本文
やめよう!「ながら運転」
運転中にスマートフォンやカーナビ等を注視・操作する「ながら運転」による交通事故が増加しており、大きな問題となっています。
平成30年中の携帯電話使用等に係る交通事故件数は、2,790件と過去5年間で約1.4倍に増加しており、その中でもカーナビ等を注視中の事故が多く発生しています。また、携帯電話等使用時の交通死亡事故率(死傷事故に占める死亡事故の割合)は、使用していない時と比較すると約2.1倍高くなるといわれています。
このように、「ながら運転」による交通死亡事故の割合が増加傾向にあることから道路交通法が改正され、令和元年12月1日から、携帯電話使用等に関する罰則が強化され、反則金の額や違反点数も引き上げられることとなりました。
運転しながらのスマートフォン、カーナビ等の注視・操作は、画面に意識が集中してしまい、周囲の危険を発見することができず、歩行者や他の車に衝突するなど、重大な交通事故につながる極めて危険な行為ですので、絶対にやめましょう。
携帯電話等の機器は、安全な場所に停車してから使うようにしましょう。