ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 市民生活部 > 人権擁護課 > 人権ホットメール2010年4月号

本文

人権ホットメール2010年4月号

ページID:0061464 更新日:2020年3月10日更新 印刷ページ表示

人権ホットメール毎月10日は人権を考える日です

2010年4月号

くらしを見つめる人権・同和教育


保育士と子どものイラスト

 次の綴り方は、福岡県の被差別部落のあるお母さんが書いたものです。保育所の保育士さんとの交流の記録です。

「だっこ」

(前略)

 ある日の夜、史歩がぬいぐるみをだく後ろ姿をじっと見ているうちに
「この子は自分がだかれたいんやないと? だけ(そのため)、いっつもぬいぐるみをだっこしちょんやないと?」と思えてきて、
「史歩ちゃんは、自分がだかれたいんやないと? だけ、いっつもぬいぐるみをだっこしちょんやないと?」と聞いてみた。
 史歩はそのままじっと、動かなかった。
ひょっとして…。
「史歩ちゃん、だっこされたいんばい。」
といっぱいたまった涙をちいさな手でふきながら言った。

(全国大会報告者の持ち込み資料から)

 作者の娘の「史歩」は、保育所に連れに行くと、いつも猿のぬいぐるみをだっこしています。よっぽど好きなのかと思っていましたが、後ろ姿をつくづく見ていると、この子は自分がだっこされたいんだと思えてきました。母親は仕事が忙しくて、この子をだっこしたことなどずっとないことに気付いたのです。

 私も、小さい頃に母におんぶされた時の記憶が残っています。母の背中の暖かさ、母親のにおいをいまだに覚えています。かぜなどで熱が出た時はうれしかったものです。農業をしていた親が、自分の面倒を見てくれるのはそういう時しかありませんでした。

 学校で行われる人権・同和教育は、「差別の現実から深く学ぶ」取り組みが行われます。そのためには、「子どもや親たちの生きてきた姿や生活の中にある事実ときっちり向かい合い、その願いを受け止める」ことから教育課題を明らかにしていきます。その課題は差別であったり、生活の問題であったりといろいろです。子どもは生活を背負って学校に来ています。人権・同和教育は、今の「子どものくらし」を見つめ、思いや願いを感じとることです。

西条市人権教育協議会
西条市教育委員会

お問い合わせ

西条市教育委員会 人権教育課 人権教育係
電話:0897-56-5151 内線:5242


おすすめイベント