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外来生物情報

11 住み続けられるまちづくりを13 気候変動に具体的な対策を
ページID:0073558 更新日:2023年11月20日更新 印刷ページ表示

外来生物とは

 私たちの周りにいるさまざまな生き物は、長い年月をかけてそれぞれの環境に適応した多様な生態系を形成し、移動能力や地形、気候によって現在の分布域に定着してきました。
 しかし近年、多くの生き物が人間の活動に伴って(人間が意図する、しないに関わらず)能力以上の移動をする機会を得ました。その中には、本来の分布域ではない場所でも定着し、繁殖することができ、人間生活や生態系に大きな影響を及ぼすものもいます。
 このような生き物による、人間生活や生態系への悪影響をなくすことをめざして、特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律「外来生物法」が平成16年に制定されています。

 ペットとして飼っている外国産のカブトムシや熱帯魚、品種改良されたメダカなど、本来そこに生息していない生き物を自然に放すと、どのような影響がでるか分かりません。
 ペットは最後まで責任を持ち、決して野外に放すことのないようにマナーを守りましょう。

アライグマ情報

 平成25年3月、西条市で初めて、飯岡野口および丹原町高知においてアライグマが確認されました。アライグマは特定外来生物に指定されており、全国的に農作物等の被害が問題となっています。四国では香川県全域で生息が確認され、県内でも四国中央市、新居浜市、東温市で侵入が確認されています。アライグマは一度定着してしまうと駆除が非常に難しくなるため、侵入初期段階での対策が必要です。
 アライグマを見かけたり、農作物等の被害に心当たりがある方は、情報提供をお願いします。

アライグマの写真1
西条市飯岡野口で発見されたアライグマ(平成25年3月)

【アライグマの主な特徴】

・しっぽは長い(30cm程度)

・しっぽに縞模様がある

・耳のふちが白い

・眉間に黒い線がある

・細長い5本指の足 等々

アライグマの写真2
食べた跡の写真
器用に穴を開け食べた跡
足跡の写真
5本指の特徴的な足跡

アライグマによく似た動物

しっぽの模様を確認してください。

アライグマによく似た動物(タヌキ)
タヌキ
アライグマによく似た動物(アナグマ)
アナグマ

他にもハクビシンがよく似ています。
写真提供:株式会社野生動物保護管理事務所関西分室

西条市アライグマ確認状況(令和5年10月30日現在)

年月 場所 備考
平成25年3月 西条市飯岡 撮影写真にて確認
平成25年4月 西条市丹原 捕獲
平成27年4月 西条市河原津 捕獲
平成28年11月 西条市丹原 撮影写真にて確認
平成29年6月 西条市飯岡 捕獲
令和5年10月 西条市朔日市 撮影写真にて確認

アライグマに関するお問い合わせ

愛媛県立衛生環境研究所内 生物多様性センター
電話:089-948-9678


お堀にブラックバスが見つかり、駆除しました。【平成20年4月15日】

 ブラックバス(コクチバス・オオクチバス)は特定外来生物に指定されており、野外に放ったり、別の場所へ移したりすることは禁止されています。個人の場合懲役3年以下もしくは300万円以下の罰金 、 法人の場合1億円以下の罰金が科せられます。

 一度放されたブラックバスは、駆除するのにかなりの労力を要します。本来そこにいるはずの生き物の姿が見られる環境を残すためにも、野外に放すことは絶対にやめましょう。

ブラックバス捕獲の様子 陣屋跡のお堀で捕獲したブラックバス

陣屋跡のお堀で捕獲したブラックバス
陣屋跡のお堀で捕獲したブラックバス(平成20年4月15日撮影)

陣屋跡のお堀で発見された観賞用熱帯魚
陣屋跡のお堀で発見された観賞用熱帯魚(平成19年10月3日撮影)


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