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ヒブワクチンおよび小児用肺炎球菌ワクチン接種について

ページID:0000954 更新日:2015年1月15日更新 印刷ページ表示

ヒブワクチンおよび小児用肺炎球菌ワクチン接種について

 乳幼児に死亡または重篤な後遺症を残すことのある小児細菌性髄膜炎の原因は、ヒブ(インフルエンザ菌b型)の感染が約60%、肺炎球菌の感染が約30%を占めているといわれています。これらの細菌はせきやくしゃみで感染し、普通に子どもの鼻や喉にいる細菌です。ヒブは通常冬に流行する「インフルエンザウイルス」とは全く別のものです。髄膜炎以外にも肺炎や敗血症といった重症感染症を起こす事があります。
 ヒブ髄膜炎は、年間600人くらいの子どもが感染し、約5%が死亡、約25%に後遺症が残ります。肺炎球菌性の髄膜炎は、年間200人くらいの子どもが感染し、約40%の子どもに後遺症が残ったり、死亡したりしています。こうした細菌性髄膜炎等の予防にはワクチン接種が最良の手段です。

接種対象者

 接種時に、西条市に住民登録または外国人登録があり、生後2カ月~4歳の乳幼児
※小児用肺炎球菌ワクチンは9歳まで接種できるワクチンですが、5歳~9歳は助成の対象ではありません。

接種の方法

 接種を開始する時期によって回数が異なりますので、次の表を参考に接種を受けてください。

【ヒブワクチン】
接種開始時期1回目2回目3回目4回目
2カ月齢~6カ月齢初回1回目から27日以上(標準56日まで)の間隔2回目から27日以上(標準56日まで)の間隔3回目から7カ月以上(標準13カ月まで)の間隔
7カ月齢~11カ月齢初回1回目から27日以上(標準56日まで)の間隔2回目から7カ月以上(標準13カ月まで)の間隔
1歳~4歳1回

【小児用肺炎球菌ワクチン】
接種開始時期1回目2回目3回目4回目
2カ月齢~6カ月齢初回1回目から
27日以上の間隔
2回目から
27日以上の間隔(2歳までに)
3回目から
60日以上の間隔
7カ月齢~11カ月齢初回1回目から
27日以上の間隔
2回目から
60日以上の間隔
1歳~1歳11カ月齢初回1回目から
60日以上の間隔
2歳~4歳1回

接種不適当者および接種要注意者と注意点

接種を受けることができない人接種を受ける際に注意が必要な人
  • 明らかに発熱(通常37.5℃以上)している人
  • 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな人
  • ワクチンに含まれる成分で過敏症(通常接種後約30分以内に起こる呼吸困難や全身性のじんましんなどを伴う重いアレルギー反応を含む)を起こしたことのある人
  • そのほか医師が不適当な状態と判断した場合
  • 心臓病、腎臓病、肝臓病、血液の病気や発育障害などの基礎疾患のある人
  • 予防接種の接種後2日以内に発熱のみられた人
  • 過去にけいれん(ひきつけ)を起こしたことのある人
  • 過去に免疫不全の診断がなされている人および近親者に先天性免疫不全症の人がいる人

注意点

  • 接種後は、しばらく安静にする必要がありますので、時間に余裕がある日に接種を受けてください。
  • ヒブワクチン・小児用肺炎球菌ワクチンは、法定の三種混合ワクチンと接種する時期が近く回数も多いため、かかりつけの医師と相談のうえ、忘れないようにスケジュール管理をしましょう。
  • ヒブワクチン・小児用肺炎球菌ワクチンは、それぞれ別の日に単独で接種することもできますが、医師が必要と認めた場合に限り、ほかのワクチンと同時接種が可能です。
  • 重篤な基礎疾患にかかっている子どもへの同時接種は、単独接種も考慮に入れながら、状態を十分に確認して慎重に実施しましょう。

 

ワクチン接種時の副反応

 副反応は以下のとおりとなっています。接種後1週間は副反応の出現に注意しましょう。体調に変化がみられた場合は、医師にご相談ください。

  • 接種部位の局所反応:発赤、腫れ、しこり、疼痛
  • 全身反応:発熱、不機嫌、異常号泣、食欲不振、嘔吐、下痢、不眠、傾眠など

 通常は、一時的なもので、数日で消失します。また、重い副反応として、海外で非常にまれにショック、アナフィラキシー様反応※1(じんましん・呼吸困難など)、けいれん(熱性けいれん含む)、血小板減少性紫斑病が報告されています。

※1「アナフィラキシー」:通常接種後約30分以内に起こるひどいアレルギー反応のことです。汗がたくさん出る、顔が急に腫れる、全身にひどいじんましんが出るほか、はきけ、嘔吐、声が出にくい、息が苦しいなどの症状に続き,ショック状態になるような激しい全身反応のことで発熱や注射した部分が赤く腫れたり、異常に泣いたりすることがあります。吐き気、下痢などを起こすことがあります。

ワクチン接種時に医療機関へ持っていくもの

1回目

  • 年齢、住所を確認できるもの(母子健康手帳、健康保険証など)
    ※母子健康手帳をお持ちの方は必ずご用意ください。
  • ワクチンの接種予診票、接種券、予防接種済証兼記録票
    【ヒブワクチン・小児用肺炎球菌ワクチンの接種を受けられる方】
    育児のしおりや各保健センター窓口に備えているものをご利用ください。

2回目以降

  • 年齢、住所を確認できるもの(母子健康手帳、健康保険証など)
    ※母子健康手帳をお持ちの方は必ずご用意ください。
  • ワクチンの接種予診票・接種券・記入済の予防接種済証兼記録票
    ※接種後に医療機関の窓口で交付を受けてください。
お問い合わせ

西条市役所 保健福祉部 健康医療推進課 健康推進係
電話:0897-52-1215


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