えております。

 また、よりそいタクシーの運行内容の改善や周知につきましても、利用者等へのアンケート調査や聞き取り調査、チラシ配布等を実施し、運行内容の改善検討や周知に努めたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

お問い合わせ

西条市役所 市民生活部 くらし支援課 地域交通係

〒793-8601 愛媛県西条市明屋敷164番地
電話:0897-52-1720 (直通)

Adobe Reader
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

おすすめイベント