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人権ホットメール2006年7月号
人権ホットメール毎月10日は人権を考える日です
2006年7月号
「家族で語り合う」
私は、3年生1学期の同和問題学習の目標である「家族と向き合う」ということを意識して行動してきました。中学生になり真剣に考えはじめると、母も私に影響されて変わってきました。学校で同和問題学習をしたときには、必ずその日の学習内容を話します。
父とは、母ほど話し合ったことがありません。また祖母は、同和教育について「差別を知らない人まで知ってしまう。」と否定的な考えをもっています。私は必死に「まだ差別をしている人がいる。何も考えてない人がいる。だから私らが思いを訴えたりしよんじゃ。」と震える声で言いました。
今の祖母を変えないとずっと差別を残す人になってしまいます。今まで家族と向き合ってきたけど、今まで以上に父や祖母とも話さないといけないと思っています。
土居中学校生徒の作品(一部抜粋)
中学生の祖母への必死の訴えが私たちにも伝わってきます。この家庭では、同和問題が日常生活の中で語られています。
家族の一人一人が同和問題を自分に関わることとして受け止め、その解決のために「家族が向き合い」語り合っていきたいものです。
そのきっかけづくりは、家族の中のあなたです。
西条市教育委員会
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