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石鎚黒茶

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年8月17日更新

石鎚地区に伝わる幻のお茶「石鎚黒茶」

 石鎚山の麓、西条市小松町の石鎚地区において、古くから伝わる幻のお茶で、日本に4つしかない貴重な後発酵茶の一つです。

 後発酵茶とは、茶葉を加熱した後に微生物により発酵させたお茶で、石鎚黒茶は、糸状菌により好気発酵させた後、乳酸菌により嫌気発酵を行うことによって製造される二段発酵茶でもあります。
 二段発酵により生じる黒い茶葉と独特の香り・酸味が特徴で黄金色に輝くお茶は、温かいとすっきり、冷やすとさっぱりとした味わいです。

石鎚黒茶の写真

由来と歴史

空海が日本に伝えた説が有力
 詳細な文献が残されておらず、諸説が存在するところですが、東南アジア北部産地のお茶と類似している点から、中国で仏教を学び、四国で修業し四国霊場を開いた空海が、日本に伝えた茶の一つではないかと言われています。

「石鎚黒茶」の誕生
 古くから霊峰石鎚への参拝道、お山開きなどで賑わう季節宿で、お接待として用いられてきたこのお茶は、いつしかその生産地や茶葉の色から「石鎚黒茶」と呼ばれるようになりました。

昭和から平成へ、生産者の減少
 
江戸~明治~大正期に盛んに生産が行われていた石鎚黒茶ですが、昭和に入ると農耕文化の変遷(茶畑から水稲耕作への移行等)と商業経済の波にさらされ、次第に生産者は減少し、平成に入ってからは一軒のみが自家用にその生産を継続する状況となりました。

西条の特産茶として
 しかしながら、地域が誇る貴重な食文化の火を消すまいと、十数年前から地元小松地域の生活研究グループにより、生産の継承が行われ、現在では、福祉施設のほか、愛媛大学や研究機関とも協力しながら、西条の特産茶として、生産技術の研究・伝承の取り組みが続けられています。近年は、その健康機能性も明らかにされつつあり、大きく注目されています。

製造方法(二段発酵による独特の製法)

(1)茶葉の収穫 → (2)枝の切り揃え → (3)洗浄 → (4)蒸し → (5)枝の取り除き → (6)糸状菌による好気発酵(約1週間) → (7)揉み → (8)乳酸菌による嫌気発酵(約2週間) → (9)天日乾燥 

健康機能性

 愛媛大学、(国研)産業技術総合研究所、愛媛県産業技術研究所などの研究により、石鎚黒茶の持つ健康機能性などが解明されてきています。また、今後は効果を実感できる機能性食品の開発も期待できます。※ヒトへの効果を明らかにするためには、ヒト介入試験の実施が必要です。

・抗アレルギー効果
・脂肪蓄積抑制による抗肥満効果
・乳酸菌による整腸作用、免疫力のUP
・抗酸化作用
・GABAによるリラックス効果
・少ないカフェイン含有量

生産者  

・西条市生活研究協議会小松支部 さつき会  電話:0898-72-3927

・(福)障がい者事業所ピース  電話:0897-57-9003

・(特非)就労継続支援B型事業所Visee(ヴィセ) 電話:0898-72-2882

販売場所

・西条市観光交流センター
・石鎚山ハイウエイオアシス館 おあしす市場
・JA周桑直販所 周ちゃん広場
・JA東予園芸直販所 おいでんやとうえん

石鎚黒茶振興協議会 

 平成27年6月に、石鎚黒茶の正当な保存・伝承をするとともに、地域の特産品として産地化・ブランド化を図るため設置されました。

構成員

・西条市生活研究協議会小松支部さつき会 ・(福)障がい者事業所ピース ・(特非)就労継続支援B型事業所Visee(ヴィセ) ・(大)愛媛大学 ・(国研)産業技術総合研究所  ・愛媛県産業技術研究所  ・(株)西条産業情報支援センター  ・愛媛県東予地方局  ・西条市

地元高校生の取り組み

 西条高等学校や西条農業高等学校の生徒が地域活性化などをテーマに、石鎚黒茶を使ったスイーツの開発や販売イベントなどに取り組んでいます。 

「石鎚黒茶と四国の発酵茶フォーラム」開催の様子

 平成28年1月24日(日曜日)に、石鎚山ハイウエイオアシス館で、石鎚黒茶の健康機能性や可能性についてのフォーラムが開催され、多く方に参加いただきました。

石鎚黒茶と四国の発酵茶フォーラム 石鎚黒茶と四国の発酵茶フォーラム 石鎚黒茶と四国の発酵茶フォーラム

参考資料

 ・ 石鎚黒茶リーフレット(愛媛大学農学部製作) [PDFファイル/7.01MB] 

  ・ 広報ふるさと産品通信(H27年7月号) [PDFファイル/520KB] 


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