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西条市のカブトガニ カブトガニの分布

ページID:0020059 更新日:2015年1月15日更新 印刷ページ表示
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カブトガニの分布

日本での分布

 わが国での生息地は、瀬戸内海沿岸と九州北部沿岸の一部です。瀬戸内海の中国側沿岸では、岡山・広島・山口県、四国側では、愛媛県などの遠浅の海岸地帯です。

 1950年代頃までは、瀬戸内海全域にも数多くのカブトガニが生息していましたが、1960年代以降、臨海工業地帯が作られたため、海岸の埋立てや、それに伴う工場の廃液、赤潮などによる海水の汚れなどによって、毎年その数は急激に減少していき、今では絶滅の危機にあります。
 九州沿岸では、大分・福岡・佐賀・長崎県などに生息しています。なかでも、佐賀県の伊万里湾や大分県の杵築市の守江湾などでは、多くの産卵場所や幼生の生息地が確認されています。

 残念ながら、九州でも、海岸の埋立、コンクリート護岸、水質汚染などによって、カブトガニの生息・繁殖できる海岸は、年々狭められてきているようです。

カブトガニの方言

 カブトガニは、その土地ごとにさまざまな名で呼ばれており、人々に親しまれていたことをしのばせます。今ではあまり聞かれなくなったものも少なくありませんが、紹介してみましょう。

愛媛県 がめごうら・がめのごうら・うちわえび・がわら・どんがめ
徳島県 びぜんがに
岡山県 どんがめ
広島県 だんがめ
大分県 うちわえび・かぶりがに・はちがめ・うんぺこ・はちがんす
九州地方 はちがめ・がめ・うんきゅう

カブトガニのなかまの世界分布図

 「カブトガニの分類」でも延べましたが、世界に分布するカブトガニは二属四種といわれています。その分布は次の通りです。

世界分布図

お問い合わせ

西条市立東予郷土館
電話:0898-65-4797 ファクス:0898-65-5815


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