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第2回「ローカルファンド研究会」を開催しました
西条市では、次世代を担う世代へこの地域を受け継いでいくための一つの方法として、地域のあらゆる資源が多様な形で循環する仕組みづくりを目指し、今年度よりローカルファンド構築推進事業を開始したところです。
8月29日(水曜日)、まちづくり等の各分野で活動されている方々、学生、行政、金融機関など、地域の多様な関係者のご参加のもと、標記研究会を開催しました。
この研究会は、ローカルファンドの趣旨等を知り、必要性や活用方法を考え、将来の創設に向けた機運を高めるため開催するものです。
他地域での取組について先進事例・手法を学んだり、皆さまそれぞれが現在行われている取組を伝えあい、それぞれが連携していったりすることで、新しい効果を生みだしたり、ゆくゆくは地域課題の解決につながっていくものと考えています。
参加者の方からは「講師の方の話が参考になった。今後の取組に活かしたい」「今回の話によりアイデアを発想したので、連携していきたい」といった声も寄せられるなど、ワクワクするような新たな可能性が芽生え始めています。
次回は10月5日(金曜日)、「地域包括ケア」をテーマに先進事例を学ぶことを予定しています。ぜひお越しください。
ローカルファンド(ふるさと基金)とは
ローカルファンド(ふるさと基金)=コミュニティ財団
…市民が資金を出し合って設立する基金。
自分たちが直面している問題を解決するために、市民自ら資金を出し合い設立し、そのお金を活用するもの。
言わば、「市民みんなのお財布」「市民の市民による財団」です。
これから、将来に向けて基金のあり方や活用方法など幅広く議論や検討を行うこととしています。
第2回ローカルファンド研究会の概要
1 日時 平成30年8月29日(水曜日) 15時~17時
2 場所 西条市役所庁舎本館5階大会議室
3 内容
●西条市版ローカルファンド構想について…西条市地域振興課
西条市版ローカルファンド構想について [PDFファイル/1.27MB]
●講演
・「ローカルファンド研究会IN西条の目指すもの・他地域でのローカルファイナンス取組み紹介」 (一社)場所文化フォーラム名誉理事 吉澤保幸氏
ローカルファンド研究会IN西条の目指すもの [PDFファイル/1.53MB]
南砺幸せ基金パンフレット(参考) [PDFファイル/2.28MB]
・「空き家を活用したまちづくり~横浜市、三津浜地区でのまちづくりの取組について」 コトラボ合同会社 代表 岡部友彦氏
空き家を活用したまちづくり~横浜市寿町・松山市三津浜での取組等 [PDFファイル/16.38MB]
●参加者を交えた意見交換
研究会の様子