西条市が経団連「未来都市モデルプロジェクト」実証地域に選定されました
未来都市モデルプロジェクト実証地域に選定されました
平成23年3月7日、日本経済団体連合会(通称「経団連」)は、民間主導による経済成長モデルを構築することを目的に実施する「未来都市モデルプロジェクト」の概要を発表し、実証地域の一つとして西条市が選定されました(全国11地域を選定)。
未来都市モデルプロジェクトとは
未来都市モデルプロジェクトは、経団連が平成22年12月に発表した民間主導による経済成長戦略「サンライズ・レポート」の目玉事業に位置付けられています。経団連の中核企業を中心に、全国11地域で環境・エネルギー、医療、交通、農業などの先端技術やサービスの実証実験を行い、得られた成果を企業の技術開発促進や成長産業創出に活かすほか、新興国などへの都市インフラ輸出も狙うものです。
西条市で実施されるプロジェクトの概要
西条市では、技術、ノウハウ、労働力、資金力を有する住友化学などの経団連企業が農業分野に参入し、高付加価値でコスト競争力のある農産物の生産・販売体制の実現をめざす「西条農業革新都市」の取組が実施されます。行政としても、今回のプロジェクトが地域経済の安定的かつ発展的な成長へとつながるよう、地域との合意形成を図りながら積極的に取り組んで参ります。
また、今回のプロジェクトでは、学校への先端ICT・環境技術の導入も計画されています。
全国で唯一となる先進農業プロジェクト実証地域
西条市は、このたび経団連が選定した実証地域のうち、全国で唯一の先進農業プロジェクト実証地域となります。また、四国では唯一のプロジェクト実証地域となります。
このたび西条市が実証地域に選定されたのは、平成14年度から長きにわたって取り組んできた「総合6次産業化」による産業活性化への取り組みが経済界から認められたものと考えています。