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西条市立小・中学校、幼稚園施設の耐震化状況・耐震改修計画を公表します

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年9月1日更新

 学校施設は、児童生徒などが一日の大半を過ごす学習・生活の場であるとともに、地域住民にとっては、災害発生時の避難場所となるなど、その安全性の確保は極めて重要です。

 将来、発生が心配されている大規模地震に備えるため、西条市では学校施設の耐震化に積極的に取り組んでいます。この状況・計画を公表することで、市民の皆さんに耐震化の重要性についてご理解いただき、今後も計画を進めていきたいと考えています。

西条市立小・中学校、幼稚園施設の耐震化状況

 平成30年7月1日現在、西条市内には、小学校26校・中学校10校・幼稚園4園の市立小中学校・幼稚園があり、建物(非木造で床面積200平方メートル以上または2階建て以上の建物の棟数)は130棟ですが、このうち新耐震基準(※1)設定前に建設された建物は63棟です。

 この63棟について、平成17年度に耐震化優先度調査(※2)を実施し、耐震診断・耐震化工事が急がれる順番を決定し(別添「西条市小中学校、幼稚園耐震化状況および耐震改修計画表」参照)、現在61棟について耐震化工事を完了し、未改修の建物は2棟となっています。

小中学校・幼稚園の耐震化状況(平成30年7月1日現在)

 学校数校舎・全棟棟数
(A)
耐震性あり未改修耐震化率
(B+C)/A
新耐震基準
(B)
改修済
(C)
小学校26全棟8138430100.0%
(うち校舎)5528270100.0%
中学校10全棟452617295.5%
(うち校舎)2916130100.0%
小計36全棟1266460298.4%
(うち校舎)8444400100.0%
幼稚園4全棟4310100.0%
(うち校舎)4310100.0%
合計40全棟1306761298.5%
(うち校舎)8847410

100.0%

 

耐震改修計画の進みぐあい

 耐震化優先度調査の結果、耐震化が緊急に必要とされる耐震化優先度ランク(1)(2)の22棟、および耐震化優先度ランク(3)(4)(5)の内13棟、合計35棟については、平成20年度から平成25年度の間に耐震改修工事を実施しました(平成11~16年度に5棟は改修済、別添「西条市小・中学校、幼稚園 耐震化状況および耐震改修計画表」参照)。

 平成27年度には建物9棟の耐震改修工事(燧洋幼稚園含む)を実施し、残りの建物5棟(耐震化優先度ランク(3)(4))についても、平成28年度以降、計画的に耐震化工事・改築を実施しています。

耐震改修工事の工法

 西条市では、RC造(鉄筋コンクリート造)の建物については、耐震改修工事をSRF工法(※3)により実施しています。この工法はベルト状のポリエステル繊維を包帯状に柱に巻きつけ、柱を補強することで大きな地震を受けても鉛直方向に潰れないようにする工法です。
 また、S造(鉄骨造)、RS造(鉄骨鉄筋コンクリート造)の建物については、ブレース(筋違)の設置や基礎の増し打ちなどにより耐震改修工事を実施します。

その他

 西条市では、RC造(鉄筋コンクリート造)の建物の耐震改修において、国が推奨するIs値(※4)に基づく耐震改修方法とは違う考え方で耐震改修を行っています。

 そのため、西条市がホームページに掲載している耐震改修率と、国が公表する耐震改修率は異なっていますが、西条市が行っている耐震改修工事の耐震性は確保されています。今後、西条市の耐震改修が国の公表する耐震改修率に反映されるよう検証していくこととしています。


【資料】

 ・西条市学校施設耐震化状況および耐震改修計画表 [PDFファイル/145KB]

用語解説

※1 新耐震基準

 建築基準法で定められた、建物の地震に対する構造の基準のことをいい、現行の基準(新耐震基準)は昭和56年6月1日に施行されました。この基準の建物は大規模地震(震度6強程度)に対して、構造体に損傷が生じても倒壊することなく、人命に被害が出ないようにすることを基本に設計されています。

※2 耐震化優先度調査

 学校の設置者がどの学校施設から耐震診断、耐震改修工事を実施すべきか、その優先度を検討することを目的として実施するもので、優先度の高いものから 1~5の5段階ランクに判定されます。

※3 SRF工法

 構造品質保証研究所が特許を持つ耐震改修工事の工法の一つ。ベルト状のポリエステル繊維を包帯状に柱に巻きつけ、柱を補強することで大きな地震を受けても鉛直方向に潰れないようにする工法で、包帯補強とも呼ばれています。
 詳しくは、構造品質保証研究所のホームページをご覧ください。

※4 Is値

 構造耐震指標。建物の耐震性能(地震に対する安全性)を数値化したもので、その値が大きいほど耐震性能が高いことを表しています。文部科学省では、補強後のIs値が0.7を超えることとしています。


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