本文
地域の皆さんとの対話によるあたらしい「応援の仕組み(ローカルファンド)」を考えていきます
11月15日(金曜日)、「ローカルファンドを考えるコアメンバー会議」を開催しました。
西条市では、昨年度から「ローカルファンド研究会」を開催し、先進事例の学習を通じたローカルファンドのイメージの共有をしてきましたが、このコアメンバー会議では、もう一歩踏み込み、仕組みについても具体的に検討していこうとしています。
地域のステークホルダーの皆さん(福祉・農業・環境・暮らしを楽しくするイベントの開催等々、さまざまな分野で活動をされている方)にご参加いただき、それぞれの活動を通した将来の夢や展望などをまずは共有し、そのためにはどんな仕組みが必要なのか?ということについて、今後話し合っていく予定です。
今回の会議では、前神有里さん(一般財団法人地域活性化センター 人材育成プロデューサー)進行のもと、地域の未来(2030年の西条市)を考える前に、まずは私たちがこの地域でどのように生きていきたいのか、ということのブレインストーミングをしました。
前神さんから、「地域を何とかするためにどうするか、と考えると非常に難しいですが、『私がいきいきと暮らせるのはどんな環境だろう?』、『それは地域にとってもこんな良いことがあるのでは?』というように、逆に考えると、そんなに難しくはないと思います」と教えていただき、まずは「自分の好きなモノ・コト」、「苦手・嫌なモノ・コト」を、メンバー同士で共有しました。
それをベースに、少し先の未来2030年を想像しながら、
・本当に自分が働きたいと思う働き方
・理想のまちづくり
・心の底からやりたいと思うこと
をグループで話し合い、全体でも共有しました。
今回は、まずはそれぞれの漠然とした思い、希望などを意見出しする機会だったので、一つ一つを何か施策に結びつけるわけではありませんが、これから、「一人一人がどう生きるか」ということに寄り添っていけるような仕組みを作っていくことが、「新しい価値を作る」と考え、そういった仕組みづくりを目指した話し合いを進めます。
コアメンバー会議は、およそ隔月に1回、夕方90分間程度の会議です。
次回は1月24日(金曜日)17時~18時30分開催予定です。
この会議に興味がある!参加してみたい!という方、まずはご説明に伺いますので、市役所地域振興課までお気軽にお声掛けください!
ローカルファンドとは?
言わば「市民による市民のための地域の貯金箱」です。
この地域を支えるさまざまな分野の挑戦を、限られた人だけでなく住民誰もが知り、つながり、応援しあえる仕組みづくりが必要ではないか?それなら自分達で考えよう!という構想です。
現在考えているローカルファンド構築までのロードマップ
あくまでも現時点での想定であり、実際には、このコアメンバー会議での議論を中心とした地域の皆さんとの対話から、可能性を探っていきます。
ローカルファンド構築へのロードマップ [PDFファイル/200KB]