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マダニによる感染症にご注意!

ページID:0037897 更新日:2023年6月28日更新 印刷ページ表示
 マダニによる感染症が春季以降増加します。
 農作業やレジャーなどで野山、畑、草むらなどに入る場合は、マダニに咬まれないよう、十分注意しましょう。

マダニとは

  • 森林や草地などの屋外に生息する比較的大型(吸血前3~8mm、吸血後10~20mm)のダニです。食品や衣類などに発生する、家庭にいるダニとは全く種類が異なります。
  • シカ、イノシシ、野ウサギなどの野生動物が出没する場所に多く生息しています。飼い犬などがマダニを付けて持ち帰ることもあります。
  • 皮膚の柔らかいところ(わきの下、足の付け根、手首、膝の裏、胸の下、頭など)を探して咬みつきます。
  • 咬まれると、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)日本紅斑熱などの感染症になることがあります。

  キチマダニ​​ キチマダニ♂(左)、♀(右) (出典:愛媛県衛生環境研究所)​

 

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とは

  ≪潜伏期間≫

   ウイルスを保有しているマダニに咬まれて6日~2週間で症状が現れます。

  ≪主な症状≫

  • 主な症状は、発熱と消化器症状 ( 嘔吐、下痢、腹痛など ) ですが、重症化し、死亡することもあります。 ( 令和5年5月15日現在、県内ではSFTS患者は41人で、そのうち死亡11人 )
  • マダニの刺し口が見つからないこともあります。

マダニに咬まれないために

  • 防虫スプレー ( ディート含有)を肌の出る部分や襟、袖、裾などに噴霧。
  • 肌を出さないよう、長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴、帽子、手袋などを着用しましょう。
  • 地面に直接寝転んだり、腰を下ろしたりせず、敷物を敷きましょう。
  • 帰宅後は上着などを家の外で脱ぎ、すぐに入浴してマダニに咬まれていないか確認しましょう。
  • 飼い犬などの散歩後はブラッシングしてマダニがついていないか確認し、犬小屋などは清潔に保ちましょう。飼い犬などがマダニに咬まれないよう、獣医と相談のうえ、定期的にマダニ駆除剤を使用しましょう。

マダニに咬まれたら

  • マダニに咬まれても、痛みや痒みは少なく、気付かないこともあります。
  • マダニの多くは、皮膚にしっかり口器を突き刺し、長時間 ( 数日から長いもので10日間 ) 吸血します。吸血中のマダニに気づいたら、手でつぶしたり、無理に引き抜いたりせず、医療機関 で処置してください。
  • 飼い犬などに咬みついたマダニも素手で取り除かず、動物病院で取ってもらいましょう。
  • 野山に出かけた後に熱などの症状が出たときは、速やかに医療機関を受診してください。

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お問い合わせ

  • 愛媛県保健福祉部 健康衛生局 薬務衛生課

    電話:089-912-2395

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