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建通新聞記事(令和5年12月15日)

ページID:0108767 更新日:2023年2月22日更新 印刷ページ表示

特集 西条市のまちづくり

  --市政について

令和6年、西条市は、市政施行20周年を迎えます。今日、私たちがさまざまな課題を抱えながらも未来への希望に向かい発展を続けられるのは、数々の困難と試練に打ち克ち、市政発展にご尽力された多くの先輩諸賢のご尽力の賜物であり、心から敬意と感謝を申し上げます。

市制施行20周年を迎える年が、私たち市民一人ひとりにとりまして、本市の特色や良さを改めて認識し、郷土に愛着と誇りを持つきっかけになるよう様々な事業を計画しております。未来に向けた新たな出発点として、引き続き、「持続可能都市西条2050」の実現に向けて、職員一同、精一杯努力してまいりますので、なお一層のご理解とご協力を賜わりますよう、よろしくお願い申し上げます。

 --今後のインフラ整備について

〇幹線道路の整備

市道の整備については、平成25年度から着手している楠浜北条線道路改良事業を早期供用の実現に向けて更に進めてまいります。

また、中山川左岸一帯においては、平成28年度から国営緊急農地再編整備事業「道前平野地区」としてほ場整備事業が着手されており、この事業と併せて、北条新田高松線および下田明理川線道路改良事業を更に進めてまいります。

他方、国の事業であります国道11号小松バイパスにつきましては、令和5年9月24日に新屋敷地区が部分供用したことで、並行する市道の交通混雑も緩和されました。早期全線供用に向け、残る未着手、未供用区間につきましても、愛媛県をはじめ地元経済団体等のお力添えもいただきながら、引き続き国への要望活動を続けてまいります。

〇主な建築関係の今後の整備計画

公共施設の縮減に向け、既存施設を長く大事に使う「長寿命化」や建築物は減っても機能やサービスの維持・向上を図る「縮充」等の発想に基づき、公共施設の再編整備を進めています。これまで、道前クリーンセンターの基幹的設備改良工事や小学校校舎の長寿命化改修工事を進めるとともに、(仮称)東部給食センターをPFI方式で整備しています。今年度は新たに、同一敷地に整備することで効果的かつ効率的な運営を目指す西条・神拝分団共同蔵置所整備事業や7か所の小規模拠点を1か所に集約する丹原分団統合整備事業に着手するとともに、老朽化が進むやすらぎ苑(火葬場)の長寿命化改修工事を進めているところです。

〇土木施設や下水道・水道施設の整備状況

社会インフラの老朽化対策として、橋梁やトンネルについて、5年に一度の法定点検を行いながら、順次計画的な修繕に取り組んでいます。

橋梁のうち、JRや高速道路を跨ぐ「こ線橋やこ道橋」については、落橋した場合の影響が大きいことから、優先的に耐震補強を行っているところであり、今年度は、こ道橋等1橋の耐震補強工事を実施しています。また、長寿命化対策工事については、現在は健全度3の事後保全型で対策工事を行っていますが、令和4年度末現在の着手率は27%と全国平均の46%より19%下回っているため重点的に進めていく必要があると考えております。