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人権ホットメール2012年3月号

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年1月15日更新

人権ホットメール毎月10日は人権を考える日です

2012年3月号

「27年」の誇りと悔しさ


 全国各地には「島差別」という言葉が残されています。本土以外の島出身であることに差別的な言動をされることがあるそうです。
 Mさんの父は部落差別を受けて育ち、母は「島差別」を受けて育ちました。母は父のことを知っていましたが、結婚後10年もそのことを父には話せなかったそうです。
 小学生の頃、父に誘われてキャンプに行った時、参加した高校生たちが、「部落に生まれたことに誇りを持つ」とか「差別と闘う」というようなことを話しているのに、その意味が分からなかったため、父に聞くと「これから差別に遭うかもしれないから勉強せんといかんぞ」と言われました。「ああ、つまり、差別はいじめと一緒だから、いじめと闘っている自分たちは正義の味方なんだ!」これが部落差別について考えた始まりだったそうです。
 現在、鹿児島県に住むMさんは、亡くなった父から太鼓職人としての技術を学び、家業の太鼓店を継ぎ、和太鼓作りや太鼓演奏の指導などをしています。
 2011年11月、第63回全国人権・同和教育研究大会が鹿児島県で開催され、Mさんは全体会で「出会い」というテーマで特別報告をしました。
 27年前に鹿児島県でこの研究大会が開催された時、父もその分科会で報告をしたそうです。
 「父が立った27年前と同じこの場に、こうやって自分が立っているということを誇りに思うとともに、27年経っても部落問題が解決しきれていないという悔しさ、そんな思いを持ちながら報告をします」と述べています。
 Mさんは今、鹿児島県の運動団体の青年部長として日々活動しています。「多くの仲間が部落問題で悩んでいるという現実は、部落差別がまだ解決されていないことの表れである。これからも人権・同和教育のさらなる発展と人権啓発活動の幅広い展開を期待します」と結んでいます。
 「国民的課題」である同和問題の一日も早い解決が望まれます。

西条市人権教育協議会
西条市教育委員会

お問い合わせ西条市教育委員会 管理部 人権教育課 人権教育係
電話:0897-52-1360