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人権ホットメール2010年12月号

ページID:0061472 更新日:2020年3月10日更新 印刷ページ表示

人権ホットメール毎月10日は人権を考える日です

2010年12月号

人権教育はまず家庭から


 最近、西条市では、高齢者からの「DV(ドメスティック・バイオレンス)相談」が急激に増えています。その家庭内暴力の被害者の多くは、昔ながらの「女らしさ」「良妻賢母」という言葉に縛られていて、自分さえ我慢すれば家庭がうまくいくと信じ、長年の暴力に耐えてきました。しかし、体力、気力の衰えとともに今の生活がつらくなったこと、「DV相談」が浸透したことなどで初めての相談につながったケースが多く、また相談できたとしても、老後の心配もあって離婚に踏み切れないことがほとんどです。加害者、被害者共に何十年も同じ生活を続けてきて、今更、性格や考え方を改めるということは不可能に近く、新しい生き方を選択することの困難さがうかがえます。


 以前は、被害の内容を表現する適切な言葉がなかったため、社会的な問題として取り上げられることが少なく、女性は暴力を受け入れるしかありませんでしたが、もし、何十年も前から「DVは人権侵害」だと認識されていたらどうだったでしょうか?


 家庭とは、親や子どもで形成する小さな集まりであり、子どもが人間関係を学習する初めての場所でもあります。子どもは自分が愛されていると感じられなければ安心していろいろなことを学べません。親が子どもを慈しみ、お互いを尊重し合っていれば、自然にそれを見ながら人格形成をしていけるのです。「三つ子の魂・・・」と言うように、幼いころの環境は大切であり、まずは家庭から人権学習をスタートし、小・中・高校で年齢に応じた正しい知識を身につけていけば、将来結婚したときに、加害者・被害者になる確率がぐっと低くなるのではないでしょうか。


 皆さん、まずは家族に感謝の気持ちを伝えることから始めませんか?


 最近、「デートDV」という言葉が聞かれるようになり、学生を対象にした講演会も各地で開催されるようになってきました。一人の人間として相手を思いやる気持ちを大切にしながら、結婚前の若い世代から興味をもって取り組んでほしいと思います。


西条市人権教育協議会
西条市教育委員会

お問い合わせ

西条市教育委員会 人権教育課 人権教育係
電話:0897-56-5151 内線:5242


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