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開催期間:平成22年2月6日~7日
開催場所:北海道七飯町 大沼国際セミナーハウス、七飯町文化センター他
参加者:3市町首長、新井満氏、北海道アイヌ協会阿寒支部・白糠シノッチャの会の皆さん、3市町文化団体他
2月6日に開催された第2回千の風サミットでは、ゲストとしてアイヌ民族の皆さんをお迎えし、「千の風になって」の歌の心に通ずる「自然と共生」をテーマとした貴重なお話をいただきました。
また、以前よりサミットにご協力をいただいている(株)朝日新聞社からは、本サミットが一つの契機となって実現した「千の風になったあなたへ贈る手紙」募集事業について、世界17カ国から5,056通の応募があり、大きな反響に驚くと同時に心揺さぶるその素晴らしい作品の数々に感銘を受け、(株)朝日新聞出版との協力の下、表彰記念イベントの開催と作品集の発刊(平成22年3月)について発表がなされました。
本サミットでは、歌の心やその力の大きさを再認識するとともに、「千の風になって」をめぐる新たな文化の創出への進展と、今後の3市町のより強い連携・交流の意思を確認し「サミット七飯宣言」が採択されました。
7日には「千の風フェスティバル」が七飯文化センターで開催され、各市町の代表のコーラスグループ、演奏楽団などによる素敵な歌や演奏が披露されたほか、新井満さんによる「千の風~もう一つの秘話」と題したすてきな物語の紹介も行われました。
また、その物語の精神の範ともなった北海道アイヌ民族の皆さんを迎えて、「自然と共生」をテーマとした貴重なお話と、アイヌの皆さんによる素晴らしい伝統芸能も披露され、会場の方々に多くの感動を与えていました。
大沼小学校の皆さんによる手話を交えた「千の風になって」合唱
「千の風~もう一つの秘話」新井さん
北海道アイヌ協会阿寒支部・白糠シノッチャの会の皆さんによる伝統芸能披露
北海道アイヌ協会阿寒支部・白糠シノッチャの会の皆さんによる感動のアイヌ語版「千の風になって」歌唱
新井さんと北海道アイヌ協会阿寒支部・白糠シノッチャの会の皆さん
フィナーレは秋川雅史さんの父であり声楽家の秋川暢宏さんの指揮の下、会場全員の「千の風」大合唱により盛大に幕を閉じました。