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名曲「千の風になって」は、芥川賞作家としても名高い新井満さんにより、北海道七飯町大沼の大自然の中で、訳詩・作曲され誕生しました。
平成20年4月には「千の風の散歩道」構想の下、七飯町大沼国定公園の湖畔にこの曲の誕生を記念したモニュメントが設置され、世界中から多くの人が訪れています。
大沼国定公園「千の風になって」モニュメント
「千の風になって」の訳詩・作曲者である新井満さんは、新潟県新潟市のご出身であり、この曲は故郷新潟に住む知人の悲しい出来事を悼んで作られました。
新潟市では、平成24年9月に善意の募金により、「千の風になって」モニュメントが「みなとぴあ」そば、みなと・さがんに完成し、その翌年には、このモニュメントを含んだまち歩きコース「散歩みち」を募集・表彰するなど、より多くの方から親しんでいただけるような取り組みを行っています。
「第1回千の風音楽祭」新潟市りゅーとぴあホール
「千の風になって」は、西条市出身のテノール歌手秋川雅史さんの歌唱により、全国へとその歌が広められました。西条市ではこれをきっかけとして「千の風になって」ゆかりの地としてのまちづくりを開始しました。
平成22年6月に(株)朝日新聞社から「千の風になったあなたへ贈る手紙」の作品原書の寄託を受け、また、事業継承により、市民団体「千の風」手紙プロジェクトとともに「千の風になったあなたへ贈る手紙」募集事業を行うなど、「千の風になって」手紙のふるさととしての魅力を全国に発信しています。
作品原書西条市寄託記念イベント「千の風物語 シンポジウム・朗読会」