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西条市の公民館施設の耐震化状況・耐震改修計画を公表します

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年3月7日更新

西条市の公民館は、地域住民が日々の学習や憩いの場として集う場であるとともに、災害発生時の指定緊急避難場所となるなど、初動対応から滞在場所としてその安全性の確保は極めて重要です。

将来、発生が心配されている大規模地震に備えるため、西条市ではこれまでに、学校施設の耐震化に積極的に取り組んでまいりました。
西条市立幼稚園および小・中学校の校舎等の耐震化がおおむね完了したことから、平成28年度より市民の身近な防災拠点の強化のため、引き続き公民館における耐震化に取り組んでいます。                          

この状況・計画を公表することで、市民の皆さんに耐震化の重要性についてご理解いただき、今後も計画を進めていきたいと考えています。

西条市の公民館の耐震化状況

現在、西条市内には、29公民館があり、建物(非木造で床面積200平方メートル以上または2階建て以上の建物の棟数)は26棟となっています。このうち新耐震基準(※1)設定前に建設された建物は、11棟ありますが、耐震診断を実施した結果、2棟については耐震化工事の必要性がないことが判明したため、耐震化を要する公民館の建物は、9棟です。

この9棟について、耐震化工事が急がれる順番を決定し、平成28年度から施工を始め、現在3棟について耐震化工事を完了(着手含む)し、未改修の建物は6棟となっています。

西条市の公民館の耐震化状況(平成29年3月1日現在)

公民館数

棟数(A)

耐震性あり 

新耐震基準または診断結果による(B)

耐震性あり

改修済(C)

未改修

耐震化率

(B+C)/A

公民館

29

26173676.9%
(注)棟数(A)における数値は、木造の公民館2棟および小規模の公民館1棟について、耐震化の対象とはならないため反映していません。

耐震改修計画の進捗状況

新耐震基準設定前の建物のうち、耐震化が緊急に必要とされる9棟について、平成28年度から耐震化優先度を定め、耐震改修工事を順次実施してます。

なお、平成28年度には3棟の耐震改修工事を実施し、残りの6棟についても、平成29年度以降、計画的に耐震化工事・改築を実施していきたいと考えています。

耐震改修工事の工法

西条市では、RC造(鉄筋コンクリート造)の建物については、耐震改修工事をSRF工法(※2)により実施しています。この工法はベルト状のポリエステル繊維を包帯状に柱に巻きつけ、柱を補強することで大きな地震を受けても鉛直方向に潰れないようにする工法です。

また、S造(鉄骨造)、RS造(鉄骨鉄筋コンクリート造)の建物については、ブレース(筋違)の設置や基礎の増し打ちなどにより耐震改修工事を実施します。

その他

西条市では、RC造(鉄筋コンクリート造)の建物の耐震改修において、国が推奨するIs値(※3)に基づく耐震改修方法とは違う考え方で耐震改修を行っています。

そのため、西条市がホームページに掲載している耐震改修率と、国が公表する耐震改修率は異なっていますが、西条市が行っている耐震改修工事の耐震性は確保されています。今後、西条市の耐震改修が国の公表する耐震改修率に反映されるよう検証していくこととしています。


【資料】

用語解説

※1 新耐震基準

建築基準法で定められた、建物の地震に対する構造の基準のことをいい、現行の基準(新耐震基準)は昭和56年6月1日に施行されました。この基準の建物は大規模地震(震度6強程度)に対して、構造体に損傷が生じても倒壊することなく、人命に被害が出ないようにすることを基本に設計されています。

※2 SRF工法

構造品質保証研究所が特許を持つ耐震改修工事の工法の一つ。ベルト状のポリエステル繊維を包帯状に柱に巻きつけ、柱を補強することで大きな地震を受けても鉛直方向に潰れないようにする工法で、包帯補強とも呼ばれています。

詳しくは、構造品質保証研究所のホームページをご覧ください。

※3 Is値

構造耐震指標。建物の耐震性能(地震に対する安全性)を数値化したもので、その値が大きいほど耐震性能が高いことを表しています。文部科学省では、補強後のIs値が0.7を超えることとしています。


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