西条市が「総合特別区域」に指定されました
総合特別区域に指定されました
平成23年12月22日、政府は地域限定で規制を緩和し、予算や税制の面でも優遇する「総合特別区域」を選定し、西条市が提案した「西条農業革新都市総合特区」が指定を受けました(全国88地域のうち33地域を指定)。
総合特別区域とは
地方自治体が地域指定を申請して認定を受けることで、地域と国が課題を共有し、課題解決に向けて規制の特例措置、財政、税制、金融上の支援措置などを総合的に実施しようとする制度です。
総合特別区域には、主要産業の国際競争力強化をめざす「国際戦略総合特区」と、地域資源を生かす「地域活性化総合特区」があります。「西条農業革新都市総合特区」は「地域活性化総合特区」に該当します。
西条農業革新都市総合特区の概要
「西条農業革新都市総合特区」は、企業と地域農業者が連携した新しい農業ビジネスモデルを確立し、販売先ニーズを生産現場に還元させる「マーケットインの仕組み」の実現を目指します。
具体的には、企業ネットワークを活用した都市圏への販路開拓、加工施設の整備など食関連産業の集積、先進機器を導入した効率的農業の実現、土地改良区による小水力発電の導入などを目指します。
《マーケットインの仕組み概念図》
地域活性化総合特別区域指定申請書(概要版) [PDFファイル/521KB]
地域活性化総合特別区域指定申請書(一式) [PDFファイル/569KB]
西条農業革新都市総合特区地域活性化方針 [PDFファイル/124KB]
「西条農業革新都市」地域協議会を設置しています
西条市では、総合特別区域法にもとづく地域活性化総合特別区域協議会として、「西条農業革新都市」地域協議会を設置し、農業界と経済界が有する互いの強み(技術力、情報力、マーケティング力、資金力など)を結集した地域農業の活性化モデルの構築を目的とした協議を行っています。
地域協議会は、総合特区指定期間である平成27年度をめどに活動を継続し、総合特区の目標値(地域農産物の販売金額を10億円拡大など)を実現するための新しい事業の創出、規制の特例措置などの提案・協議、総合特区に係る事業の評価などを実施していきます。
西条市が提案した規制の特例措置について
総合特区制度では、指定を受けた総合特別区域ごとに国と地方の協議会が設置され、規制の特例措置などについて協議が行われます。西条市が提案した規制の特例措置などに関する進みぐあいをお知らせします。