本文
「西条エネルギーフォーラム」を開催しました
開催報告
11月19日、「西条エネルギーフォーラム」を、西条市総合文化会館で開催しました。
本フォーラムではロンドン大学バークベック校のフランク・トレントマン教授をはじめ、エネルギー分野の専門家による講演や高校生の発表が行われました。
「変わりゆくエネルギーの過去と未来」と題された講演では、各々の専門家の視点からエネルギーの歴史や地域を豊かにする再生可能エネルギーの利用など、わたしたちの身近に存在するエネルギーについてさまざまなテーマでご講演いただきました。
約150人の参加者は熱心に聴講し、本フォーラムが今後のエネルギー問題を考えるきっかけになったのではないかと思います。
講演の最後には西条高校生が登壇し、独自の調査から導き出したエネルギーの未来像を発表しました。
また、同時開催となった市内小中高生による「電気とエネルギーの過去と未来」をテーマとしたアートコンテストでは、太陽光発電や風力発電をはじめとする再生可能エネルギーや環境問題などを考えた作品が展示され、本フォーラムの参加者をはじめ多くの市民の方が訪れました。
開催あいさつ
主催者を代表してロンドン大学バークベック校のフランク・トレントマン(中央)に開会のごあいさつを頂きました。
発表 ―西条市産業振興課 日和佐 楓
講演テーマ:西条市のエネルギーの取り組み
発表 ―四国経済産業局 電源開発調整官 十鳥 薫 氏
講演テーマ:日本のエネルギーについて
発表 ― 一橋大学大学院経済学研究科 山下 英俊准教授
講演テーマ:地域を豊かにする再生可能エネルギー
発表 ―ロンドン大学バークベック校 フランク・トレントマン教授
講演テーマ:世界の視点から西条が学べるもの
発表 ―ロンドン大学バークベック校 新 広記博士
講演テーマ:歴史から家庭のエネルギーを考える
発表 ―西条高校生エネルギー系女子
講演テーマ:家電製品のOld&Newから見えてきたもの
当日の講演資料 [PDFファイル/2.57MB] 講演チラシ [PDFファイル/1.61MB]
アートコンテスト -電気とエネルギーの過去と未来-
西条市内の小中高生、34校491人の方に応募していただきました。
作品は展示室を中心に全ての作品を展示しました。
再生可能エネルギー、地球温暖化対策、省エネルギーなどさまざまな観点からエネルギーの未来を見据えた作品が並びます。
本フォーラム参加者をはじめ大勢の方が、学生たちの感性溢れる作品を鑑賞しました。
先生方と受賞者の記念撮影。入賞おめでとうございます!
電気自動車
西条市で公用車として使用していた電気自動車「日産ハイパーミニ」を入口に展示しました。
この電気自動車は、神奈川県の横浜みなとみらい21地区で電気自動車の利用をすすめる社会実験として使用されていたものを財団法人日本自動車研究所から譲り受けたものです。
西条市では、平成18年1月から24年3月までの約6年間、公用車として省エネルギーや地球温暖化防止に貢献してきました。