ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 市民生活部 > 人権擁護課 > 人権ホットメール2010年2月号

本文

人権ホットメール2010年2月号

ページID:0061462 更新日:2020年3月10日更新 印刷ページ表示

人権ホットメール毎月10日は人権を考える日です

2010年2月号

「差別」を見抜く力を


虫メガネのイラスト

 第61回全国人権・同和教育研究大会のシンポジウムで「同和教育から人権教育になり、同和教育は終わったという人がいるがそれは本当だろうか」と意見が出ました。同和教育が終わったというのは、終わらせたがっているということであり、今ここに部落差別があるという現実に目を向けなければならない。同和問題抜きの人権教育はないということが確認されました。
 一方、12月12日、差別をなくする市民の集い~東予会場~が開催されました。講師「川口泰司」さん(山口県人権啓発センター事務局長)は語ります。
 「見える差別」と「見えない差別」がある。差別落書、就職差別、結婚差別、生活環境等は、見える差別。見えない差別は、見ようとしないと見えない。見抜く力がないと見えないと。
 『姉が人権作文で表彰を受けた。ばあちゃんが一番喜んだ。コタツの上に置いた作文を何十分も見つめたままじっと読んでいた。いや、名前だけを見つめたまま涙を流していた。・・・僕は、ばあちゃんは字が読めんことを知ってしまった。ばあちゃんは字が読めないことを僕に隠しとった。プライドがある。僕は何もいえずそっと部屋を出た。・・・3日目、ばあちゃんは作文を見つめとる。俺読んだるわ。たった2、3枚の作文を読むのに、涙ぽろぽろ1時間ほどかかった。差別により字も読めないばあちゃん、その差別が暮らしにまでかかわってくる。学力がないから就職できない。お金がない。僕は、差別を知らなかっただけ』
 見える差別も見ようとしなければ見えません。同和問題は社会問題です。憲法に定められている基本的人権の「教育権」をばあちゃんは保障されてない。新居浜市で結婚差別により命を絶った女性は今年50回忌を迎える。結婚差別は憲法24条に反する。就職差別は「職業選択の自由」がない。
 差別は、関心が無ければ見えないのです。無関心が最大の差別です。
 差別をなくする市民の集い~東予会場~の参加者は約300名。アンケートには、多くの方が感動し、学び、自らを見つめなおしたと答えています。しかし、これは市の人口からすればわずかな人数です。もっと多くの市民が人権問題に関心を持ち、学び、考えるために参加して欲しいと願います。そして、「差別を見抜く力」を身に付け、差別のない地域社会をみんなの力で実現しなければなりません。

西条市人権教育協議会
西条市教育委員会

お問い合わせ

西条市教育委員会 人権教育課 人権教育係
電話:0897-56-5151 内線:5242


おすすめイベント