パブリックコメント「西条市内道路網整備計画（案）」に対する意見公募の結果およびこれに対する西条市の考え方について

　壬生川駅福王院線の未整備区間については、都市計画道路の廃止をして欲しい。理由としては、現在所有している土地の有効利用が出来ないためである。

　都市計画道路壬生川駅福王院線は、東予市街地の骨格を形成する幹線街路です。東予市街地の交通渋滞を緩和し、この区域の防災上も必要な路線であると考えております。
　また、今回提案している、都市計画道路新地北条線の廃止区間を代替する路線となります。したがって、本路線については、従来の計画通り存続したいと考えております。
　都市計画道路の土地所有者の皆様には、起業地に都市計画法にもとづく建築制限を課しており、ご迷惑をおかけしております。
　これは、将来の事業の円滑な遂行を図るために設けられた制度であり、公共の福祉を最優先に考えたものであるため、ご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

(1)朝方、国道196号からフジボウに曲がる交差点がかなり混雑しています。安全のため右折専用の信号を設置してほしい。
(2)夕方（16時30分～17時30分）、フジボウ側から国道196号にでる信号(青)の時間を伸ばしてほしい。フジワラ化学とフジボウの退社時間が重なり渋滞となっている。
(3)国道196号からフジボウへの港湾道路について、路上駐車が多く通勤時間の混雑の原因になっている。
(4)国道196号は通勤時に壬生川市内で混雑し渋滞の原因となっている。臨港道路北条線を延長して壬生川市内を迂回し高須・河原津方面のへのアクセス道路が必要と考える。
(5)全般的に自転車を乗っている人が増えているため、自転車専用道を増やしてほしい。

(1)(2)について
　交通規制については愛媛県公安委員会の管轄となります。ご要望の趣旨を、愛媛県公安委員会にお伝えいたします。
(3)について
　臨港道路壬生川線（フジボウから国道196号までの路線）については、実態調査を行い、愛媛県公安委員会の協力を得て、対応したいと考えております。
(4)について
　国道196号の壬生川市内の渋滞を緩和する路線が、都市計画道路壬生川氷見線です。
　都市計画道路壬生川氷見線は、国道196号の壬生川地区を起点とし、都市計画道路安井飯岡線（県道壬生川新居浜野田線）を終点とする路線であり、国道196号のバイパス機能も有しているため、市としても重要な路線と位置づけております。
(5)について
　自転車専用道路は西条市にはありませんが、「自転車通行環境に関するモデル地区」となっている壬生川地区の駅前において、自転車専用レーンを設けています。
　今後、整備をおこなう路線において、自動車、自転車および歩行者の交通量が多い区間においては、自転車歩行者道として車道と並列して整備を行います。