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広報専門員の気ままに西条歩き Vol.3丹原地区(後編)

ページID:0035127 更新日:2016年8月5日更新 印刷ページ表示

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観光農園のではありませんが、
看板の近くにいちじくの木を見つけました。

実がふくらみかけています。
旬が楽しみですね。

イチヂクの木


マップ(農材センターの分岐)

ここからは、「農材スーパー」の手前の分岐を右に折れます。

農材センター

緑の中、鮮やかなピンクとオレンジに目を奪われます。

ピンクはオシロイバナ、オレンジのゆりはオニユリです。

オニユリ

少し進むと、左手に神社が現れます。

こちらは、思兼(おもかね)神社。

思兼神社

境内には大明神池。

大明神池

池の中心に向かって伸びる立派なこの木、
幹の上を歩きたくなりましたが自粛。


照りつける日差しのなか、汗かきながら兼久池に向かいます。

この日の日野

(日野です。笑っておりますが非常に暑いです)

途中の民家のひまわりが
がんばって高く伸びて咲いていたので
私たちもがんばります。

空に向かって咲く向日葵


次のポイント、
兼久池(かねさいけ・兼久の大池)に到着です。

マップ(兼久池)

兼久池 看板

案内板によると、

・寛政元年(1789)11月着工、
時代の代官 星野正直によって同三年(1791)4月に完成

・受益面積は高松、今井、池田、願連寺、周布の
約五百町歩(500ha)に及ぶ

・この水路の掛井手(かいて)を完成させたのは、来見の庄屋
越智喜三左衛門である

・現在は石積みがコンクリート水路に改修され、
大池は道前平野土地改良区の管理のもと
笠方ダムの調整池として有効に使用されている

とのことでした。

※詳しくは、西条市ホームページ内「水の歴史館」 ~「兼久の大池」築造と越智喜三左衛門~も、ご覧ください。越智喜三左衛門は、大規模なかんがい用水路「劈巌透水路(へきがんとうすいろ)」(丹原町来見地区)も手がけました。私財をなげうって地域のために尽くした生涯をぜひ知っていただきたいと思います。

兼久池

道前平野一の非常に大きな兼久池。

最近このように整備され
ウォーキング中の休憩にぴったりです。

釣りを楽しむ人もいらっしゃいました。

兼久池の小道

本来のウォーキングコースはこの地点までは行きませんが、
この小道を歩いた先で、コースに戻れます。

桜の木が立ち並び、取材当日は蝉の大合唱!
春は素敵な景色が見られそうですね。


マップ(運動公園)

続いての目的地は、運動公園(丹原総合公園)。

桜の名所で有名な久妙寺方面へと進みます。

佐伯さんに「ほら!あれです」

と指さされた先を見てみると…

運動公園を遠くから

え!

日野「佐伯さん。あれ、お城じゃないですか?!
白壁も張り巡らされとるし…」

佐伯「そうなんですよ~。
もともと中世のお城やったところです。
でも中の遊具のテーマは宇宙で…」

「僕もよく子ども連れで来ますが、
市外からわざわざ来られてる家族も多いんですよ!」

非常に気になります。

遊歩道を登った先には…

遊具

こんな光景が!

ちょっと想像外。城壁とのギャップ…。

見たことのない珍しい遊具ばかり。

実際に、一番大きな遊具のローラーコースターを滑ってみました。

ローラーコースター

(ちょっとこわい…)

コースターは、大人が滑ってもスリルがありました。

他にも、遊んだことのないような遊具がたくさん。

遊具いろいろ

ローラーコースターの頂上から見える景色も
非常によかったです(下の写真は久妙寺を臨む方向)。

久妙寺

久妙寺についてはこちら。

久妙寺の西武山麓にあり、梵音山弘法院東光坊久妙寺と称し古義真言宗御室派で総本山仁和寺(京都)の末坊である。

「久しくも 妙なる寺の 桜かな」

の通り、三つの池に囲まれた境内は、風致も美しく、約200本余りの桜が咲きほこる桜の名所として有名で、桜の時期になると、見物客や参拝客でにぎわう。広場にも恵まれ、行楽・スポーツ・遠足等一般に開放している。

「丹原町の文化財」(平成10年3月発行)より

お子さまの遊び場所に、新しいスポットを探している方は、
ぜひ行ってみられてはいかがでしょうか?

また、園内にはとてもユニークな名前の広場もありました。

ぼんやり広場 表示

「ぼんやり」???

時間の都合で行けなかったのですが、
ベンチがいくつかあり、ぼんやり…
たぶん、のんびり、ゆったり、ボーっと
するのによさそうなスペースでした。

ぼんやり広場 上から

お城があったという事実。
後で調べた内容を引用しておきます。

丹原町久妙寺にある丹原総合公園は、多くの遊具が置かれ、豊かな自然環境に恵まれた、親子連れなどには人気の公園だが、耳金城(みみがねじょう)と呼ばれる河野氏の中世城館跡であることはあまり知られていない。
一説には、「興国4年(1343年)、天授5年(1379年)の細川氏の来襲で落城した」とも、また一説には、「天正13年(1585年)の秀吉の四国侵攻で落城、城主の田中通澄は帰農した」とも伝えられるが、定かではない。

西条市観光物産協会「今どきの西条」より

また、総合公園の中には、「お筆山古墳」という
古墳時代後期(6世紀後半)に作られたであろう古墳が
あったことを伝える看板もあります。


総合公園をあとにし、
もと来た内川沿いの道を、公民館の方まで
てくてく戻ります。

マップ(川沿いの道)

この川沿い、6月中旬~7月初めにかけては
ホタルが見られるそうです。

この小山は、「久妙寺すくも山古墳」とのことです。

内川沿いの道

とうとう、丹原小学校まで戻ってきました!

丹原小

マップ(丹原小)

敷地に少し入り、このあたりでは珍しい野口英世像と対面。

野口英世像

最後に、丹原総合支所に立ち寄りました。

ここでも、アイデアを尽くした七夕飾りの準備の様子が見えました
(就業時間後に職員有志で作成)。

丹原七夕夏祭りの飾り


初めてじっくり歩いた丹原の町。

普段車でよく走るバイパス(県道48号線)を
1本入れば別世界。

ゆっくり流れる時間の中、
商店街の町並みあり、旧街道あり、
ため池に運動公園と、バラエティに富んだ景色を
楽しむことができました。

まちの皆さんの思いがこもった、
8月5~7日の七夕夏祭りも必見ですね!

そして、炎天下の中、解説をしながら回ってくれた
佐伯さんに感謝を。
丹原公民館の名物主事さんになられることと思います

(地域の皆さま、ご期待ください)。

次のまちレポートも気長にお待ちください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

広報専門員 日野

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参考

協力:丹原公民館

参考資料:西条市ウォーキングマップ、丹原公民館だより、一般社団法人 西条市観光物産協会「今どきの西条」愛媛県生涯学習センター『えひめの記憶』

お問い合わせ

・ウォーキングマップについて…健康医療推進課  TEL:0897-52-1215

・地域のことについて…丹原公民館  TEL:0898-68-6371

・この記事について…シティプロモーション推進課  TEL:0897-52-1204


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