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人権ホットメール2012年7月号

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年1月15日更新

人権ホットメール毎月10日は人権を考える日です

2012年7月号

吃音(きつおん)者宣言


 小学校時代からずっと吃音に悩み続けたKさんは、「吃音の原因を究明するため、自分が医者になって研究しよう。吃音があっても、社会に必要とされる医師になりたい」という思いから、医学部に進学し医師の国家試験にも合格しました。
 Kさんは今、医師としての仕事をしながら吃音の研究を続けています。
 「吃音は悪いもの、劣ったもの、努力すれば治るもの、治すべきものという社会通念の中で、吃音者は常に悩みを深めながら生活してきた…」とKさんは話しています。
 作家の故井上ひさしさん、映画監督の篠田正浩さん、ノーベル物理学賞の江崎玲於奈さん、同文学賞の大江健三郎さん、元総理大臣の故田中角栄さんも吃音のある人でした。
 2011年に日本でも公開された映画「英国王のスピーチ」は、現エリザベス女王エリザベス二世の父親であり、16年間英国王であったジョージ六世の吃音をテーマにした素晴らしい映画です。
 就職難の今日、吃音のある人にとって面接試験は最も厳しいものです。ある自治体では、面接による得点が75%という配点であり、吃音のある人とない人では、差別なく公平に判断されるとは考えられません。
 「私たちは、まず自らが吃音者であることを社会にも自らにも宣言することを決意した。吃音で悩んできた私たちは、人に受け入れられないことのつらさを知っている。全ての人が尊敬され、個性と能力を発揮して生きることのできる社会の実現こそ、私たちの願いである…」これは、吃音のある人々を支援しているグループ「言友会」が1976年の創立10周年記念大会で採択した「吃音者宣言」の一部です。
 吃音者は人口の1%いると言われます。単純計算でも、100万人以上の人が吃音者です。吃音のある人を保護する法整備が進んでいる国もあるそうです。
 吃音であっても大丈夫と実感できる社会の実現に、Kさんは脳出血の後遺症と闘いながら今日も努力を続けています。

西条市人権教育協議会
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