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第3回自然観察会を開催しました!!平成28年11月19日

ページID:0055612 更新日:2016年12月26日更新 印刷ページ表示

開催報告

「大谷池に渡来するカモ類や周辺の植物を観察しよう」をテーマに、11月19日(土)、大谷池(小松町)で第3回自然観察会を開催しました。大谷池での鳥の観察会は初めてでしたが、天候に恵まれ、観察会日和となりました。

第3回自然観察会の様子

第3回自然観察会 双眼鏡の使い方を練習しながらカモを観察しています。

まずは講師である山本先生のお話からスタート。参加者の皆さんは、注意事項を聞いてから、双眼鏡の使い方を教えてもらいました。

皆さん、双眼鏡の使い方を練習しながらカモや他の鳥を観察です。

第3回自然観察会 大谷池の周囲を散策しながら鳥を観察しています。

双眼鏡の扱いもわかってきたので、大谷池の周りを、鳥・植物などを観察しながら、歩きました。時々、立ち止まって、山本先生が色々なお話を聞かせてくれました。大谷池には、たくさんのカモが飛来していて、年々多くなっているそうです。

他にも、オオタカやミサゴといった猛禽類も観ることができました。

第3回自然観察会 ジョウビタキのメスです。

これは、望遠鏡を通して撮ったジョウビタキ(メス)です。この時期には珍しく、オスとメスが一緒にいるところを観察することができました。

 今回の観察会でも、たくさんの鳥が確認でき、秋の大谷池を、楽しく散策することができました。

今回観察した主な生きもの

観察された鳥(池)         

 

カイツブリ

留鳥 潜水して魚などを食べます。

マガモ 

冬鳥 雄は首が緑色でよく目立ちます。

ヨシガモ 

冬鳥 雄の頭は光沢のある緑色をしています。

コガモ

冬鳥 大谷池で最も多いカモでした。

ホシハジロ

冬鳥 潜水するカモの仲間です。雄の首から頭は赤茶色です。

キンクロハジロ

冬鳥 潜水するカモの仲間です。頭に飾り羽があります。

カルガモ

留鳥 嘴の先端が黄色い特徴があります。

オオバン

冬鳥 冬にため池などに飛来します。

ハクセキレイ

留鳥 水辺の鳥ですが、市街地でも見られます。

キセキレイ

留鳥 腹が黄色く、尾をよく振ります。

ミサゴ

留鳥 魚を食べるタカの仲間です。

観察された鳥(林縁・上空)

 

オオタカ 

留鳥 白い下面が目立ちました。

ノスリ

冬鳥 里地や水田で冬によく見られます。

ジョウビタキ

冬鳥 雌雄が揃って観察できました。

メジロ

留鳥 緑色の羽に目の周りが白い特徴があります。

エナガ

留鳥 体はとても小さく、尾が長い特徴があります。

コゲラ

留鳥 キツツキの仲間では最も小さい鳥です。

ソウシチョウ

留鳥 中国南部が原産の外来種です。近年、よく観察されます。

※留鳥:季節による移動をせず、一年中同じ地域にすむ鳥。

○観察した植物

ガマズミ、ビワ、コウヤボウキ、ヒサカキ

講師:山本貴仁先生(NPO法人西条自然学校)のコメント

講師の山本貴仁先生

大谷池では初めての野鳥観察会でした。

近年、大谷池ではコガモなど多くのカモ類が越冬するようになっています。今回も6種類のカモ類を観察することができました。また、猛禽類のノスリやオオタカ、ミサゴも観察できました。池まで少し距離があるので、双眼鏡や望遠鏡があった方がよく観察できます。

大谷池農村公園の場所


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