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西条市版SIBつながり広がるチャレンジ応援事業 令和2年度中間報告会を開催しました

ページID:0071964 更新日:2020年11月27日更新 印刷ページ表示

西条市では、地域の未来を創るチャレンジを地域ぐるみで応援する、成果連動型の補助事業として「西条市版SIB」を実施しています。

地域内外の皆さまからのご出資・ご協力のもと、≪たぬき本舗株式会社、ネイティブキッチン、Ville natale(ヴィルナタール)≫の3事業者が、地域の社会的課題の解決、ひいては「SDGs」※達成につながる3つのプロジェクトに取り組んでいます。

このたび、11月18日に各プロジェクトの進捗状況についての中間報告会を開催しました。

中間報告会の告知バナー画像

報告会では、地域の方々のご協力を得ながら、各プロジェクトを着実に進めていることを、3事業者の皆さんからご報告いただきました。

また、3事業者さんへの「SIBに取り組む中で、感じたことは?」という問いに対して、3者よりこのようなお答えがありました!

「支えていただいている地域の皆さんに地域の財産として感じていただき、守っていただいていると、取り組んでいて強く感じるようになった。当初からSDGsの達成を目指す中、なかなか一企業として取り組みが難しいとも感じていたが、地域の皆さんに応援をいただき、次なるステップへの足掛かりをたくさんいただいている。」(たぬき本舗株式会社)

 

「出資者募集では苦戦したものの、自ら、地道な声掛けをすることを経験したのがとても良かった。この時に、本当に地域の一人ひとりから大切なお金をお預かりして事業を実施するのだと実感した。人と人のつながりの中にこの事業がある、ということをリアルに感じた。助成金として資金提供されるよりもやる気も出るし、協力者の方とより深くつながっている。」(ネイティブキッチン)

 

「SIBの事業名として『つながり広がる』とあるが、県外からこの土地にやってきて、誰も知らない状態で店を始め、まさにその言葉通り、この取組を始めて色んな生産者さんや同じSIBをやっている事業者さんともつながることができ、事業に活かせている。これからもどんどん、色んなつながりを広げて行きたいと思っている。」(Ville natale[ヴィルナタール] )

 

また、参加者の皆さんからは、

「取組を行う中での壁や課題は?」

「こんな団体と連携してみてはどうか?」

「事業を情報発信する広報・周知方法での工夫があれば知りたい!」

「地域の産品を、掘り起こし受け継いでくれていることに感謝。この事業で喜びを感じている人は多いと思う。」

「直接、事業者さんの話を聴き、資料などで見るよりさらに素晴らしさを感じた。3事業が成功して欲しいし、この取組みが長く続いて欲しい。」

などなどのご質問やご感想もいただきました!

今後も引き続き、成果の創出に向け、3つのプロジェクトを進めてまいります!

 

西条市版SIB つながり広がるチャレンジ応援事業 中間報告会

日時

11月18日(水曜日)19時00分~20時30分

場所

西条市役所 5階大会議室

当日の内容

・西条市版SIBつながり広がるチャレンジ応援事業 概要説明 ≪西条市説明資料 [PDFファイル/2.84MB]

・SIBプロジェクトの概要と進捗状況のご報告

 ≪たぬき本舗株式会社 [PDFファイル/1.81MB]ネイティブキッチン [PDFファイル/6.41MB]Ville natale(ヴィルナタール) [PDFファイル/8.63MB]

・質疑応答、意見交換

 

その他

当日は新型コロナウイルス感染症予防対策に注意し、現地集合にて開催しました。

★当日の様子は、録画したものを後日YouTubeで配信予定です。

 

西条市版SIBとは?

”社会的投資”を組み合わせた、新しい成果連動型の補助金の仕組みです。

プロジェクトにあらかじめ成果目標を設定し、応援してくださる個人や企業からの出資(投資)によりプロジェクトを実施します。

プロジェクト終了時、成果目標を達成していれば、西条市が交付金を中間支援組織に支払い、出資者には出資元本が償還されます。あわせて、各事業者から出資者へ、出資特典が贈呈されます。

 

SDGs(持続可能な開発目標)

SDGsロゴ

2015年に国連で採択された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す、世界共通の目標です。様々な分野の17のゴールから構成され、地球上の「誰一人取り残さない」ことを誓っています。

国や企業だけではなく、私達地域で暮らす一人ひとりの生活から考えていくことも必要です。

国連は2020年から2030年までを「行動の10年」と位置付けており、2020年はまさに行動を開始する年です。

●参考:農林水産省HP https://www.maff.go.jp/j/shokusan/sdgs/index.html

●参考:外務省HP https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html

 

令和2年度西条市版SIBで実施している3つのプロジェクト

たぬきまんじゅう販路拡大プロジェクト ~地域の銘菓・伝説の継承、人々の想いの結集~ 【たぬき本舗株式会社】

▼詳細はこちら

https://www.en-try.jp/funds/74

西条では老若男女におなじみのお菓子、「たぬきまんじゅう」。

平成30年に、90年以上の歴史あるこの銘菓は、後継者がいないことからその歴史に一度幕が降ろされたことは、地域で大きな反響を呼びました。

その惜しむ声を受け、「たぬき本舗」として森さんが起業・事業承継し復活しました。

地域の歴史的資源ともいえる「たぬきまんじゅう」の伝承・さらなる販路拡大のため、今回は市民参加型で懐かしのCMソング復活に取り組みます!

 

たぬき本舗代表者写真 たぬきまんじゅう写真

 

「西条ジビエ」スタートアッププロジェクト~幅広い世代が自然と共生できる社会を目指して~ 【ネイティブキッチン】

▼詳細はこちら

https://www.en-try.jp/funds/75

シカやイノシシといった野生動物による暮らしへの被害は、西条市でも深刻化・広域化しています。

一方で、害獣として処理するだけでなく、ジビエとしてありがたく命をいただき、地域の新たな特産品、観光資源、そして魅力的な食文化として広めていき、豊かな自然と命の尊さを次世代へ繋げていこうとする取組が、ここ西条でもスタートしています。

現在はキッチンカーで営業している「ネイティブキッチン」が、地域でのネットワーク、良質なジビエを普及する体制づくりに努め、ジビエに関する学習・研究を行い、普及のためのイベントや、ジビエソーセージの開発・販売に取り組みます!

 

 ネイティブキッチン代表者写真 ネイティブキッチン活動の様子写真

 

フレンチで地域の魅力をつなぐプロジェクト ~「住んでよかった田舎、帰りたくなるふるさと」となるように~ 【Ville natale(ヴィル・ナタール)】

▼詳細はこちら

https://www.en-try.jp/funds/76

西条市では、四季を通じて多彩な野菜や果物、魚介類などが生み出されますが、そうした食の魅力は地域内外の方に十分認識されているとは言えず、まだまだ眠っている部分があるのではないでしょうか。

フレンチレストラン「Ville natale(ヴィル・ナタール)」を営む上甲さんご夫妻は、県外から移住し、食の宝庫ともいえる西条市の環境に大変驚かれたそうです

そういった地域資源を生み出されている生産者の方とネットワークを構築し、食や地域に関する情報発信、子どもへの食育等に取り組み、「住んでよかった」と誇れるまちを目指します!

代表写真 料理写真

 

 

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