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人権ホットメール2008年10月号

ページID:0061446 更新日:2020年3月10日更新 印刷ページ表示

人権ホットメール毎月10日は人権を考える日です

2008年10月号

アイヌの人たち


コスモスのイラスト

 1962(昭和37)年、長編児童文学「コタンの口笛」が出版されました。コタンはアイヌ集落です。アイヌに生まれたというだけで、中学生の姉弟は日本人から多くの差別を受けます。「・・・盗みの疑いをかけられ、何かと仲間はずしにされ、手もつないでもらえない。この体・・皮膚、毛、髪、・・ゆえにと苦しむ姉」「血が違う?どう違うかと互いの指を切って比べようとする弟」父は語ります。「アイヌ人たちを、もっと人間として見てもらわねば・・・」と
 この物語から46年経ちましたが、生活は改善され、差別は無くなっているのでしょうか。
 2006年「ウタリ生活実態調査」によると、北海道に住むアイヌ民族の人口は(自らが表明する人のみ)23,782人、生活保護率は、全北海道内平均より高く、高校・大学進学率は、全北海道内平均より低くなっています。かつて、自分あるいは別の誰かが差別を受けた事があると答えた人は30.6%に達しています。
 迫害を受け、貧窮を余儀なくされたアイヌの歴史的事実、これは、アイヌの人たちだけの問題ではないのです。日本社会全体の問題だと思います。アイヌの人たちの人権が守られるよう、私たちも学び合いたいと思います。

 2008年6月6日「アイヌ民族を先住民族とすることを求める国会決議」が衆参両院の本会議で、いずれも全会一致で採択されました。
 決議は

  1. 「先住民族の権利に関する国際連合宣言」を踏まえ、アイヌの人々を独自の言語、宗教や文化の独自性を有する先住民族として認める。
  2. 有識者の意見を聞きながら、これまでのアイヌ政策をさらに推進し、総合的な施策の確立に取り組むことを政府に求める。

 という内容です。
 政府は、同決議を踏まえ、7月1日、有識者懇談会を設置しました。
 有識者会議の行方をしっかりと見届けたいと思います。


西条市人権教育協議会

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