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自賠責保険・共済 切れていませんか?
自賠責保険・共済の仕組みを理解・認識しましょう
交通事故による死傷者数は年々減少傾向にあるものの、令和3年の事故発生件数は約31万件、死傷者数は約36万人と、国民の誰もが交通事故の被害者にも加害者にもなり得る極めて深刻な状況となっています。
自賠責保険・共済は、すべての自動車・バイク1台ごとに加入が義務づけられており、加害者の賠償責任を担保することで、被害者の基本的な賠償を保障する制度であり、被害者の救済を目的としています。
一人一人が、より一層自賠責制度の役割・重要性や、保険金・共済金の支払いの仕組みなどを十分に理解・認識することがとても大切です。
自賠責保険・共済なしでの運行は法令違反です!
自賠責保険・共済は、万一の自動車事故の際の基本的な対人賠償を目的として、「自動車損害賠償保障法」に基づき、原動機付自転車を含むすべての自動車に加入が義務づけられています。
未加入や有効期限切れの状態で対人事故を起こしてしまうと、全額の賠償金を支払うだけでなく罰則・罰金も負うことになります。
四輪車ももちろんですが、特に、車検制度のない250cc以下のバイク(原動機付自転車・軽二輪自動車)は、有効期限切れ、掛け忘れにご注意を!
自賠責の加入はどうすればできるの?
自賠責保険・共済は、各損害保険会社・共済協同組合・農業協同組合をはじめ、自動車・バイクの販売店や保険(共済)代理店でも、簡単な手続きで加入できます。
250cc以下のバイク(原付含む)なら、一部のコンビニや郵便局、インターネットでも加入できます。
詳しい内容は、自賠責保険(共済)ポータルサイトでご覧になれます。
電動キックスケーターにも自賠責が必要?
電動キックスケーターは、原動機付自転車等と同じ扱いになるため、運転するには自賠責保険・共済が必要です。
令和4年に道路交通法の改正が国会で成立し、電動キックスケーターは「特定小型原動機付自転車」という扱いに改正される予定ですが、自賠責加入義務は変わりません。
お問い合わせ
四国運輸局 愛媛運輸支局 輸送・監査部門
電話:089-956-1563