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西条市自治政策研究所は、以下の3点を心がけて研究所運営に取り組んでいます。
シンクタンクといえば研究活動に没頭し、その成果を政策に反映することが難しいイメージがあります。
本研究所では、調査研究活動の対象を「市長マニフェストに掲載されている事項」「市長特命事項」「西条市にとって将来的に有益となる調査テーマ」の3点に絞り込み、それらの中から具体的な調査研究テーマを設定して、現実的に成果創出が可能となる調査研究に取り組んでいます。
シンクタンクといえば運営費が高額で、財源に乏しい地方都市が設置するのは難しいイメージがあります。
西条市は人口約10万人の地方都市ですが、本研究所は自治体組織の一部として設置する内在型の自治体シンクタンクとして運営しており、財源に乏しい地方都市でも経営していくことが十分可能です。
シンクタンクといえば有能な専属研究スタッフを多く抱えているイメージがあります。
しかしながら、本研究所に所属するスタッフは、指導・助言をいただく有識者を除いて全員が自治体職員です。普段から自治体業務を経験している市職員がスタッフとして調査研究に携わることで、現実的に実現可能となる研究成果を創出することが可能となります。
また、研究成果を創出することのみならず、都市間競争に打ち勝つために必要となる若手・中堅職員の政策形成能力の育成を同時に達成することが可能となります。